箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

WJ09号 KHR 標的275『沢田綱吉 vs 白蘭』

2010-01-31 04:12:55 | 雑誌[J]
一対の翼を背に、そこから迸る無数の炎の軌跡に照らされ
禍々しい笑みを浮かべる白蘭が表紙の今号。
この羽は、炎の具現化ということなのでしょうか?
それとも有幻覚のようなものなのでしょうか。

さて本編。

ツナ:『ぐっ』
白蘭:『大丈夫ー?』

膝をつくツナと、それを見下ろす白蘭からスタートです。
GHOSTが、白蘭様にとっての炎収集装置だったと気付く桔梗。
『他人の炎を 触れることなく間接的に移動するなど』 『聞いたことがない!!』 と食い下がるディーノに白蘭は、
彼が他のパラレルワールドに存在したもう一人の自分だと笑顔で告げます。

白蘭:『彼は僕にはない炎を吸収するという特異体質である上に』
   『その炎エネルギーを僕と共有できるという素晴らしい才能を持っていてね』
   『ま それもこれも』 『結局 僕の才能なんだけどさ♪』

壮絶な笑みを浮かべる白蘭ですが

了平:『何を言っとるのだ…』
山本:『さっぱりだな』

この二人の反応に和みました(笑)。

骸:『一つ言えるとするなら』 『白蘭が 沢田綱吉をはぶく我々全員の』 『死ぬ気の炎を手にいれたとなれば』
  『その炎の総合量は』 『計りしれない』

どうやら骸も、了平と山本に噛み砕いて説明することはしないようです。
それが、彼自身の理解が追いついていないのか、彼ら二人に説明する時間を惜しんでいるのかは不明ですが。
それにしても、プロセスはどうあれ、今現在の白蘭の状況について事実を端的に説明するあたり
やはり彼は面倒見がよいのだなと思います。

ちなみに白蘭の羽は、高濃度の炎ということのようです。ただし。

白蘭:『あー』 『この翼はただの炎じゃないよ』 『象徴ね』
   『僕が人間を超えた存在であることの象徴』 『証明だよ♪』

ということは、自分でわざわざ炎で翼を形作っているということなのでしょうか?
…少し痛い気がしてきました…なんてことは胸に仕舞っておきましょう。

ディーノ:『何言ってる!!』
スクアーロ:『自分が神だとでもいいてぇのか!!』

相変わらず、スクアーロに肩を貸したままにディーノと借りているままのスクアーロ。

桔梗:『ハハン 神?』 『白蘭様は むしろ崇拝すべき悪魔』
白蘭:『エヘ』

あれだけの目にあっても、桔梗の白蘭に対する想いは変わらないのですね。
寧ろ、白蘭の恐ろしさを知っているからこそ、忠誠を誓っているのでしょうか。
桔梗の言葉に、満面の笑みを浮かべている白蘭からは、子供のような無邪気さが窺えます。

ツナ:『関係ない』

はるか上空の人影を見上げ、言葉を紡ぐツナに意識を向ける白蘭。

ツナ:『お前が何であろうと』 『どんな手段を使おうと』 『ここでぶちのめすだけだ』
白蘭:『その意気だよ 綱吉クン』 『せっかく闘いにきてあげたんだから』

ツナのボンゴレリングと白蘭のマーレリング、それぞれから発せられる炎が激しさを増します。

ベル:『うわっ やる気じゃん』
フラン:『空気がビリビリしますー』

ドウッと地を蹴ったツナは白蘭の体に連打を浴びせますが、白蘭は表情を崩すことすらなく
『くすぐったいよ 綱吉君』 とまで言います。
ビクともしないばかりか、まだリングの炎圧が上がっていくことに目を見張るツナに
『僕のペットと遊んできなよ』 と白蘭が出したのは匣兵器「白龍(しろりゅう)」でした。
「はくりゅう」だとラーメン屋さんかと思っていたところだなんて言ってませんよ言ってません。

ガオッと襲い掛かる龍に対し、とっさにボンゴレ匣を開匣するツナ。
『ナッツ』 の声と共に飛び出した瞬間、とっさにマントに形態変化し、
白龍の攻撃を防ぎます。
しかし、白龍の攻撃の凄まじさに、白龍が一旦引いた直後に元の姿でツナの肩に乗り、
息を荒げるナッツの消耗も激しいようです。。
『大丈夫か!?』 と声をかけるツナがよいですね。

白蘭:『龍の匣兵器なんてすごいでしょ?僕専用の1点物なんだ』
   『これでも かなり力を抑えたんだよ?』
ツナ:『!!』
白蘭:『次は 突き破るよ』

ぐっと構えるツナとナッツの元に、再び白龍が襲い掛かります。

ナッツ:『ガル!!』
ツナ:(挑発にのるなナッツ)

