箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

WJ13号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的182『沢田綱吉VSストゥラオ・モスカ』

2008-02-25 00:56:28 | 雑誌[J]
 今週は、タイトルどおり終始ツナと4体のモスカの戦いでした。
バトルメインということもあり、あまり詳細に書くこともないのでざっくり参ります。

作戦会議中、ラルが伝えたストゥラオ・モスカの対処法は『近付かないこと』。
動力の無人化に成功した体躯は前世代より大型化され、戦闘力も攻守ともに
ゴーラが比較にならぬほど強化されているという説明を、何故か笑顔で聞いているツナ。
それを不審に思ったラルに指摘されますが、

ツナ:『よ…よかったな…と思って…』
ラル:『?』
ツナ:『だって 人が乗ってないなら 壊しても誰も 死んだりしないでしょ?』

9代目が動力源にされていたゴーラ・モスカの事が頭にあるのだと思うと
かなり切なかったです。
反面、情け容赦なくボコる気満々なんだと思うとちょっと複雑です。

しかし、リボーンの『ラルの身体みて変な想像してたんだろ?』 というツッコミは
どこのおっちゃんかと思いましたが、それをツナと同じように赤い顔で
『リボーンさん!!』と嗜める獄寺にツッコミたかったです。

モスカとの戦闘をモニターし、相手が本物のボンゴレ10代目だと確信するスパナ。
水中の戦闘からツナだけ抜け出し、死ぬ気の零地点突破初代エディションで
水ごとモスカを氷付けにします。
初代エディションでは、Xグローブの紋章がIに変わると初めて知りました。
恐らくクローズアップしたのは今回初めてかと思います。

(このまま戦っていたら危なかった…) と一息つくツナ。
しかし、モスカは動力源である炎高炉(インゲニウム)が凍らなければ死なないそうです。
熱を放ち、氷を溶かして再活動を始めるモスカ。
攻撃のための炎がツナを襲います。しかし

ツナ:『こいつを待っていたぜ』

「死ぬ気の零地点突破 改」の構えを取るツナに、モスカの攻撃が襲い掛かったところで
以下次号!

不意をつかれたり息を荒げたりするときのツナが美人さんで嬉しい限りです。
作戦会議中の笑顔のツナも、むっとした表情のラルもよかったです。
スパナはペロペロキャンディが好きなようですが、どれだけストックがあるんでしょうね(←聞くな)。
次号で決着がつくのか、それとも別働隊にスポットが当たるのか、来週も楽しみです!

WJ12号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的181『囮』

2008-02-17 02:42:30 | 雑誌[J]
 小説第2弾とコミック18巻が発売されたその週に遠出をしてたお陰で
先週の感想がまだかけていない状態です。
そういえば、コミックにはまた書き下ろしページがありましたね。
台詞もちょこちょこと変わってました。毎回間違い探しが楽しくて仕方ないです。

というわけで、感想に参ります。後程、余裕があれば今までの分も
詳細に書きたいなと思いますが、最近の状況を見る限り、かなり微妙です;

さて本編。

ジンジャーの通報により、ミルフィオーレのアジトに響き渡る警報音。
ミッション遂行を急ぐツナ達の姿をモニター越しに見つめる入江正一は、
ボンゴレ側にハメられたと悟ります。
どうやらボンゴレ強襲隊との連絡が取れなかったようですが、
それがボンゴレアジトの電気施設を破壊したためという連絡を受けていたとのこと。
しかし、それ自体偽の情報だったのですね。

何故監視カメラに写らなかったのかとぼやく入江のもとに、アフロヘアの女性隊員からの
『カメラに偽景フィルターをつけられてっからね』という一言が入ります。

『ハーイ大将』
『アイリス!!』

かなりの顔馴染みなのですね、この二人は。
アイリスの説明によると、ツナたちが通ったルートには、いつもと変わらぬ光景が
映し出されるように偽景フィルターが設置されていたそうです。

入江:『アイリス おまえ 奴らの潜入に気付いていたのか!?』
アイリス:『いんや アタイが気付いてたのは異変だよ』

彼女は、格納庫での振動があったときの映像に欠けがあったことに気付いたそうです。
そして、異変に気付いたのはジンジャーやターバンオヤジもだと告げるアイリス。

と、ここで監視システムサーバーが破壊され、監視システムがダウンします。
慌てて監視システムサーバーのところへ誰かを向かわせようと人を探す入江正一へ、
ブラックスペルのBランクであるスパナという人物の名前が挙がります。
彼とモニター通信をし、状況と指示を告げる入江に、基地内の詳細な3Dマップを要求し、
メインルートにあるゲートを全て閉じるよう告げる彼は、モスカの最強のチューナーだそうです。

しかし、自分も技術畑出身だという入江正一ですが、
『この基地のマップなどくれてやっても 何も困りはしない…』
というブラックさはいつ育まれたのでしょう;

