私服を身に纏った白蘭が表紙の今号は、タイトルにまず驚きました
こんなにあからさまに「最期」を宣言されるのはあまりないことですし、
何より、幻騎士にとっては対ボンゴレ戦にて二度目の敗北ですから、
切られてもおかしくないという状況が、嫌な予感を増幅させます。
さて本編。
前号で幻騎士を撃破した山本。
「ギイヤアアア」という声をあげた後、幻騎士はヘルリングによる
戦力倍増効果を失いながら地上へと落下します。
それを見ながら、(やったぜ オヤジ) と心の中で呼びかける山本には、
以前スクアーロに語ったとおり、時雨蒼燕流に対する想いが感じられます。
了平:『おお!!』
ブルーベル:『あーらら』
ディーノ:『やったな』
リボーン:『山本も 確実にメローネ基地ん時より』 『パワーアップしてるな』
嬉しそうな了平とディーノ、そしてリボーン。
ブルーベルはちょっと呆れ顔ですが、何故か白蘭までもが笑顔です。
山本:『ヒュ~』 『おつかれ 小次郎』
とても嬉しそうに山本は、満面の笑みを浮かべています。
小刀三本の炎力で宙に浮きつつ、時雨金時を竹刀に戻し、小次郎が自由に空を飛びます。
匣に戻された次郎への労いの言葉がないのが寂しいですが、実際の戦闘には
小刀三本は常に推進力に使うため、次郎のサポートが必要ないという事実を
突きつけられそうなので黙っておきます。
ツナ:『山本…勝ったんだね!』
獄寺:『へっ』
超死ぬ気モードから戻り、ちゃんとヘルメットを装着してバイクで移動中のツナと、
待機中の獄寺…は何かを咥えてますが何なのでしょう?
ツナもとても嬉しそうです。
と、不意に聞こえる『なぜだ』の声。
幻騎士:『ボンゴレといい 貴様といい…』 『なぜ トドメをささない……』
山本:『オレ達は 人殺しじゃねーからな』
ツナ:(山本!)
スクアーロ:(ったくあのカス!!)
地面に落下したときのまま、体をうつ伏せにした状態で顔だけを横向きにし
そう告げた山本に、ツナはまた嬉しそうですし、スクアーロは呆れているようです。
その言葉を聞き、暫く無言だった幻騎士ですが、
幻騎士:『後悔するな…』 『オレは白蘭様のために いずれ必ず目的は遂行する』
白蘭:『さすが♪』
山本:『ああ』 『望むところだ』
そこへ、飛びながら移動している桔梗が語りかけます。
桔梗:『強運ですね 幻騎士…』 『我々は ミルフィオーレ一の剣士を失うところでした』
幻騎士:『!』 『桔梗か…』
桔梗:『あなたの話は聞いています』 『ミルフィオーレ結成の立役者であり 白蘭様の陰の右腕』
『あらゆる隠密作戦を成功させ』 『今回のような重要な戦いには必ず最前線に召集される
白蘭様がもっとも頼りにする男…』
幻騎士は、「陰の右腕」と称されていたのですね。
それだけ忠義に厚く、強さも兼ね備えた存在だったということが伺えますが、
先週までの幻騎士と今のこの桔梗の持ち上げっぷりは、なんだか恐ろしいです。
それにしても、猿として桔梗と話していたときとはまた口調が異なりますね。
どこまで「猿」を演じきっていたんでしょう彼は;
幻騎士:『当然のこと…』
『白蘭様は 全てを見通しておられる』 『だからこそ オレに奇跡をお与えになった』
『誰よりも オレを奇跡に値する人間として信頼しておられるのだ』
なにかに想いを馳せるかのように、静かにそう語る幻騎士ですが、
そんな彼のまとう鎧から、パキッと音を立てて草のようなものが生えてきます。
先端に炎を宿した草は、幻騎士の体のあちこちから姿を現します。
幻騎士:『!!』 『この炎…』 『雲属性の桔梗の葉!?』
山本:『?』
状況が掴めない幻騎士と山本。
そんな幻騎士に対し、空を移動しながら桔梗が言葉を続けます。
桔梗:『ハハン』 『悪く思わないでください 幻騎士』
『役に立たぬ時に消せるよう 雲の炎で増殖する雲桔梗(カンパヌラ ディ ヌーヴォラ)を鎧に仕込んでおいたのです』
『白蘭様の命でね』
幻騎士:(!! 白蘭様が!?)
その言葉に衝撃を受ける幻騎士。
先程「ミルフィオーレ一の剣士を失うところだった」と言った舌の根も乾かぬうちに
その人物を消そうとするのですね。
幻騎士:『嘘をつくな桔梗』
桔梗:『嘘ではありませんよ 白蘭様のお考えです』
『あなたを 猿として扱う時から 指示されていたのです』
二人の会話を聞いている白蘭の表情はよく見えませんが、
口元には笑みが浮かんでいます。
幻騎士:『ありえん!!白蘭様がオレを消すはずがない!!』
『白蘭様と話したい!!通信をつなげ!!』
どんどん成長し、メキという音を立てて幻騎士を侵食する雲桔梗に構うことなく、
必死にそう告げる幻騎士ですが、山本の前に不意に現れたチェルベッロは、
チョイスバトル参加戦士と観覧者の通信は禁止されているとして、それを許しません。
ところで、彼女たちはどういう理屈で宙に浮いているのでしょう?
桔梗:『信じる信じないは自由ですが』 『あなたは 白蘭様の捨て駒に過ぎぬということです』
幻騎士:『戯れ言をぬかすな!!』 『白蘭様が オレを見捨てることなどありえん!!絶対にない!!』
あくまで淡々と言葉を紡ぐ桔梗に対し、その言葉を信じられず叫ぶ幻騎士。
彼がそこまで白蘭を信じる理由。それは、白蘭が幻騎士を救った過去があったからのようです。
幻騎士:(オレを 絶望の淵から救ってくれたあの方が…
オレを 死の恐怖から救ってくれた あの方が!!)