ナッツを諌めたツナの元に迫る白龍。直撃したかのように見えたそれは、
ツナが指先で触れると同時に零地点突破 初代(ファースト)エディションで凍らせたようです。
白龍の動きが止まった好機に、腕に抱えたナッツに声をかけるツナ。

ツナ:『いまだ ナッツ!!』 『形態変化 攻撃モード(カンビオ・フォルマ モード・アタッコ)!!』

"攻撃モード"があるということに驚くバジルや山本に説明をしたのはディーノでした。

ディーノ:『Ⅰ世(プリーモ)がその昔 全身の炎を拳に集中させた究極の一撃を放った時』
     『グローブの形態も変化したという』

ボンゴレの歴史にやたら詳しいキャバッローネファミリーのボスが居てくれて助かりまし…
何故そんなことまで御存知なのでしょう;
いくら懇意にしているとは言え、ボンゴレⅨ世に聞かされたとしても、リボーンに聞かされたとしても
問題大有りのような気がするのですが、些事なのでしょうか。

究極の一撃と聞き、X BURNERと同等の威力をもつツナのフルパワーの拳が繰り出されることを悟る
獄寺・山本・ラル。
彼らの目前で、ツナの右手のグローブがⅠ世のエンブレムが付いたものへと変化します。

Ⅰ世のガントレット(ミテーナ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)!!!

しかし、それを見た白蘭は余裕の表情です。

白蘭:『へえ 面白そうだ』 『これで綱吉君の実力がわかる』
ツナ:『!』 (よけないのか?)

避けられたら避けられたで困るのではなんてツッコんでは負けですか;
笑っている白蘭を、(ふざけやがって) と睨みつけるツナは、右手に巨大な炎を集め、
特大の一撃を放ちます。

ビックバンアクセル!!!

その炎の塊が目前に迫ったとき、目を閉じて『ん~~~』 と唸っていた白蘭が
『ハイッ♪』 と手を叩いたその瞬間。
白拍手という技が発動し、ツナの放った炎が一瞬でかき消されてしまいました。
衝撃のあまり声を失うボンゴレサイドに対し、白蘭は本当に楽しそうです。

白蘭:『ハハハッ』 『ボンゴレ匣』 『やぶれたり~♪』
ディーノ:『掌(しょう)の圧力で…』
スクアーロ:『かき消した…だと…!?』

今起きた出来事が信じられないディーノたちに対し、白拍手はどんな攻撃も絶対粉砕する無敵の防御技だと説明する白蘭。

白蘭:『どうだい綱吉君? いまだかつて これほど圧倒的な力の差を感じた戦いはないんじゃない?』
   『…怖いだろう?』

冷酷な目で、青褪めたツナへ視線をやった白蘭は、ここから攻撃へと転じます。

白蘭:『マフィアのボスといってもまだ中学生なんだもん』 『別に恥じることはないよ』
   『ここでちびったっていい』
ツナ:『がっ』

マーレリングに炎を灯し、ツナの元へと一気に迫った白蘭からの一撃を回避できず
まともにくらったツナは地面に叩きつけられます。

白蘭:『死んだって』
ツナ:『うっ』

グッと堪え、更に加速してくる白蘭をなんとか体を起こして捕捉しようとするツナですが、
彼が視線を上空にやったときには、既に白蘭はそこには居ませんでした。
四つん這い状態のツナの背後に降り立った白蘭の気配に驚くツナ。

ツナ:『!?』
白蘭:『いいんだよ♪』

背後からツナの首を、裸絞めでもするかのように潰す白蘭に、
衝撃に目を見開いたまま吐血するツナで以下次号!!

やはりというか、一方的な展開になってきました。
今のところ、白蘭に対する有効な攻略法が見付かりませんね。
方法があるとすれば、吸収した炎を枯渇させることでしょうか。
以前、コメントを戴いて思い出したのですが、白蘭と骸が対峙したときに
骸が「恐ろしい力」と評していた力のことも気になります。

それにしても、白蘭の7^3が目的とすれば、ここでボンゴレリングを奪うことも
あるのでしょうか。
その際には、ボンゴレ側の守護者6人の相手もすることになるでしょうが、
白蘭にとってはとるに足らない相手という意識なのかな。
仮に、白蘭がユニの元へたどり着いたとして、リング争奪戦のXANXUSと同じように、
7^3発動にはボンゴレリング・マーレリング・アルコバレーノのおしゃぶりに
認められなければいけない…ということはないのかなとか、色々考えます。

しかし何よりも、「ボンゴレは一つ」と豪語したXANXUS率いるヴァリアーや
ボンゴレⅩ世の守護者達には、ボスを守るという使命を早く思い出して欲しいです。

今回は、ディーノとスクアーロが妙に息が合っていましたのが印象的でした。
ギャラリーが圧倒的に多いので、なかなか全員を描くのは大変かと思いますが、
できるだけたくさんのキャラに登場してほしいと思います。

窮地に陥ったツナが気になるため、次号が待ち遠しくて堪りません。
とりあえず、守護者が守護者らしくボスを守る姿を見たいと思います。切実に。

なにはともあれ、次回も楽しみです!