一方ツナサイド。
サーバーの破壊の次は主要施設の破壊に移ろうと言う山本に、
アルコバレーノの話を持ち出す獄寺。
修行が終わったときにリボーンに話を聞いたという山本は、この作戦が終わるまでは
話せないと告げます。それがリボーンとの約束だそうです。

『リボーンさんがそうおっしゃるのならしょうがねえか…』と
無理矢理自分を押し殺す獄寺を見るツナがよい感じです。

『そんじゃ行くかっ』と声をかけた山本に
『おまえ達だけで行け』と言う声があがります。

座り込んだままのラル。
『ジンジャーとの戦いで少しハシャギすぎた…』という彼女を
やはり座り込んで覗き込むツナが『体…つらいんだね』と声をかけますが
『いいから行け 足手まといになるのはゴメンだ…』と返すラル。
しかし、

『ダメだ!!!』

ツナ・獄寺・山本・了平全員の言葉に驚くラル。

獄寺:『ふざけてんじゃねーぞっ。これくらいのことは想定内なんだよ』
ツナ:『オレ達は作戦を成功させて誰一人欠けることなく帰るんだ!!』

二人の言葉に切なそうな表情を浮かべるラルですが、状況は待ってくれません。
メインルートのゲートの封鎖が開始されます。
どうやらこれも想定内のようで、ツナたちに焦りは見られません。

この場合、皆が次のポイントまで移動するまでの囮をラル・ミルチがやる予定だったようですが
自分がその役をやると言ったのはツナでした。

ツナ:『た…たしか囮役は機動力がいるんですよね……だったらおれが一番だと思うし…』
了平:『たしかにな……』
獄寺:『ですが10代目!!』
ツナ:『大丈夫。後でおち合おう獄寺君。ラルを頼むよ』
獄寺:『くっ10代目!!』

一瞬頭を抱えた獄寺は、次の瞬間ツナの両肩を掴み

獄寺:『何かあったら無線で呼んでください!!テレパシーでも!』
   『すぐにはせ参じます!!』
ツナ:『ありがと……』
   『イテテ!!テレパシーって』

目がバッテンなツナが可愛いです。て、どこのラブラブバカップルですかこの二人///
離れ難そうに、いつまでもツナの服を引っ張ってる獄寺がなんともいえません。

ツナたちの成長を目の当たりにし、遠くを見つめる目で感慨にふけるラルですが、
あの臆病なツナが、自ら劣り役を買って出るとは、ほんとに成長したものです。
でも、いくら適役とはいえボスが囮てどうなんですか;

場面変わり、細い用水路を高速で飛んで移動する4体のモスカ。
認識したのは、その前方に浮かぶ1つの人影。
それはもちろん、額と両手のグローブに死ぬ気の炎を纏った、超死ぬ気モードのツナ。
彼もまたモスカの姿を認めます。
笑みを浮かべた後、彼らの元へ真正面から突撃するツナで以下次号。

モスカも、白モスカと黒モスカがいるようですが、
この2体に能力差はあるのでしょうか。
にしても、ツナが実働部隊を一人離れるという展開は正直予想外でした。
予測不可能なのが楽しいです。

アニリボは、10年後編をやるようですが…キャラデザの時点で既に泣けます特に入江正一。
キャラデザがよさそうだと安心していたメインキャラでさえ現在あの体たらくなアニリボですよ
どうなってしまうのやら…。
しかも原作に追いついてオリジナル展開とかになりそうな感じがして、少し怖いです。

DSソフトも発売ラッシュです。3月にはすごろくゲームで、5月にはRPGだそうです。
原作だけでなく様々なメディアで熱いリボーン、これからも楽しみです!

WJ10号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的179『ラル・ミルチVSジンジャー・ブレッド』

2008-02-05 00:06:30 | 雑誌[J]
 表紙&巻頭カラーの今回。
扉のイラは、骸が思ったより目立ってますね。
ツナの髪の色は段々濃くなっている気がします;

詳細な感想はまた後日ということで、ざっくり感想のみ。

今週はラルとジンジャーの闘いが開始され、コロネロの死についての話、
そしてアルコバレーノ誕生のワンシーンが盛り込まれていました。
最初はコロネロではなくラルが『選ばれた7人』だったのですね。
どういう基準で選ばれた7人かは分かりませんが、
少なくとも彼らは元々大人で、何らかの呪いを受けてあの赤ん坊の姿に
させられたということらしいです。

…あれ?ツナ宅で誕生日を迎えたとき、リボーンはシャマルに取り上げられた満1歳児だった
気がするのですが、それには触れちゃダメなのでしょうか(←聞くな)。

コロネロは、ラルを庇って呪いを受け、バイパーを庇って亡くなったそうです。
その後バイパーが自殺したというのがまた切ないです;
にしても、ぷにぷにほっぺの赤ちゃん姿のラルとコロネロはとても可愛いですね!

小説第2弾と、コミック18巻も発売。
3月には、DSのゲームも出るということで、まだまだ楽しみがいっぱいです。