思い出すのは、白蘭との出会い。
病院の一角のような隔離された場所。
シンプルなベッドの傍らに立つ、厳重な防護服に身を包んだ二人の医師の視線の先には
体中を包帯に包まれた人物が横たわっていました。
『感染レベル5だ…』
『残念だがこの患者も…』
『ああ…旅行者とは気の毒に…』
そこへ、部屋を遮断していたカーテンのジッパーがいきなり開けて
侵入してきた一人の男。その姿に医師たちは驚き、慌てます。
『な…何だね君は!?』
『防菌スーツも着ずに…』
『この部屋は汚染されているんだぞ!!』
そんな医師たちを、いきなりナイフで刺し殺したその人物は、
何事もなかったかのようにベッドの上の人物に話しかけます。
白蘭:『はじめまして 幻騎士くん』
包帯を巻いていても、血が滲むのは止められないようで、
ベッドのシーツも幻騎士の周りは赤く染まっています。
幻騎士:『……』
白蘭:『へー これが今流行ってる まだワクチンのない不治の病なんだ』
『急性とは聞いてたけど 2日でこれとは相当進行が早いみたいだね 』
一方的に話を続ける白蘭は、今号の表紙と同じ格好をしていますね。
要は、完全な私服です。
白蘭:『ところで受け付けのカワイイ看護士さんに聞いたんだけど 君』
『病院に運ばれてから ずっと声もなく 泣きどおしらしいね』
幻騎士:『……』
白蘭:『別に 恥じることはないさ』 『どんな一流の剣士でも 死ぬのは怖いものね』
笑いながら語り続ける白蘭と、その話を声もなく聞いている幻騎士。
ですが、白蘭をみやった幻騎士の左目からは涙が溢れていました。
白蘭:『神様ってのは 無情だと思わないかい?』
『決して いい行いをした者を長生きさせるわけじゃない』
『そこの善良なドクターや カワイイ看護士さんも簡単に殺されちゃうし』
『君のような 立派で人徳のある剣士ですら 修行の遠征中に たかが流行り病で命を失っても知らん顔だ…』
白蘭は、幻騎士の存在だけでなく、彼が遠征中だったことも知っていたのですね。
そして受付の看護士も、やはり殺害されたようです。
「立派で人徳のある剣士」というのを、額面どおり受け取ってよいかは悩みます。
そうであって欲しいとは思うのですが。
白蘭:『僕が神なら そうはしないな』
そういいながら、幻騎士の体に素手で触れた白蘭。
彼が触れた部分からは、新たに血が滲みますが、気にしてはいないようです。
白蘭:『僕は尽くしてくれた子には』 『それだけの見返りを してあげるよ』
『んね』
そう言ってにっこりと笑う白蘭ですが、次の瞬間にはなんとも恐ろしげな笑みを浮かべます。
白蘭:『君の 病気を治してあげよう』 『後は自分で考えな♪』
幻騎士:(その後…奇跡が起こった)
幻騎士は、この時代にまだなかったはずのワクチンを白蘭により授けられ
一命を取り留めたようです。完全に回復した自分の体に驚く幻騎士ですが、
何故か校則違反ではない眉毛に目がいってしまいます。いつ麿眉になったのでしょう?(←聞くな)
一時は病に貶めた神を恨んだ幻騎士ですが、この出来事により「オレの主は他にいた」と認識したそうです。
そして、新たな神である白蘭のため、力のすべてを捧げることを誓い、すべての命令を実行してきたと。
そんな自分のことを、誰よりも白蘭は知っている。だから自分を見捨てることなどないと。
そう回想する幻騎士を、スピードを上げて容赦なく雲桔梗が侵食していきます。
幻騎士:『がっ』 『ぐああああ!!!』
メキャキャキャと音を立て幻騎士の全身を覆いつくし成長していく雲桔梗に
苦しむ幻騎士。その様子に、山本もようやく事態の異常さに気付いたようです。
山本:『おい 幻騎士!!』 『何だ!?どうしたんだ!?』
入江:『山本君! 幻騎士に一体何が起こってるんだい!?』
山本:『体中に草が生えてる…』 『殺気がねーし …幻騎士の幻覚じゃねえ!』
入江:『何だって!?』
ツナ:『!?』
獄寺:『!?』
山本の説明だけを聞き、何が起こっているのかを想像しなければならないツナたちに対し、
観覧席では実際に山本が見ているのと同じ光景が映し出されています。
青褪めつつも目を放すことができずにいる京子とハルですが、
そんな二人の視界を遮るように、ディーノがスッと体を移動させます。
ディーノ:『毒サソリ』 『何か飲みたい…』
ビアンキ:『…!』
『オーケー! 向こうに冷蔵庫があったわ 行きましょう!』
グイッと京子と春の頭を抱え込み、画面を見せないようにしながら
その場を移動するビアンキ。大人組の気遣いにほっとします。
幻騎士:『ぐああっ』 『白蘭様がオレを殺すはずはない!!』 『桔梗!!図ったな!!』
鎧を突き破り、自分の体に根をはり増殖を続ける雲桔梗に侵食され、
その痛みに声を上げつつも、幻騎士は白蘭を信じています。
しかしそんな幻騎士を、観覧席の白蘭は子供のような笑顔で見ていました。
白蘭:『ハハハ 相変わらず思い込み激しいな~』 『幻ちゃんは本当によくやってくれたよ 小さい器なりに』
『でも 僕が飽きちゃったから』 『割るんだ』
「思い込みが激しい」という言葉は、痛い感じがして結構ショックでした。
それだけ一途なのだという風に受け取っておこうと思います。
そして、そんな白蘭の思惑も知らず、彼を信じ続ける幻騎士。
幻騎士:『残念だな桔梗!!白蘭様は必ず またオレを救ってくださる!!』
