箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

レイトン教授と不思議な町

2007-03-31 23:51:25 | その他
■公式ページ → レイトン教授と不思議な町

リボーンの感想がまとまる前に日付が変わりそうなので(←またか)、先にこちらをご紹介。

『ドラゴンクエスト8』のレベルファイブのニンテンドーDS用ソフト。
『頭の体操』の著者である多湖輝氏が監修した、いわゆる頭の体操ゲームだが、
謎解きが好きな考古学者・レイトン教授と助手のルーク少年が、
大富豪の遺産をめぐる謎解きに挑戦するミステリーシリーズ3部作の第一弾

とのことで、ストーリー仕立てになっているのが面白い。
といいつつ、実は未プレイ;(ぉ

公式ページに体験版があるが、アニメーションのクオリティも高いし音楽もよかった。
50万セールス突破とかで、今日いくつか店を回ったがどこも品切れ中でがっかりした。
ネットショップでは残っているところもあるようだが、どうやら4月上旬に
重版される模様。その頃には是非とも入手したい。

しかし、TVCMでみて面白そうとネットで検索したときに、『レントン先生』でググって失敗し、
「『レイトン先生』か!」と再度ググって失敗した…なんてことは、
恥ずかしくて人様に言えない…(←手遅れ)

黒執事 [1] : 枢やな

2007-03-26 23:40:11 | 漫画[少年]
月刊Gファンタジーにて連載中

英国の名門貴族・ファントムハイヴ家の若き執事、セバスチャンは、
知識・教養・品位・料理・武術などすべてにおいて完璧な存在。
12歳の若き当主、シエルに仕える彼と、すっとぼけた4人の使用人のお話。

RustBlaster(ラストブラスター) の作者による執事漫画。
絵は綺麗なのだが、やはりオッサンは描き慣れていない印象を受ける。
4人の使用人は、ドジばかりで笑いを誘うが、名門貴族がなんであんな人たちを雇ってるんだろ…(←聞くな)

最初の方は、他の使用人がしでかした失敗の後始末に、ありとあらゆる知識と機転を駆使しつつ
奔走するセバスチャンに惚れ惚れしていたが、ここから既に彼がただの執事ではないということを
匂わせていた。
でも、まさか、「私はあくまで執事ですよ」という言葉が伏線になっていたとは…;

シエルの婚約者であるエリザベスが登場する話での、シエルとセバスチャンの関係が一番好きだ。
ワルツの練習をするシーンや寝る前のシーンは、この二人の絶対の関係が垣間見える。
さらわれたシエルが電話越しに「わんっ」と言うのを聞いて、「かしこまりました。すぐにお迎えにあがります。」と言うのもよかった。

お気に入りの台詞は
「1曲お相手願えますか?ご主人様(マイロード)」
「坊ちゃん、おねだりの仕方は教えたでしょう?」


にしても、あの人、デザートを預けた途端、全力(?)疾走どころか爆走したんだろうか…。
そう思ったら、ちょっと笑える。

電子ロボストラップ

2007-03-24 23:55:07 | その他
【楽天市場】電子ロボストラップ グローブ:ケータイ屋24 楽天市場店

リボーンの感想をまとめてる最中だが、日付が変わりそうなので;
先ずはこちらを。

本物の電子部品を利用して作られた人形のストラップ。
以前紹介した『ボルタ』と系統は似てるかな。
全5種類。どれも見事に組み合わされていて、とても可愛い。


escape : いとうかなこ

2007-03-21 23:02:31 | 音楽
Higurashi no Naku Koro ni - escape (HIMEKA ver.)