WJ08号 KHR 標的274『炎の行方』

2010-01-24 19:32:33 | 雑誌[J]
吸収 対 吸収の勝負となったツナとGHOSTの激突からスタートの今号。
『あっ』 『あ゛あ゛あ゛!!!』 と苦悶の表情で叫び声を上げるGHOSTに対し、
ツナは『はああ!!』 と更にその威力を強めます。

互いが発動する吸収の力の大きさに、その場に居た全員にもまた、
吸い込まれそうになるほどの影響が発生していました。
遠く離れた地点に居るユニや京子・ハルたちにも目視できる程の
強大な炎の収束。ユニを中心にして、全員が固まって見ているのですが、
『なんかすごいことになってる!!』 という台詞があまりに的確過ぎて、
笑ったことは秘密です。

心配そうなユニの(沢田さん…)という言葉が聞こえたわけではなさそうですが、
くわっと目を見開いたツナの一押しにより、とうとうGHOSTからツナへ炎が流れていきます。
『ぼあ゛あ゛あ゛!!!』 と声を上げるGHOSTが、ブルーベルと同じように
みるみる内にミイラのようになっていき、やがて。
ズボッという音と共に、完全にその姿を消しました。

目の前の光景に驚く、骸とヒバリ、ディーノに桔梗。
呆然と見つめる彼らの目の前の空間に、体を回転させたツナがタンッと着地します。

フラン:『ほほー』
ベル:『GHOSTって炎の塊かよ』
獄寺:『さすが…』 『10代目!!』
ラル:『沢田…』
山本:『すげっ』

感心するヴァリアーに対し、嬉しそうな獄寺とラルと山本の表情が印象的です。
そして、いつのまにか松葉杖を持った了平が、『極限によくやったぞ!!沢田!!』
ツナのもとへと駆け寄ろうとしますが、

ツナ:『くるな』
了平:『なぬ!?』
獄寺:『え!?』

それを静かに押し留めたツナに、驚く了平と獄寺。

スクアーロ:『おかしい…』
ザンザス:『………………』
骸:『ええ』

なんとなくスクアーロの物言いの方が、彼らしくなくておかしいと感じたなんて
言ってませんよ言ってません。

ディーノが口にした、10年後組が感じていた違和感。それは、零地点突破改が
敵の炎を吸収し自分の炎に変換する技であるにもかかわらず、GHOSTの炎を吸収し
強大化するはずのツナの炎がほとんど変化していないということ。
真6弔花とボンゴレサイドの面々から奪った、とんでもない量の炎。
それがどこに行ったのか訝しむツナの耳に不意に飛び込んだのは
『いやあ すごいすごい!!』 という声。

はっとして見上げた中空にいたのはもちろん、白蘭でした。

白蘭:『GHOSTを倒しちゃうなんてさ♪』

ようやく姿を見せた白蘭に、桔梗はやはり嬉しそうですね。

白蘭:『そうそうたる顔ぶれで嬉しいなあ』
   『キャバッローネファミリーのボスに』 『ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアー』
   『門外顧問や骸君のお仲間に』 『ボンゴレの守護者達』
   『そして ボンゴレ10代目』
   『イタリアマフィア ボンゴレファミリーの主力メンバー勢揃いだ』

ツナとディーノ、そしてXANXUS以外の全員は、かなり息が上がっているようです。
そして逆蘭がわざわざ着替えてきた洋服は、背中がかなり開いているように見えますね。
T.M.Rを彷彿させますが…"ignited"か"HOT LIMIT"か…だったかな?(懐かしい)

上から見下ろしたまま、白蘭の話は続きます。

白蘭:『それにしても綱吉君』 『君は物好きだなあ』
ツナ:『!』
白蘭:『骸君にXANXUS君 かつて君の命を消そうとした者を従えてるなんて』 『正気の沙汰じゃない』

その言葉に思うところがあったのは、どちらかというと犬や千種、スクアーロのようですが

XANXUS:『おいカス』 『言っておくがオレは沢田に』 『従っちゃいねえ』

言葉と同時に強大な炎の攻撃を打ち出したXANXUS。白蘭の元に一直線に届いたその炎に
桔梗が思わず『白蘭様!!』 と声を上げますが、そこに骸が『クフフまったくだ』 と同調します。

骸:『僕の言動や行動を』 『額面通り受けとるのは』
  『無知な生娘か 愚かな少年だけかと思いましたが』 『まさかマフィアとひとくくりにされるとは』
  『心外です』