『この 幻騎士こそが白蘭様の最も忠実なる僕!!』
桔梗:(救われぬ漢よ 純粋すぎる)
うっすら笑みを浮かべつつ、そう思う桔梗ですが、彼も最早幻騎士にかける言葉を持たないのでしょう。
幻騎士:『我は白蘭様と共にあり!!』
『がっ』 『ぐ…』 『がは…』
兜を割られ、頭蓋にも侵食された幻騎士は、血を吐き目を見開きつつ
自分の最期を悟ったようです。
幻騎士:(…もう 怖くはない…)
(死への恐怖はまるでなく… 穏やかだ……)
もう声もあげることもなく、体も動かせない状況の幻騎士ですが
以前病に冒されたときのように涙を流すことはありませんでした。
それは、白蘭が絶対に救ってくれると信じているからでしょうか。
幻騎士:(オレには 神がついているのだからな……)
フッと笑う幻騎士。山本が『幻…』と名前を呼び駆け寄ろうとしたその瞬間。
ドッと盛大にあがる血飛沫。幻騎士を押し潰し成長した雲桔梗は
彼の体があった場所に美しい花を咲かせました。
飛んできた幻騎士の血を顔に受け、絶句する山本と
その様子に衝撃を受けるディーノ、リボーン、ヒバリ、了平、バジル。
山本:『幻騎士――!!』
山本の絶叫。
それを聞いたツナも、事態を把握したのでしょう、ショックを受けているようです。
獄寺は割と冷静な反応を見せていますね。流石です。
スパナ:『……幻騎士の炎反応が……』 『消えた…』
入江:『……』
ツナ:『!そん…な…』
入江:『これが…』 『僕たちが戦っているミルフィオーレの……』 『白蘭サンの正体だ…』
厳しい顔の入江。その言葉を受けて、無言のまま歯を食いしばるツナと
冷静に状況を見ているリボーン。やがて。
ツナ:『勝とう』
『世界のためとか…7^3とかいわれてもピンとこなかったけど…』
『白蘭が みんなをひどい目に遭わせてるのは まちがいないんだ!!』
その言葉に、決意を新たにする了平、クローム、獄寺、雲雀、山本。
「守護者達」と書きかけて、ランボが居ないのに気付いたことは秘密です。
入江:『…綱吉君』
家庭教師もニッと笑うほどの力強いツナの言葉に、入江も感銘を受けたようです。
入江:『よし!!』 『一気に たたみかけよう!!』
士気が上がり、状況を整理する入江。
今回のルールでは、標的(ターゲット)を先に倒しさえすれば勝利が決まります。
現在ボンゴレとミルフィオーレは5対2。数的に 2対1で標的(ターゲット)と戦えるボンゴレの方が
1対3で戦わなければならないミルフィオーレよりずっと早く倒せると。
しかも敵の攻撃者(アタッカー)である桔梗は、まだ囮に翻弄されて入江の位置を把握できていない状況は
ボンゴレ側にとって大チャンスです。
入江:『獄寺君は 守備を続行してくれ!!』
『綱吉君と山本君で 一気に空中から敵標的(ターゲット)を撃破する!!』
指示を飛ばす入江と、それに『おお!!』と応えるツナ、山本、獄寺の三人。
バイクを捨て超死ぬ気モードとなったツナと、宙に浮いたままだった山本は
その場から炎により加速します。
そんな彼らの位置をレーダーでみつつ『……わわ…』と呟く人物。
デイジー:『ヤ…』 『バイよ…』
椅子に座りぬいぐるみを抱えたまま、青褪めた顔で呟くデイジーで以下次号!!
こんなにもはっきりと幻騎士の「最期」が描かれたことに驚きを隠せません。
山本は、自分がどれだけトドメを刺さずとも、必ずといっていいほど
対戦相手が第三者にやられるのを見る羽目になるのですね;
今回は、真6弔花が手を下したということで、スクアーロのときのように
「実は生きていました」とはならない可能性が高いのが辛いです。
幻騎士が修行に出てた時期と、ジッリョネロファミリーに入った時期とは
どちらが先なのでしょう。ジッリョネロに入った経緯も知りたいところです。
また、幻騎士が遠征中に冒された病気自体、その地域一帯を巻き込んだ
白蘭の仕業かと勘繰ってしまっています。
白蘭を倒した後、ツナたちが「あるべき未来」を取り戻した暁には、
幻騎士もそこに居ることを願わずにはいられません。
それにしても、トリカブトの炎が消滅したときに比べ、
白蘭や桔梗の反応がだいぶ違いますね。
トリカブトの正体がいまいち不明なままなのでなんとも言えませんが、
彼にはまだ利用価値があり、許される失態なのかなと。
今回幻騎士が始末されたのは、闘いに負けたからではなく、
本当に白蘭が飽きたからということでしょうか。
余談ですが、ツナが何かを明確に敵とみなし戦おうと決意するときは、
実際の相手の非道な行動から判断することが多いですね。
大義名分を掲げられたところでピンと来ないというのは尤もなのですが、
時としてそれは、被害者あるいは犠牲者が出た後となってしまいます。
等身大の人間の反応として分からないでもないですが、手遅れ感は否めません。
この辺りの判断や決断については、超直感が磨かれればその助けになるかもしれませんね。
デイジーの元へツナと山本が向かっているということは、
時間差はあれど二人でデイジーに立ち向かうということですね。
真6弔花のリーダーである桔梗を、敢えて獄寺一人に迎え撃たせるとは
思いませんでしたが、なんとなくこの展開は、デイジーの炎を消すのに苦労するのかなという
印象を与えますね。
順調にボンゴレサイドが有利に進めているチョイスバトル。
なにはともあれ、次回も楽しみです!