PS2「ひぐらしのなく頃に 罪滅ぼし編」ED。
「ひぐらしのなく頃に」は同人ソフトすらプレイしたことがないので、
実はゲームの曲だとは知らなかったのだが、店頭で流れていたときに思わず引き寄せられた。
試聴で挙げたのは、いとうかなこ氏の歌声ではないのだが、1曲丸々聴けるのでまぁよいかと(ぉ。

アップテンポな曲調と、いとうかなこ氏の力強い歌声が織り成す世界は
ほんとにかっこよい。歌詞も大好きな1曲。

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 暗闇に閉ざされた 虚ろな夢に
 気持ちごと溶けてゆく 麻酔みたいに
 
 「サヨナラ」も言えなくて 走る、走る、逃亡者
 悪夢に身を委ねて
 だけど今 あの声が 急に恋しくなるから
 Let's play a game without the end.
 
 降りしきる雨に打たれながら 僕は振り返った
 そこには仲間が居て 温もりをくれた
 言葉より未来を信じて 僅かな光の線 鮮やかな…
 
 誰一人 信じられず 回る、回る、逃亡者
 人ごみ避けるように
 だけどまだ あの時の 涙の意味は知ってる
 Let's play a game without the end.
 
 ありふれたあの日、あの景色に 僕は帰るから
 約束は出来ないけど きっと―――
 
 降りしきる雨に打たれながら 僕は振り返った
 そこには仲間が居て 温もりをくれた
 言葉より未来を信じて 僅かな光の線 鮮やかな…
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Biancaneve bruno ~白雪姫と八人の小人~ : 仙台エリ

2007-03-20 23:59:59 | 音楽
Gunslinger Girl Image Album ポカフェリ制作週記 銃ト少女ノぽかぽか日和

 ぬいぐるみ好きなお姉さん的存在であるトリエラの曲。
ポカフェリの中で一番ポップで明るい曲調で、あまりダークな面がでてないのが特徴かな。
前向きに生きようとする彼女の強さが伝わってくる。

最初の入りこそ静かでゆったりとしているが、全体的にアップテンポでノリのよい曲。
なにより、声優に一番惹かれた。
「絶対に許さない!」とか「大丈夫、私は今日も頑張るよ!」の部分の声といい
喋り方と言い、とてもかっこよい。
『褐色の白雪姫』という呼び名も(矛盾しているんだけど)好きだな。

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 少女は走る 仮初めの現在を
 少女は走る 不条理な世界を
 
 泣いたり走ったりして成長することも
 あるのだろうと──念じて走った……
 
 少女は笑う 束の間の現在を
 少女は笑う 無慈悲な世界を
 
 紅茶とケーキには幸せの魔法が
 かかっていると──信じて笑った……
 
 嗚呼…《義体》(わたし)は戦う為 生かされているのだ
 嗚呼…如何なる理由であれ 《敗北》(まけること)は《許容》(ゆる)されない
 
 瞳を背けようとすればする程 その《恐怖》(やみ)は広がる
 《脆弱い》(よわい)自分に負けぬよう もっと強くなりたい
 
 「私はどうすれば良い?」 ぬいぐるみに語りかけても
 声色を変えた返事を待っても 答えを出すのはいつも自分だ
 ──『褐色の白雪姫』は戦うお姫様……
 
 「答えはもう決まっているのだ」
 
 《兄妹》(Fratello)で愛を語らう言葉は持たない 優しさは時に鋭い刃物
 不器用な者が触れ合えば 傷つけ合うこともあるけど
 大切な人は両手で抱きしめよう……
 
 「大丈夫、私は今日も頑張るよ!」
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La principessa del regno del sole : 三橋加奈子

2007-03-19 23:40:58 | 音楽
Gunslinger Girl Image Album ポカフェリ制作週記 銃ト少女ノぽかぽか日和

タイトルに入りきらなかったが、日本語タイトルは「~無邪気なお姫様~」。
生まれつき障害があり、四肢を動かすことの出来なかった少女リコ(lico)。
そのせいで不仲になっていた両親は、医師の勧めに従い彼女を社会福祉公社へと
預ける(?)ことにする。

自由に動かせる義体を手に入れたリコは、暗殺などの仕事に従事しながらも
満喫した毎日を送っているという歌。
試聴では「エミリオーーっっ」と叫びたくなる部分がピックアップされているのが嬉しい(泣笑)。
仲良くなった人間すら目撃者となったのなら消すという非情さを、
そうは思わない彼女の悲しさが感じられるな。