最後の言葉と共に、ヘルリングからの激しい攻撃を繰り出す骸。
それはXANXUSからの攻撃への追い討ちとなり、白蘭を襲います。
ところで。言動とは、「言葉と行い」を指す言葉だったと思うのですが
なぜわざわざ「行動」と言ったのでしょうか。なんてことは些事ですのね。
それよりも、「生娘」という言葉にツッコみたいです。

白蘭:『そっかー ゴメンゴメン』

バキャンという音がして、骸が繰り出した暗器の集合体の攻撃が打ち砕かれます。
現れた無傷の白蘭の姿に、流石のXANXUSと骸も驚きを隠せないようです。
どうでもよいですが、何故かこのコマのXANXUSは、少女漫画の1コマのように見えま(略)。

白蘭:『それにしても 君達 相当疲れているみたいだね』
   『なんだい?このヘナチョコ弾は』

GHOSTに死ぬ気の炎をほとんど吸われ、ガス欠だからムリもないと笑う白蘭に、
図星だからか黙ってしまうXANXUSと骸。と。
彼らの前に、彼らを庇うように静かに出された右手。

ツナ:『お前達はさがっていろ』 『こいつの相手はオレがする』

白蘭を睨み、右手で拳を握りそう宣言したツナを無言で見やるXANXUSとヒバリ、骸の胸中は
いまいち量れませんが、白蘭は一人楽しそうです。

白蘭:『アハハ』 『何で僕が今頃ここに寄ったかわかるかい綱吉君?』
   『やっと準備が出来たからさ♪僕の心と体のね』

体はわかりますが、心の準備も必要だったのでしょうか。
彼なりに、気合を入れている…といった感じは見受けられないのは
読みが浅いからかな?

ツナ:『オレはとっくに』 『できている』

言いながら高速移動で白蘭の背後をとったツナはそのまま回し蹴りを首辺りに叩き込みます。
もしかしたら、また顔を狙ったのでしょうか;
XANXUSやディーノが驚くほどの速さのまま、白蘭の頭を鷲掴みにして膝蹴りを喰らわせるツナは
割と容赦してないようですね。ひたすら顔狙ってそうなことは黙っておきます。

ラル:(いつのまにこれほど強く…)
骸:(これが過去から呼ばれ いくつもの戦いを経てこの「時代(みらい)」に鍛え上げられた沢田綱吉)

静かに戦いを見守る仲間達の前で、強大な炎を宿した拳で追撃する最中、
ガッという音に目を見開くツナ。
そこにあったのは、白蘭の右手の人差し指だけで、ツナの拳が止められている光景でした。

ラル:『!?』
スクアーロ:(止められたぁ!?)
ツナ:(何だこの力は!? ピクリとも動かない…!!)

険しい表情のツナに対し、あくまでにこやかな白蘭。

白蘭:『あれ どーしたの?』 『君の精一杯(フルパワー)はこんなもんかい?』
   『じゃあ僕の番だ♪』

マーレリングが光り、放たれた攻撃、『白指(しろゆび)』 は、ツナを軽々と吹き飛ばし
森の中へと叩き落しました。
人一人が落ちただけとはとても思えないほどの衝撃が辺りを襲い、桔梗ですら驚いています。
山本が『ツナ!!』 と案じているのがよいですね。

白蘭:『これくらいで まいってもらっちゃ困るよ』
   『まだGHOSTが吸収した炎の一割の力も使ってないんだから』

嬉しそうな白蘭。それとも楽しんでいるのでしょうか。
白蘭の言葉の真意が分からず、問い質すバジルたち。

白蘭:『んー?わかんないかなー』 『GHOSTは ここにいるみんなの炎を奪っただろ?』
   『その炎はぜーんぶ』 『僕の体の中にあるのさ♪』

背中から生えた一対の翼。そして、そこから溢れ出る圧倒的量の死ぬ気の炎。
心底楽しそうな白蘭と、その姿を睨むツナで以下次号!!

あっさりとGHOSTが退場してしまいましたが、白蘭 対 ボンゴレサイド全員の
戦いになっていくのでしょうか。
GHOSTが消えた今、匣兵器を出してもよさそうなものですが、
白蘭自身もGHOSTと同じ能力を持っているとすれば、結局は
対峙できるのはツナしかいないということになってしまいますね。

白蘭が繰り出す攻撃から、死ぬ気の炎を充填して戦うか、
それとも初代エディションで凍らせるのか。
今更ですが、ボンゴレリングが7つ揃ったときに新たなボスに授けられるという力は
ここでは登場しないのでしょうか。
川平のおじさんの登場も近いのかなどと、色々考えてしまいます。

4月からのアニメでは初代編が始まるということで、こちらも期待が膨らみます。

なにはともあれ、次回も楽しみです!