こんなにあからさまに「最期」を宣言されるのはあまりないことですし、
何より、幻騎士にとっては対ボンゴレ戦にて二度目の敗北ですから、
切られてもおかしくないという状況が、嫌な予感を増幅させます。
さて本編。
前号で幻騎士を撃破した山本。
「ギイヤアアア」という声をあげた後、幻騎士はヘルリングによる
戦力倍増効果を失いながら地上へと落下します。
それを見ながら、(やったぜ オヤジ) と心の中で呼びかける山本には、
以前スクアーロに語ったとおり、時雨蒼燕流に対する想いが感じられます。
了平:『おお!!』
ブルーベル:『あーらら』
ディーノ:『やったな』
リボーン:『山本も 確実にメローネ基地ん時より』 『パワーアップしてるな』
嬉しそうな了平とディーノ、そしてリボーン。
ブルーベルはちょっと呆れ顔ですが、何故か白蘭までもが笑顔です。
山本:『ヒュ~』 『おつかれ 小次郎』
とても嬉しそうに山本は、満面の笑みを浮かべています。
小刀三本の炎力で宙に浮きつつ、時雨金時を竹刀に戻し、小次郎が自由に空を飛びます。
匣に戻された次郎への労いの言葉がないのが寂しいですが、実際の戦闘には
小刀三本は常に推進力に使うため、次郎のサポートが必要ないという事実を
突きつけられそうなので黙っておきます。
ツナ:『山本…勝ったんだね!』
獄寺:『へっ』
超死ぬ気モードから戻り、ちゃんとヘルメットを装着してバイクで移動中のツナと、
待機中の獄寺…は何かを咥えてますが何なのでしょう?
ツナもとても嬉しそうです。
と、不意に聞こえる『なぜだ』の声。
幻騎士:『ボンゴレといい 貴様といい…』 『なぜ トドメをささない……』
山本:『オレ達は 人殺しじゃねーからな』
ツナ:(山本!)
スクアーロ:(ったくあのカス!!)
地面に落下したときのまま、体をうつ伏せにした状態で顔だけを横向きにし
そう告げた山本に、ツナはまた嬉しそうですし、スクアーロは呆れているようです。
その言葉を聞き、暫く無言だった幻騎士ですが、
幻騎士:『後悔するな…』 『オレは白蘭様のために いずれ必ず目的は遂行する』
白蘭:『さすが♪』
山本:『ああ』 『望むところだ』
そこへ、飛びながら移動している桔梗が語りかけます。
桔梗:『強運ですね 幻騎士…』 『我々は ミルフィオーレ一の剣士を失うところでした』
幻騎士:『!』 『桔梗か…』
桔梗:『あなたの話は聞いています』 『ミルフィオーレ結成の立役者であり 白蘭様の陰の右腕』
『あらゆる隠密作戦を成功させ』 『今回のような重要な戦いには必ず最前線に召集される
白蘭様がもっとも頼りにする男…』
幻騎士は、「陰の右腕」と称されていたのですね。
それだけ忠義に厚く、強さも兼ね備えた存在だったということが伺えますが、
先週までの幻騎士と今のこの桔梗の持ち上げっぷりは、なんだか恐ろしいです。
それにしても、猿として桔梗と話していたときとはまた口調が異なりますね。
どこまで「猿」を演じきっていたんでしょう彼は;
幻騎士:『当然のこと…』
『白蘭様は 全てを見通しておられる』 『だからこそ オレに奇跡をお与えになった』
『誰よりも オレを奇跡に値する人間として信頼しておられるのだ』
なにかに想いを馳せるかのように、静かにそう語る幻騎士ですが、
そんな彼のまとう鎧から、パキッと音を立てて草のようなものが生えてきます。
先端に炎を宿した草は、幻騎士の体のあちこちから姿を現します。
幻騎士:『!!』 『この炎…』 『雲属性の桔梗の葉!?』
山本:『?』
状況が掴めない幻騎士と山本。
そんな幻騎士に対し、空を移動しながら桔梗が言葉を続けます。
桔梗:『ハハン』 『悪く思わないでください 幻騎士』
『役に立たぬ時に消せるよう 雲の炎で増殖する雲桔梗(カンパヌラ ディ ヌーヴォラ)を鎧に仕込んでおいたのです』
『白蘭様の命でね』
幻騎士:(!! 白蘭様が!?)
その言葉に衝撃を受ける幻騎士。
先程「ミルフィオーレ一の剣士を失うところだった」と言った舌の根も乾かぬうちに
その人物を消そうとするのですね。
幻騎士:『嘘をつくな桔梗』
桔梗:『嘘ではありませんよ 白蘭様のお考えです』
『あなたを 猿として扱う時から 指示されていたのです』
二人の会話を聞いている白蘭の表情はよく見えませんが、
口元には笑みが浮かんでいます。
幻騎士:『ありえん!!白蘭様がオレを消すはずがない!!』
『白蘭様と話したい!!通信をつなげ!!』
どんどん成長し、メキという音を立てて幻騎士を侵食する雲桔梗に構うことなく、
必死にそう告げる幻騎士ですが、山本の前に不意に現れたチェルベッロは、
チョイスバトル参加戦士と観覧者の通信は禁止されているとして、それを許しません。
ところで、彼女たちはどういう理屈で宙に浮いているのでしょう?