タイトル通り、あらゆる面で彼女無邪気さが伝わってくる曲。
最初の方は台詞が多くて、歌うにはちょっと邪魔かもという気がするが、
「政治家の~」の部分から「この恐怖が解りますか?」までの流れは大好きだ。

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 政治家の暗殺 現場の下見
 逃走経路の確認 それも仕事の内

 裏口で出会った 少年は名乗った
 彼の名はエミリオ とてもよくしゃべる

 私は嘘を吐いてはいないけど 彼を騙しているのだろうか
 アマーティの《ヴァイオリン》だと彼が勘違いしたのは《銃》
 ──それが私の仕事道具だ……

 「もし仕事中誰かに姿を見られたら…必ず殺せ」
 ──とジャンさんは言った……
 仕事が終わり 部屋を出たところで エミリオに出会った
 「ええと…こんな時何て言うんだっけな…ああそうか…ごめんね」

 「朝目が覚める度、いちばん気になることがある。
 それは、今日も自分の体がちゃんと存在するかということ……」

 良かった ← 動く → 『自由な体』 → 素晴らしいことだ
 四肢を失う夢を見て 泣きながら起きる この恐怖が解りますか?

 「自由な体。優しい人達。楽しい毎日。
  社会福祉公社、私はここでの生活をとても気に入っている…」
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家庭教師ヒットマン REBORN![14] : 天野 明

2007-03-18 19:06:03 | 漫画[少年]
恒例(?)本誌掲載時と異なる部分のピックアップ。
台詞と、ぱっと見修正されていると分かる部分を列挙してみた。間違い探しレベルのはムリ;
本誌の標的117~119は今手元にないので、もっとあるかもしれないな。

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■標的117

○骸:『心配無用』『……というべきですかね』 → 『心配無用』『……といっておきましょう』

○ツナ:(そうだ……骸は今 寒くて暗い……) → (そうだ……骸は今 寒くて真っ暗な……)

○リボーン:『お前は骸のやったことを忘れちゃならねーんだぞ』 → 『お前は骸のやったことを 忘れちゃならねーんだ』

○チェルベッロ:『明日の争奪戦は守護者対決最後のカード』 → 『明日はいよいよ争奪戦守護者対決最後のカード』

○獄寺:『いよいよヒバリの出番だな』 → 『ヒバリの出番だな』


■標的118

○ディーノ:『そか… しっかしおもしれーもんでファミリーってのは思考が似てくんだよな』
      『こいつらもさっき来てな。同じこと聞きにきたぜ』
     →『そか… そりゃあ恭弥が負けたら全部終わっちまうんだし心配だよな』
      『こいつらも心配なのか暇なのか。同じこと聞きにきたぜ』

○ディーノ:『そんで全員が恭弥のことを聞いて安心して寝ちまった』 → 『そんで安心したのか寝ちまいやがった』
 ツナ:『え…じゃ…じゃあ…』
 ディーノ:『完ペキに仕上がってるぜ』 → 『恭弥は完ペキに仕上がってるぜ』

○リボーン:『もしもの時どーすんだ?おまえがファミリーの危機を救うんだぞ』
      → 『最終決戦だからこそだぞ。おまえ もしもの時どーすんだ?』

○リボーン:『オレは本気だ』
 ツナ:『え……リボーン…』 → 『え……?リボーン…』


■標的119

○ツナ:『みんな…きっとボロボロでもう戦えないんだ…』 『こんなこと…考えたくないけど…』
   →『だって…リボーンのいうとおりだよ…』 『こんなこと…考えたくないけど……』