蛇足ですが、諸事情により、詳細に綴る時間を取ることが
難しくなりました。そのため、暫くは簡易感想にて参ります。
大変申し訳ないですが、御容赦ください。
時間が確保できた際には、詳細感想を綴りたいと思います。

WJ07号 KHR 標的273『吸収』

2010-01-18 01:03:08 | 雑誌[J]
諸事情により、簡易感想にて参ります。

白蘭とツナ、そしてリボーンが本誌の表紙を飾った今号ですが、
この三人の個別の構図は過去に見たことがある気がします。
特にツナは、スパナと共にメローネ基地内を移動していたときと
被っている感がありますね。気のせいかも知れませんが。

そして、<夢の対決部門>の結果発表を兼ねたCカラーでは
第1位となった『超ツナvsボンゴレⅠ世(プリーモ)』が
拳を交えています。
必死な顔をしたツナに対し、流石Ⅰ世は余裕のようです。
スーツ姿のⅠ世が、なんだか嬉しそうな楽しそうな顔なのが
印象的です。今まで勝手に冷静沈着なイメージを抱いていましたが、
案外好戦的な一面を持ち合わせていたのかなと想像が膨らみました。

第2位は、大人リボーンvs10年後ツナ。
第3位はヒバリvsディーノ
第4位はツナvs獄寺で、第5位がヒバリvs風でした。

意外だったのは、チェルベッロ機関vs沢田奈々が第7位、
ルッスーリアvsグロ・キシニアが第14位だったことでしょうか。
案外上位に食い込みましたね。

さて本編。

仲間のところへ行く覚悟を決め、超死ぬ気モードになったツナに
リボーンは用心するようにと、ユニは仲間を頼むと、言葉をかけます。
同じように、引き止めたい気持ちを必死に抑え『いってらっしゃい』
微笑む京子とハル、そして、その二人の気持ちがわかるからこその
ツナの表情が切ないです。
背中を向けたツナの『ユニを頼む』 という言葉に
『まかせとけ』 と答えるリボーンがまたよいですね。

一方、GHOSTの居る地点では、ザクロが餌食になってしまいました。
炎を吸われるため、匣兵器アニマルを匣に戻す中、
獄寺が桔梗にGHOSTに問いかけます。

獄寺:『おい桔梗!!』 『あいつは何者なんだ!!』
桔梗:『!!』
獄寺:『てめえ 味方だろーが!!』 『何でてめーまで襲われてんだ!!』

その言葉に思い出すのは、白蘭から聞いたGHOSTの正体。
それは、他のパラレルワールドにいた白蘭自身でした。

ただ、それは大失敗だったらしく、彼のいた世界を一つ潰してしまったそうです。
何とか届いた人間の形をした生き物らしき「彼」は、意志をもたず
あたりかまわず死ぬ気の炎を吸いつくすミュータントだったと。
そして、GHOSTの能力テストで沈めた地中海沖の戦艦3隻に乗っていた、
"善良なる"マフィア関係者が犠牲になったことが、彼が復讐者に捕らえられた
理由だそうです。

意志はなくとも白蘭の言うことは聞くのですね。
そういう風にインプットされているのでしょうか。

白蘭:『テストでさぁ 彼には愛すべき才能があることがわかったんだよ』 『それってつまり…』
   『僕の能力なんだけどね♪』

つまり白蘭は、GHOSTをテストすることで、自分でも気付いていなかった才能に
目覚めたということでしょうか。
その場では桔梗には明らかにされなかったGHOSTの才能。
それが、炎を吸いつくすことかと悟った桔梗ですが、
ならばなぜ真6弔花までをも巻き込むこのタイミングで投入されたかまでは
分からないようです。

実体攻撃はすりぬけ、炎だけどんどん吸収されるこの状況に
体力を奪われ息を乱すバジル、ベル、フラン。

レヴィ:『このままでは全滅だ!!いったん引くか!!』
獄寺:『ダメだ!!』 『あのヤローはまっすぐユニの元に向かってやがる!!』 『くい止めねーと!!』

この二人の掛け合いが見れるとは思いませんでした。
結構楽しいです。

そんな会話をしている最中、不意に了平と獄寺の元に触手が伸びてきます。
とっさのことに動けずにいた二人を襲うそれを防いだのは、
時雨金時を携えた山本でした。
ディーノと、彼に肩を借りたスクアーロ、そして草壁も合流し、
これでほぼ全員が集結したことになります。

傷だらけで登場したスクアーロに対し、ザクロが何故トドメを刺さなかったか疑問ではありますが、
生きていてよかったと思うので触れないことにします。

XANXUS:『おせーぞ』 『カスが!!』
スクアーロ:『……ぐっ…』 『すまねーなあ!!』

スクアーロがくることを疑わなかったようなXANXUSに頬が弛みましたが、
彼の息も上がっていることに少し驚きました。
「まってたのよー」というルッスーリアに対し、レヴィとベルが
本気でスクアーロの生存を残念がっているのが面白いです。