桔梗:『信じる信じないは自由ですが』 『あなたは 白蘭様の捨て駒に過ぎぬということです』
幻騎士:『戯れ言をぬかすな!!』 『白蘭様が オレを見捨てることなどありえん!!絶対にない!!』
あくまで淡々と言葉を紡ぐ桔梗に対し、その言葉を信じられず叫ぶ幻騎士。
彼がそこまで白蘭を信じる理由。それは、白蘭が幻騎士を救った過去があったからのようです。
幻騎士:(オレを 絶望の淵から救ってくれたあの方が…
オレを 死の恐怖から救ってくれた あの方が!!)
思い出すのは、白蘭との出会い。
病院の一角のような隔離された場所。
シンプルなベッドの傍らに立つ、厳重な防護服に身を包んだ二人の医師の視線の先には
体中を包帯に包まれた人物が横たわっていました。
『感染レベル5だ…』
『残念だがこの患者も…』
『ああ…旅行者とは気の毒に…』
そこへ、部屋を遮断していたカーテンのジッパーがいきなり開けて
侵入してきた一人の男。その姿に医師たちは驚き、慌てます。
『な…何だね君は!?』
『防菌スーツも着ずに…』
『この部屋は汚染されているんだぞ!!』
そんな医師たちを、いきなりナイフで刺し殺したその人物は、
何事もなかったかのようにベッドの上の人物に話しかけます。
白蘭:『はじめまして 幻騎士くん』
包帯を巻いていても、血が滲むのは止められないようで、
ベッドのシーツも幻騎士の周りは赤く染まっています。
幻騎士:『……』
白蘭:『へー これが今流行ってる まだワクチンのない不治の病なんだ』
『急性とは聞いてたけど 2日でこれとは相当進行が早いみたいだね 』
一方的に話を続ける白蘭は、今号の表紙と同じ格好をしていますね。
要は、完全な私服です。
白蘭:『ところで受け付けのカワイイ看護士さんに聞いたんだけど 君』
『病院に運ばれてから ずっと声もなく 泣きどおしらしいね』
幻騎士:『……』
白蘭:『別に 恥じることはないさ』 『どんな一流の剣士でも 死ぬのは怖いものね』
笑いながら語り続ける白蘭と、その話を声もなく聞いている幻騎士。
ですが、白蘭をみやった幻騎士の左目からは涙が溢れていました。
白蘭:『神様ってのは 無情だと思わないかい?』
『決して いい行いをした者を長生きさせるわけじゃない』
『そこの善良なドクターや カワイイ看護士さんも簡単に殺されちゃうし』
『君のような 立派で人徳のある剣士ですら 修行の遠征中に たかが流行り病で命を失っても知らん顔だ…』
白蘭は、幻騎士の存在だけでなく、彼が遠征中だったことも知っていたのですね。
そして受付の看護士も、やはり殺害されたようです。
「立派で人徳のある剣士」というのを、額面どおり受け取ってよいかは悩みます。
そうであって欲しいとは思うのですが。
白蘭:『僕が神なら そうはしないな』
そういいながら、幻騎士の体に素手で触れた白蘭。
彼が触れた部分からは、新たに血が滲みますが、気にしてはいないようです。
白蘭:『僕は尽くしてくれた子には』 『それだけの見返りを してあげるよ』
『んね』
そう言ってにっこりと笑う白蘭ですが、次の瞬間にはなんとも恐ろしげな笑みを浮かべます。
白蘭:『君の 病気を治してあげよう』 『後は自分で考えな♪』
幻騎士:(その後…奇跡が起こった)
幻騎士は、この時代にまだなかったはずのワクチンを白蘭により授けられ
一命を取り留めたようです。完全に回復した自分の体に驚く幻騎士ですが、
何故か校則違反ではない眉毛に目がいってしまいます。いつ麿眉になったのでしょう?(←聞くな)
一時は病に貶めた神を恨んだ幻騎士ですが、この出来事により「オレの主は他にいた」と認識したそうです。
そして、新たな神である白蘭のため、力のすべてを捧げることを誓い、すべての命令を実行してきたと。
そんな自分のことを、誰よりも白蘭は知っている。だから自分を見捨てることなどないと。
そう回想する幻騎士を、スピードを上げて容赦なく雲桔梗が侵食していきます。
幻騎士:『がっ』 『ぐああああ!!!』
メキャキャキャと音を立て幻騎士の全身を覆いつくし成長していく雲桔梗に
苦しむ幻騎士。その様子に、山本もようやく事態の異常さに気付いたようです。
山本:『おい 幻騎士!!』 『何だ!?どうしたんだ!?』
入江:『山本君! 幻騎士に一体何が起こってるんだい!?』
山本:『体中に草が生えてる…』 『殺気がねーし …幻騎士の幻覚じゃねえ!』
入江:『何だって!?』
ツナ:『!?』
獄寺:『!?』
山本の説明だけを聞き、何が起こっているのかを想像しなければならないツナたちに対し、
観覧席では実際に山本が見ているのと同じ光景が映し出されています。
青褪めつつも目を放すことができずにいる京子とハルですが、
そんな二人の視界を遮るように、ディーノがスッと体を移動させます。
ディーノ:『毒サソリ』 『何か飲みたい…』
ビアンキ:『…!』
『オーケー! 向こうに冷蔵庫があったわ 行きましょう!』
グイッと京子と春の頭を抱え込み、画面を見せないようにしながら
その場を移動するビアンキ。大人組の気遣いにほっとします。
幻騎士:『ぐああっ』 『白蘭様がオレを殺すはずはない!!』 『桔梗!!図ったな!!』
鎧を突き破り、自分の体に根をはり増殖を続ける雲桔梗に侵食され、
その痛みに声を上げつつも、幻騎士は白蘭を信じています。
しかしそんな幻騎士を、観覧席の白蘭は子供のような笑顔で見ていました。
白蘭:『ハハハ 相変わらず思い込み激しいな~』 『幻ちゃんは本当によくやってくれたよ 小さい器なりに』
『でも 僕が飽きちゃったから』 『割るんだ』