○チェルベッロ:『雲のリング ゴーラ・モスカVS雲雀恭弥』 → 『雲のリング ゴーラ・モスカVS.雲雀恭弥』


■標的120

○ベル:『まてよムッツリ』
 レヴィ:『ム!!?』 → 『ムッツリ!?』

○ベル:『なんかたくらんでんだよ うちのボスは』 → 『なんか企んでるぜ うちのボスは』

○了平:『メチャクチャだあ!!』 → 『無差別攻撃ではないか!』


■標的121

○バジル:『リボーンさん!これは…!?』 → 『一体どーなっているんだ!?』

○リボーン:『暴走しちまってんのか?』 『あの動きは人間じゃねーな』
     →『あの動きは人間じゃねーな』 『暴走しちまってんのか?』


■標的122

○バジル:『そんな…うそだ……!!』 → 『そんな…なぜここに!?』

○ツナ:『なんで……モスカから!?』 → 『……え?なんで……モスカ……から!?』

○ツナ:『ど…どーして!?』
 XANXUS:『やってくれたな もどき』 → 『どーしてじゃ ねーだろ!』

○9代目:『すまない…こうなったのはすべてわしの弱さゆえ…わしの弱さが……』
    →『すまない…こうなったのはすべて私の弱さゆえ…私の弱さが……』

○9代目:『だからこそ私は君を……ボンゴレ10代目に選んだ!』
    →『だからこそ私は君を……ボンゴレ10代目に選んだ……』

○ツナ:(オレ…この人を知ってる…!!)の次のコマから、涙が大量に加筆。

○XANXUS:『許さんぞ!!』 → 『よくも9代目を!!!』

○XANXUS:『9代目へのこの仕打ちは実子であるXANXUSへの
      そして崇高なるボンゴレの精神に対する挑戦以外の何ものでもない』
    →『9代目へのこの卑劣な仕打ちは実子であるXANXUSへの
      そして崇高なるボンゴレの精神に対する挑戦と受けとった!!』

○XANXUS:『父の胸の焼き傷が動かぬ証拠!!……よってリング争奪戦の結果を無効とし』
     『貴様を殺し 9代目の仇を討つ!!』
    →『しらばっくれんな!9代目の胸の焼き傷が動かぬ証拠だ!!ボス殺しの前にはリング争奪戦など無意味。
      オレはボスであるわが父のため そしてボンゴレの未来のために』
     『貴様を殺し 仇を討つ!!』

○リボーン:『リング争奪戦に勝ち次期ボスになったとしても』
     →『ただリング争奪戦に勝ち次期ボスになったとしても』

○リボーン:『ああ リング争奪戦は…』
      『XANXUSがボンゴレの全てを手に入れるために仕組んだショーだったんだ』
     →『ああ 仕掛けられた罠だったんだ』
      『事故であろうとモスカがツナの守護者を殺れば 遅かれ早かれ必ずツナが倒しに来ると読んでたんだろう』

○ツナ:最後のページ。『そのリングは返してもらう』 のコマとXANXUSのコマが入れ替わっている。


■標的123

○XANXUS:『根絶やせ』 → 『反逆者どもを根絶やせ』

○チェルベッロ:『お待ち下さい』 → 『お待ち下さい!』


■標的124

○バジル:(沢田どのの非凡な平凡さに気づいているんだ…)
    →(沢田殿の非凡な平凡さに気付いているんだ…)


■標的125

○ツナ:『リングと守護者を懸ける…?』 → 『リングと守護者の命を懸ける…?』

○ベル:『こいつら殺されずにすんで饒舌になってやんの』 → 『つかまったけど殺されずにすんで饒舌になってやんの』

○チェルベッロ:『広大なフィールドでの戦いを観戦できるよう観覧席と各所に大型ディスプレイ』
        『そして守護者の皆様にはモニター付きリストバンドを用意しました』
       →『広大なフィールドでの戦いを観戦できるよう観覧席と各所に小型カメラと大型ディスプレイ』
        『そして守護者の皆様にはカメラ搭載型モニター付きリストバンドを用意しました』