やがて、GHOSTの電撃が激しくなったことに「まずい!!」と警告を発する骸。
やはり彼が一番頼りになる気がします。

骸:彼はここへ いきなり現れた』 『まるで 瞬間移動(テレポテーション)でもしたかのように』
  『吸収した炎エネルギーを使い再び高飛びする可能性があります』

敵味方 全ての炎を吸収したGHOSTのエネルギーがハンパないはずだと
危機感を募らせる一同。とそこへ響いたのは力強い声。

『それはさせない!!』

思わず声のした方をみるXANXUS、獄寺、了平、ヒバリ、ラル。
その視線の先にいたのは、激しく炎を噴射させながら向かってくるツナでした。

山本:『!!』 『あれは』
獄寺:『オレ達のボス!!』
桔梗:『ボンゴレ…』 『Ⅹ世(デーチモ)』
骸:『沢田綱吉』

まだまだ距離があるというのに、炎がすわれていくことに静かに驚くツナ。
そしてスッと繰り出した構えはやはり、敵の炎を奪い取る「死ぬ気の零地点突破改」でした。

その構えのまま、GHOSTへ突っ込んでいくツナ。
吸収 対 吸収の技の激突。
ユニが異変を感じる中、GHOSTを囲む球体にツナが接触した直後に発生した
ドンッという大爆発で以下次号!!

今更なんですが、ツナは対炎製のスーツを着たままのほうが
よかったのではないでしょうか。
普段着だと燃えないのかなとか、余計な心配をしてしまいます。

白蘭のGHOSTに対する扱いについては、いくらパラレルワールドの存在とはいえ
自分自身すら道具と見ているのか、それとも意志がないことを割り切っているのか
判断しかねるところです。
それにしても、GHOSTを攻略することで、白蘭攻略もやりやすくなったりは
しないのでしょうか。
それとも、「GHOSTよりも強力」とか「それ以外にも能力がある」といった
付加価値がつくのでしょうか。

折角メンバーが揃ったことですし、やはり共闘する姿を見てみたいと思ってしまいます。
フランの開匣も、現在見れず仕舞いですしね。

なにはともあれ、次回も楽しみです!


余談ですが、黒子のバスケにとうとう木曜日担当のキャラ登場で
驚いていました。黒子にもよい影響を与えてくれそうで楽しみです。
そして、壁にぶち当たってそうとはいえ、普段の黒子らしい姿にほっとしていました。

WJ05-06号 KHR 標的272『GHOST』

2010-01-03 20:24:31 | 雑誌[J]
新年明けましておめでとうございます。
本年も本や音楽など、触れた作品に対する主観的感想を
気侭に綴って参りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

では、標記の感想に参ります。

ようやくその全貌を現したGHOSTからスタートの今号。
迸る電気のようなものを身に纏い、その代わりかどうかは分かりませんが
服は一切身に着けずに、ただ静かに戦場の中で歩を進めています。

了平:『あの巨人は何だ!?』
獄寺:『発光してんのか!?』

前号の時点ではよくわかりませんでしたが、GHOSTは「巨人」と表現されるほど
大きいようです。確かに、最初のページでの骸と比較すると、かなりの巨体ですね。

レヴィ:『白蘭!!』
骸:『いいえ 目の下のアザが左右逆です』
フラン:『言われてみれば――』

やはり骸が一番冷静で、状況把握能力に優れている感があります。
術士としての性質の成せる業でしょうか。

桔梗:『GHOST(ゴースト)………』
ブル-ベル:『アレが噂の…GHOST?』 『ヤ…ヤバくない…?』

呆然と呟く桔梗と、若干青褪めながら戸惑いの色を隠せないブルーベルに
XANXUSと骸も違和感を覚えてます。

XANXUS :(GHOST?)
骸:(…?味方までが動揺している…)

前号のラストの様子から、XANXUSはGHOSTのことを知っているのかと勘繰っていましたが、
どうやらそうではないようです。
しかし、GHOSTの右手の中指にあるマーレリングを見たレヴィが彼を敵と断じ、
ベルが『先手必勝♪』 とナイフでの攻撃を繰り出します。
それを見て焦る桔梗とブルーベルですが、ベルの放ったナイフはGHOSTの体をすり抜けてしまいました。
その現象に驚く一同。

桔梗:『!!』
了平:『通りぬけた!!』
ザクロ:『!!』
獄寺:『幻覚か!!』

XANXASさえも驚いています。
全員が動揺する中、目を伏せた骸は冷静にフランに問いかけます。

骸:『彼をどう見ますか?』 『おチビさん』
フラン:『ミーの勘では』 『幻覚ではありませんね――』
骸:『正解です』 『実在している』

じっと前を見据えて断言する骸は格好よいです。
それにしても、毎度のことながら、獄寺の言葉は否定されるためにあるような気がしてなりません。
最近は、「あらゆる可能性を考えるのが彼の仕事だから仕方ないか」と、前向きに
割り切るようになってしまいました。