「思い込みが激しい」という言葉は、痛い感じがして結構ショックでした。
それだけ一途なのだという風に受け取っておこうと思います。
そして、そんな白蘭の思惑も知らず、彼を信じ続ける幻騎士。
幻騎士:『残念だな桔梗!!白蘭様は必ず またオレを救ってくださる!!』
『この 幻騎士こそが白蘭様の最も忠実なる僕!!』
桔梗:(救われぬ漢よ 純粋すぎる)
うっすら笑みを浮かべつつ、そう思う桔梗ですが、彼も最早幻騎士にかける言葉を持たないのでしょう。
幻騎士:『我は白蘭様と共にあり!!』
『がっ』 『ぐ…』 『がは…』
兜を割られ、頭蓋にも侵食された幻騎士は、血を吐き目を見開きつつ
自分の最期を悟ったようです。
幻騎士:(…もう 怖くはない…)
(死への恐怖はまるでなく… 穏やかだ……)
もう声もあげることもなく、体も動かせない状況の幻騎士ですが
以前病に冒されたときのように涙を流すことはありませんでした。
それは、白蘭が絶対に救ってくれると信じているからでしょうか。
幻騎士:(オレには 神がついているのだからな……)
フッと笑う幻騎士。山本が『幻…』と名前を呼び駆け寄ろうとしたその瞬間。
ドッと盛大にあがる血飛沫。幻騎士を押し潰し成長した雲桔梗は
彼の体があった場所に美しい花を咲かせました。
飛んできた幻騎士の血を顔に受け、絶句する山本と
その様子に衝撃を受けるディーノ、リボーン、ヒバリ、了平、バジル。
山本:『幻騎士――!!』
山本の絶叫。
それを聞いたツナも、事態を把握したのでしょう、ショックを受けているようです。
獄寺は割と冷静な反応を見せていますね。流石です。
スパナ:『……幻騎士の炎反応が……』 『消えた…』
入江:『……』
ツナ:『!そん…な…』
入江:『これが…』 『僕たちが戦っているミルフィオーレの……』 『白蘭サンの正体だ…』
厳しい顔の入江。その言葉を受けて、無言のまま歯を食いしばるツナと
冷静に状況を見ているリボーン。やがて。
ツナ:『勝とう』
『世界のためとか…7^3とかいわれてもピンとこなかったけど…』
『白蘭が みんなをひどい目に遭わせてるのは まちがいないんだ!!』
その言葉に、決意を新たにする了平、クローム、獄寺、雲雀、山本。
「守護者達」と書きかけて、ランボが居ないのに気付いたことは秘密です。
入江:『…綱吉君』
家庭教師もニッと笑うほどの力強いツナの言葉に、入江も感銘を受けたようです。
入江:『よし!!』 『一気に たたみかけよう!!』
士気が上がり、状況を整理する入江。
今回のルールでは、標的(ターゲット)を先に倒しさえすれば勝利が決まります。
現在ボンゴレとミルフィオーレは5対2。数的に 2対1で標的(ターゲット)と戦えるボンゴレの方が
1対3で戦わなければならないミルフィオーレよりずっと早く倒せると。
しかも敵の攻撃者(アタッカー)である桔梗は、まだ囮に翻弄されて入江の位置を把握できていない状況は
ボンゴレ側にとって大チャンスです。
入江:『獄寺君は 守備を続行してくれ!!』
『綱吉君と山本君で 一気に空中から敵標的(ターゲット)を撃破する!!』
指示を飛ばす入江と、それに『おお!!』と応えるツナ、山本、獄寺の三人。
バイクを捨て超死ぬ気モードとなったツナと、宙に浮いたままだった山本は
その場から炎により加速します。
そんな彼らの位置をレーダーでみつつ『……わわ…』と呟く人物。
デイジー:『ヤ…』 『バイよ…』
椅子に座りぬいぐるみを抱えたまま、青褪めた顔で呟くデイジーで以下次号!!
こんなにもはっきりと幻騎士の「最期」が描かれたことに驚きを隠せません。
山本は、自分がどれだけトドメを刺さずとも、必ずといっていいほど
対戦相手が第三者にやられるのを見る羽目になるのですね;
今回は、真6弔花が手を下したということで、スクアーロのときのように
「実は生きていました」とはならない可能性が高いのが辛いです。
幻騎士が修行に出てた時期と、ジッリョネロファミリーに入った時期とは
どちらが先なのでしょう。ジッリョネロに入った経緯も知りたいところです。
また、幻騎士が遠征中に冒された病気自体、その地域一帯を巻き込んだ
白蘭の仕業かと勘繰ってしまっています。
白蘭を倒した後、ツナたちが「あるべき未来」を取り戻した暁には、
幻騎士もそこに居ることを願わずにはいられません。
それにしても、トリカブトの炎が消滅したときに比べ、
白蘭や桔梗の反応がだいぶ違いますね。
トリカブトの正体がいまいち不明なままなのでなんとも言えませんが、
彼にはまだ利用価値があり、許される失態なのかなと。
今回幻騎士が始末されたのは、闘いに負けたからではなく、
本当に白蘭が飽きたからということでしょうか。
余談ですが、ツナが何かを明確に敵とみなし戦おうと決意するときは、
実際の相手の非道な行動から判断することが多いですね。
大義名分を掲げられたところでピンと来ないというのは尤もなのですが、
時としてそれは、被害者あるいは犠牲者が出た後となってしまいます。
等身大の人間の反応として分からないでもないですが、手遅れ感は否めません。
この辺りの判断や決断については、超直感が磨かれればその助けになるかもしれませんね。
デイジーの元へツナと山本が向かっているということは、
時間差はあれど二人でデイジーに立ち向かうということですね。
真6弔花のリーダーである桔梗を、敢えて獄寺一人に迎え撃たせるとは
思いませんでしたが、なんとなくこの展開は、デイジーの炎を消すのに苦労するのかなという
印象を与えますね。
順調にボンゴレサイドが有利に進めているチョイスバトル。
なにはともあれ、次回も楽しみです!
