箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

Gemeinschaft - ゲイマンシャフト[5] : 佐伯弥四郎

2007-09-05 23:58:57 | 漫画[少年]
月刊ZERO-SUMにて連載。(終了)

佐伯氏の初コミックス作品の最終巻。
月刊誌のコミックスは発刊ペースが週刊誌のに比べて遅いので、
前巻の内容を覚えてなかったりすることは秘密です。

最後だけあって、いろいろな謎や設定が明かされた巻でした。
というか、今まであまり気に留めてなかった部分が、この作品の根底に関わる設定だったのには
驚きました。まさか祖父が父だとは…!!
翠子さんのまさかまさかの正体にも驚きました。
そして、シスター・オルセンの見事な脚力には吹きました。

ブラッドとトムの出会いや、幼き日のブラッド、ラース、キャットの情景が見れて嬉しかったです。
一貫して、突き抜ける笑いが満ち溢れた作品でした。
最後はまぁ、らしい終わり方だったと思います。
佐伯氏の次の作品も期待したいと思います。
# 現在『ZERO-SUM』を購読していないので分かりませんが、もしかしたら
  新連載されているかもですね。