骸の言葉を受けて、『ならば撃つべし!!』 と雷エイで攻撃をしかけるレヴィですが、
GHOSTの背後から放った SUPER・LEVI・VOLTA(スーペル・レヴィ・ボルタ) もまた
彼の体をすり抜け、地面へ穴を開けただけでした。

桔梗:(炎を受け流すだと? 聞いている話と違うが…一体)

珍しく表情の強張った桔梗。GHOSTの力を見極めるためか、傍観を決め込んでいる真6弔花とは異なり、
ボンゴレサイドは攻撃の対象をGHOSTへ完全にシフトしたようです。

バジル:『複合属性の炎なら効くかもしれません!!』
    『獄寺殿 笹川殿 今こそ匣(ボックス)コンビネーションです!!』

コントロールに難はあるものの、いまだのんびり歩いている対象になら
試してみる価値はあると、晴・嵐・雨の匣(ボックス)コンビネーションを発動する
バジル、獄寺、了平。
それぞれの匣から我流と瓜、アルフィンが飛び出し、アルフィンから伝えられた指令に従い
我流が背負っている大砲のようなものを発射します。アルフィンからも円形のものが発射され
それらが瓜の元へと集約されていきます。

瓜:『ニャアア!!!』

太炎嵐空牙 (タイエンランクウガ)

骸:『ほう』 『すさまじい合わせ技だ』
ベル:『すんげーの』
ザクロ:(この炎は…ハンパねぇぞ!!)
桔梗:(どうするのだ…?GHOST!!)

一際大きくなった体躯に、強大な炎を纏った瓜の姿に、骸や真6弔花までも驚いたようです。
突進していく瓜に気付いていないのか、見向きもせずに歩を進めるGHOST。そして。

ギョキャアア

GHOSTを中心として巨大な球が生じ、そこから炎が迸ります。

犬:『ぐあ!!』
了平:『当たったのか!?』
獄寺:『わからねえっ』
ザクロ:『ぬっ』 『様子がおかしい!!』
XANXUS:『!?』
桔梗:(炎が…なびく…) (まさか…始まったのか!?)

炎が晴れたとき、そこには何も変わらずに球の中心にいるGHOSTと
GHOSTを包み込む球からプスプスと焦げた状態で弾き飛ばされ、地面へと落下していく
瓜の姿がありました。

獄寺:『瓜ィイ!!!』
了平:『まて!!』 『何かくるぞ!!』

キュキュと音を立て、球から触手のようなものが無数に伸びてきます。
犬や千種が避ける中、目の前のルッスーリアが目隠しとなり
触手の動きが分からず避け切れなかったブルーベルの喉元に、触手の先端が
ビトンと張り付きます。
途端。一瞬の後に干物のようになってしまうブルーベル。
骨と皮だけになってしまった彼女の姿に驚く面々。

骸:『なにっ』
バジル:『味方を!!』
桔梗:(覚醒が…始まった!!)

キュキュキュキュキュと音を立てて、更に無数の触手を伸ばすGHOSTに、
雷エイも餌食になります。『カスがっ』 と叫んで放ったXANXUSの弾丸もまた、
GHOSTを包む球体へと吸い込まれてしまいました。

XANXUS:『!!』 (炎を吸収しただと!?)
ヒバリ:『!!』 『リングの炎が……』
ベル:『何もしてねーのにだだ漏れだぜ!!』 『これじゃ スタミナ全部もってかれちまう』
ルッスーリア:『リングはつけてちゃヤバイわ!!』 『匣兵器もだめ!!』 『炎が効かないのよ!!』

機敏な動きで避けながら叫ぶルッスーリアが楽しいです。
しかし、この状況に一番危機感を覚えていたのは、他の誰でもない、真6弔花でした。

ザクロ:(修羅開匣は 全身匣兵器ゆえに…… 体中から生命エネルギーたる炎が奪われていく!!)
    『バーロー これがGHOSTの覚醒かよ!!』 『こうなっちまったら敵も味方もねえ…』
    『全滅だ!!!』

炎を吸い取られながら叫ぶザクロは、ブルーベルに続いてGHOSTの餌食になってしまうのでしょ9うか。

場面変わり、骸の元へと急ぐクロームもまた、遠目からGHOSTの姿を認め立ち止まります。

クローム:『…何……』 『…あれ?』

そんな彼女の元へも伸ばされる触手。とっさのことで目の前に迫っても
身動きできずにいた彼女は、ぐいっと引っ張られなんとか難を逃れます。

骸:『ここは危険です』
クローム:『!!』 『…え…』

自分をぎゅっと抱きこんだ声の主を、そおっと見上げて確認するクロームに、
骸は優しく声をかけます。

骸:『よくここまで生き延びてきましたね』 『クローム…いや凪』
クローム:『…骸…』 『…様…』
骸:『おや?』 『怪我をしている』

M・Mに叩かれたときに切った口の端に目を止めて、クロームの顔に手をやり
そう告げた骸を見つめたクロームは、『…よかっ…』 『た…』 と呟いて
こてんと骸の腕の中で気を失ってしまいます。