やっとこさ、時間ができたので感想書きます!!
ってももう2週間ほどRE!全くジャンプで見て居ないので状況が・・・・つかめなかったりしますが。
本当に今月は他の出費でジャンプすら買えなかったので、ココが神(ゴッド)でしたよ。
↑なぜか全く使えない英語で頑張ってみました。
来週は一学期最期のテスト。
成績表が出るので、欠点出さないようにこれから勉強します。
さて、なんだか本当にすごく幻騎士が可愛そうです。
純粋ボーイ?なだけなのに。
本当にただ白蘭を慕っていただけなのに・・・・。
桔梗からは、かなりの言われようで、なんか哀れですよ。
そして白蘭にも呆気なく飽きられてしまいましたし。
再登場を果たしたのにも関わらず、今回で本当に最期ってどうなんですか!
私、本気で幻騎士復活おめでとーとか思っていたんですよ。
それにしても幻騎士遠征中ってどこに行っていたのでしょうか?
ってか謎の病気ってなんですか?新型のインフルエンザとか辺りではないですよね。
血とか出るんだし・・・・結核か?
それも違いますね。(←何故そんな事を考える私!)
白蘭はきっと未来人とかなのか?って思ったのですが、それはないですね。
私的には、白蘭が病気を流行らせたのかと思う。
そして校則違反ではない幻騎士の眉毛が見たい!(←切なる思い)
泣く幻騎士も見たい!
純粋すぎるから幻騎士は幻騎士なのである!
さて敗北だらけの幻騎士。
今回で出番もなくなったわえけですが、
ツナたちが変えた未来では、ツナたちと仲良くしていただければいいと思いますね。
最終話あたりで再登場を願います。
次はデイジーを倒すのでしょうか?
それとも桔梗がバッタリ登場で、新たな戦いがはじまるのでしょうか?
それにしても桔梗は白蘭の真の右腕なのでしょうかね?
幻騎士が影の右腕だったので・・・・。
そう言えばアニメRE!ではツナにだけボンゴレのボックスが来ましたね。
もう完全にアニメオリジナルの道を辿ってしまうのでしょうか?
と何気に心配です。
再来週からはアルコ編なので、もうアニメオリジナルすぎて見るかに困ります。
今日のRE!では白蘭登場しませんでしたから。
あー悩みどころですが、見ます。
私服の白蘭はカッコイイと思うのは私だけでしょうか?
今回は、長々語ってしまって申し訳ありません。
本当に幻騎士の話ぐらいしか、していませんね。
今週はジャンプを買って見たいです!
今年も暑いので、お体にお気をつけてください。
では失礼しました。
山本の顔に幻騎士の血がついて、山本が絶叫するというところを見ていて思わず涙が出てきました・・・。
絶対にツナたちが勝ってほしいです。部下をさっさと捨ててしまう百蘭なんかよりも。
今回の件で、山本は一人ライバルをなくしたショックは消えるのか?立ち直れるのかがすごく心配です・・・。
(短くてわかりずらい文章ですいません)
感想です!
私も、このタイトルを見たときホントにビックリしました。
今回は幻騎士が本当に可哀想で、読んでいて泣きそうになりました。あんなに白蘭に尽くしてきたのに、この仕打ちは酷過ぎますよ!
でも、最後の瞬間に前のように恐怖を感じていなかったので安心しました。
白蘭は、あんなに酷いことをやってしまうなんて、やっぱり怖いと思いました。
白蘭にも、骸達のような暗い過去があるから、こんなことをしているのでしょうか?
そして、ディーノ達はやっぱり大人ですね!こんな気遣いができるなんてさすがです。
幻騎士は、死んでしまったと思いたく無いので、これが最期じゃなくて、また出てきてくれたらなと思います。
ツナ達には、幻騎士の為にも絶対、白蘭達に勝って欲しいです。
今週も、更新お疲れ様でした!!
お久し振りです、蓮さん。
現在もテスト勉強でお忙しいのではないですか?