○ツナ:『わかってる』 『とっととこいつを片付ける』
   →『わかってる……』 『先にこいつを片付ける』
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おお、かなりの量だな…。
これだけ変更されているにも関わらず、「デクの坊」は「デクの棒」なんだ;_| ̄|○|||
リボーンはいつも単行本化に当たり修正が入るが、今回は特に多かった気がする。
特にXANXUS。

巻末アジトでは、スクアーロとルッスーリアのやりとりや、犬の凹みっぷりに笑ったが、
「ツナ」が「ツマ」になっていたり、ディーノの言葉が「ムチをどーやって持つかなだな」と
微妙におかしかったとこも楽しめた(ぉ。

ポカフェリ試聴サイト

2007-03-14 23:59:59 | Webサイト
Gunslinger Girl Image Album ポカフェリ制作週記 銃ト少女ノぽかぽか日和

2005年の11月~12月に連載された、『poca felicita』の制作話、そして試聴が載っているサイト。
1年半近く経つのに、未だに試聴できるのが嬉しい。

また、Revo氏の作品にかけた想いや声優のちょっとした裏話が聞ける(?)のも嬉しい。
折角だから、ここに載っている順番でレビューを書こうかな。

Lui si chiama... ~私の大切な人…彼の名は…~ : 南里侑香

2007-03-13 23:04:17 | 音楽
■GUNSLINGER GIRL Image Album『poca felicita』

同名の同人誌『GUNSLINGER GIRL』のイメージアルバム。
現在は商業誌で連載があっているらしいが、実は未読。
だが、手掛けたのがSoundHorizonの領主様、Revo氏ということで気になっていた作品ではある。

イメージアルバムということもあり、初期のSoundHorizonの物語性の強さが出ていると思う。
曲調はどれもかっこよく、収録されている曲はどれもお気に入り。

この曲は、3トラック目に収録されている、ヘンリエッタというキャラの歌。
「凄い力持ちで~」の歌詞を見たときは正直吹いた;
でも『GUNSLINGER GIRL』の背景を知ると、なるほどなと思う。

ちなみに、この「凄い力持ちで~」の部分からラストに向けての曲調がテンポよくて大好きだ。

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 「体が機械の女の子って普通ですか?」

 凄い力持ちで 素手で人を殺せるんです
 赤い血は出るけれど すぐに痛みなんて消えちゃうんです
 義体の私が ジョゼさんの お役に立つには 普通の
 ──嗚呼…普通の女の子じゃ駄目なんですよ……

 ねぇジョゼさん 私は貴方の可愛い妹になれますか?
 ──どんなに想っても……
 ねぇジョゼさん 誰かの代わりでも貴方の特別になれますか?
 ──どんなに願っても……

 ララ♪ 私は知ってるんです
 頭を撫でてくれる手の温もりを
 ララ♪ 私は待ってるんです
 優しく微笑みかけてくれる眼差しを

 嗚呼…愛って何ですか?
 嗚呼…愛って何ですか?

 揺らめく『焔』は色を変えながら
 最期に向かって 嗚呼…燃え続ける……
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魔砲使い黒姫 [12] : 片倉・狼組・政憲

2007-03-07 23:47:18 | 漫画[少年]
月刊少年ジャンプにて連載中。

引き続き過去での話。
死神ダーク・レイの誕生、そして鬼丸の伝説の発祥(笑)が語られた。
慈愛に満ちていた零がいない今、黒姫が時に憎まれ役となり愛を振り撒いている。
人格者としての立場を一気に確立していると思う。

そして、幼いレイに訪れる異変。
それがどう零に繋がっていくのかが楽しみ。
正直、魔砲によるバトルは毎回同じような感じがしてあまり燃えないので、
今回は楽しめる部分が少なかった。
テンポよく進んでいるとも言えるかもしれないが、「どうせ勝つだろう」という先入観が働くからか、バトル描写はもっと少なくてもよいのではないかと思えてしまう。

最後に登場した、死神としての零はかなり大人っぽくなっていた。
彼が出てきただけでテンションがあがる自分に驚いたことは内緒です。