骸:『おやおや こんな時に気を失うとは……』 『困った娘(こ)ですね…』

クロームの両肩を支えたまま座り込んだ骸の元に、またもや触手が襲い掛かりますが、
ベルそっくりの人形がそれを受け止めます。

フラン:『師匠の場合存在自体がスプラッタですから 気を失うのもムリないですー』
骸:『そのへらず口とふざけた匣兵器はおやめなさい』

骸とクロームを背後に庇うように立つフラン。
面白い匣兵器を所持していますね。そして、フランは骸と常に共にあるようなのがよいです。

フラン:『すんごい勢いで炎吸われてツライですー』 『師匠 オタスケー』
骸:『ふむ 問題はアレが何なのかです』 『ムクロウ… 形態変化』

げっそりしたフランに応えるように、ボンゴレリングを右手の中指につけ
さっそくその力を使用する骸。
D(デイモン)・スペードの魔レンズを発動させますが、クロームとは逆に右目に装着して見るようです。

骸:(これが 霧のボンゴレ匣… さあ GHOSTとやらの正体と弱点を暴いてもらおう…)

骸が魔レンズを通して見たGHOSTは、生物というより現象に近いそうです。

骸:(これでは…手が出せない…まさに幽霊(ゴースト)!!)
  (白蘭め… この切り札(ジョーカー)をつかい 何を企んでいる…)

一人正確に状況を把握した骸の、久々に敬語でない言葉が聞けたのが妙に感慨深いです。
そして、何かを企んでいる白蘭は、まだ先程の地点にいるようです。

白蘭:『さーてと』 『着替えよっかな♪』

言いながら、ミルフィオーレの隊服を脱いだ白蘭の背中には、
まるで一対の翼をもいだかような傷跡がありました。

『!!』 『ゴースト!?』 『炎を吸いとる真6弔花…?』

白蘭のいる地点の静けさとは裏腹に、ツナたちのいる地点も騒然としていました。

了平:『そーだ!奴にはリングの炎も匣兵器も通用しない!!』 『危険すぎる敵だ!!』
   『一刻も早くユニを連れて逃げろ!!』
ツナ:『!!』
フゥ太:『!!』

了平の言葉に、ショックを隠しきれないツナとフゥ太。

フゥ太:『リングも匣兵器も…』 『通用しないなんて…』
ツナ:(みんなが…死んじゃう!!) (でも…オレがここを離れるわけには…)

ぎゅっと目を瞑り、歯を食いしばったまま俯いたツナに、そっと声をかけたのはユニでした。

ユニ:『沢田さん』
ツナ:『?』
ユニ:『いってください』 『私には リボーンおじさまがついています』
ツナ:『ユニ!』 『……ありがとう』

穏やかな笑みを浮かべてそう告げるユニに、複雑な表情で礼を言うツナ。
しかし絶望的な状況の戦場へと向かおうとするツナに対して、フゥ太が食い下がります。

フゥ太:『でも そんなの無謀だよ!!』 『命を捨てにいくようなもんじゃないか!!』
ツナ:『…………』

フゥ太の心配が分かるからでしょうか、それとも、自分が行ってもどうしようもないと
一瞬でも思ったからでしょうか、ツナは困ったような怯んだような表情を浮かべ黙ってしまいます。
そんな弟子にリボーンが一言、『自分で決めろ』 と言います。
その言葉を受け、死ぬ気丸を口に含むツナ。

ツナ:『まってろ』 『みんな!』

超死ぬ気モードで前を見据え、額と握り締めた右の拳とに特大の炎を灯したツナの姿で以下次号!!

匣コンビネーションの存在が忘れられていないことに安心はしましたが、
本当の強さが分からない内に割とあっさり弾かれたことが残念です。
今回は、晴・嵐・雨のコンビネーションでしたが、今後他のコンビネーションが
出てくることもあるのでしょうか。

GHOSTを見たときにXANXUSが驚いたように見えましたが、今話を見る限り
単に新戦力が現れたことに驚いただけだったようですね。
ツナも参戦することになりそうですが、それすら白蘭の計算の内なのでしょうか。
この隙に、白蘭がユニの元へと現れることも考えられます。
白蘭がわざわざ着替えるのは、彼女の元へ向かうための準備でしょうか?

GHOSTが覚醒したときのあの触手のようなものは、ただ単に炎を吸収するだけなのか、
それをGHOSTの力にしているのかも気になるところです。
覚醒が終焉を迎えるきっかけや、骸が言った「現象」という言葉の真意も
明らかになって欲しいです。

次号はCカラーということですので、夢の対決の結果発表があるのかということも
期待が膨らみます。

なにはともあれ、次回も楽しみです!