そんな中、わざわざのご感想をありがとうございます。
今話の幻騎士は、見ていて本当に哀しかったです。
最初に白蘭を「神」と言ったときには痛いと思ったのですが(ぉ、
蓮さんのおっしゃるとおり、彼は純粋に白蘭を慕っただけなのですよね。
拙管理人も、実は彼の再登場を喜んだ一人なので、
今話ではっきりと最期と宣言されたことに、かなりショックを受けています。
幻騎士が遠征に出かけた場所は気になりますね。
謎の病気は、拙管理人はエボラ出血熱をイメージしました。
白蘭が抗体を持っているらしいこと、そしてワクチンをも持っていたことから
彼もタイムトラベルの手段を持っている可能性はあると思います。
蓮さんも、病気の流行すら彼の仕業ではないかとお考えなのですね。
拙管理人もそうではないかと疑っております。
校則違反でない眉の幻騎士と声もなく泣く幻騎士は、是非ご覧ください。
「敗北だらけ」というお言葉が胸に突き刺さっておりますが(笑)、
とりあえず回想シーンくらいにしか出番が望めなくなってしまいました;
ツナたちと仲良くする未来は是非訪れて欲しいですし、蓮さん同様
未来編のラストにでも再登場してくれることを切に願っております。
桔梗がバッタリ登場する可能性は、何故か考えておりませんでしたが、
なるほど、それもありえますね。
白蘭の真の右腕が誰かというのも気になります。
順当に考えれば、桔梗となりますが、どうなのでしょう。
アニメは、オリジナル路線を走りつつありますね;
アニリボの紹介文などを見ていると、本誌の補完と受け取れないこともないのですが、
実際のところ完全に同期が取れている訳でもないですから。
オリジナル路線は失敗することも多いですが、
もう暫くは見守ってみようと思っています。
私服の白蘭は、制服姿のときよりも親しみやすく
モデルのようだと思いました(笑)。
いつもご丁寧なコメントをありがとうございます。
今話は幻騎士の回ですから、是非本誌をお手にとってご覧ください。
温かいお気遣いもありがとうございます。
蓮さんもどうぞご自愛ください。
ゆうきさん>
チョイスが始まって以降、わざわざ"猿"として召集したり、あっさり切り捨てたりと、
幻騎士に対する白蘭の扱いは大変に冷たいものでした。
白蘭は以前「やることさえやってくれれば幸せになれる」と言っていましたが、
これは、考えようによっては裏のある言葉だと思います。
彼の非常さ、冷酷さの一端を見せ付けられましたね。
幻騎士の最期の描写は、信じたくない気持ちでいっぱいでした。
山本もショックを受けているでしょうが、リング争奪戦と違いバトルは続行中ですので、
今は落ち込む暇がないのでしょう。チョイスが終了した時の彼が心配です。
そして、ツナたちには是非とも勝って欲しいです。
ゆうきさんの文章は、分かりにくいなんてことはないですよ(笑)。
ご丁寧なコメントをありがとうございました。
ぽん太さん>
こんにちは、ぽん太さん。
テスト週間に突入されましたか。頑張ってくださいね、応援しております。
今号は、タイトルだけで驚きますよね。そして、幻騎士が本当に可哀想でした。
死を目前にしても恐怖を感じないのは白蘭が救ってくれると信じているからなのに、
実際にはその白蘭に命を絶たれようとしているのがなんとも言えません。
とはいえ、ぽん太さんの仰るとおり、幻騎士が恐怖を感じず
そのときを迎えられたことは、僅かながらの救いでした。
白蘭はぱっと見はそうは見えませんが、やはり恐ろしい存在なのですね。
白蘭の過去の出来事は気になります。今後、入江が「僕のせい」と言った理由や
出来事が明らかになることを期待しています。
気遣いを見せるディーノたち大人組は、本当に頼もしかったです。
幻騎士の再登場は、ツナたちの勝利と併せて拙管理人も切に願っております。
温かいお気遣いにも感謝致します。
ご丁寧なコメントをありがとうございました。
私信>
件の誤字は修正致しました。
ご指摘ありがとうございました。
リボーンを読んでいて今回ほど悲しい話は無かったように思います。基本的にギャグ漫画だと思っているので…。でも今号は漫画であるとは言え、涙してしまいました;;
瀕死の状態を救われれば、幻騎士でなくてもどんな人間でもその者を神と崇めるでしょう…。白蘭がこれほどに冷酷で恐ろしい人物だったとは…正直驚いてしまいました。フランがジルとの戦いでしたように、あのスプラッタな状況も霧の幻覚であって欲しいと願うばかりです。でも幻騎士の炎の反応が消えてしまったのならば……(涙・涙)
流石の雲雀さんもあの状況を無視する事は出来なかったようですね。ツナの言葉に目を伏せる雲雀さんに、(不謹慎ですが)萌えてしまいました♪
真六弔花の割に弱すぎたトリカブトと激弱そうなデイジーですが…ミルフィオーレ側がやられてばかりなのも何か裏がありそうで…;これからどんな展開になるのか、次号も楽しみです。
余談ですが…いつも管理人様や遊びに来られている皆さんの感想を拝見するのも楽しみの一つです♪以前、管理人様が『人との繋がり』と書かれていましたが、とてもステキなコトですよね!顔はもちろん、年齢や住んでる場所等々知らないことだらけですが、管理人様のおかげで『ご縁』があることは嬉しいです。この場を提供下さっている管理人様には本当に感謝です♪色々大変だとは思いますが、これからもよろしくお願いします!
相変わらずの長文…失礼致しました(拝)
こんにちは、ヒバリさん。七夕の今日、織姫と彦星はどうやら
こっそりデートをするようですね(笑)。
今話は、本当に読んでいて切なかったです。
何度か読み返すうちに、より一層悲しくなってきました。
ヒバリさんの仰るとおり、死を目前にした絶望的な状況で
命を救われたとあれば、救い主を盲目的に信仰するのも無理はありません。
そして今話では、白蘭が人の命を軽んじていることが強調されましたね。
幻騎士の炎の反応が消えたということで、状況としては絶望的ですが、
トリカブトの例もありますし、幻騎士の最期のシーンは幻覚であるという
一縷の望みを捨てずにおこうと思います。
雲雀の表情は、拙管理人も感慨深かったです。よいですよね(笑)。
真6弔花の真価が問われる展開となっていますが、ミルフィオーレを圧倒する
ツナたちが凄いのか、ヒバリさんがご指摘されたように、何か裏があるのか…
これからの展開が楽しみですね。
また、いつも他の方のコメントまでもをご覧くださり、ありがとうございます。
同じ作品を好きになった方が、この場所を見つけてくださったことも
縁あってのことだと思います。本当に素敵なことですね。
そして、そういう風に受け止められるヒバリさんも素敵な方だと思います。
拙管理人も、色んなご意見やご感想を拝読できることを大変嬉しく思っているのですよ。
ですがそれは、わざわざ貴重なお時間を割いて、文章を考えてコメントしてくださる
皆様のお陰だと思っております。
ですので、拙管理人の方こそ、皆様に感謝しております。
いつも温かいお言葉と応援をありがとうございます。
ご丁寧なコメントにも感謝致します。
気侭な管理人ではありますが、これからもよろしくお願い致します。