桔梗の花の向こう側、隊服に身を包み、真6弔花式の敬礼のような
ポーズの桔梗が表紙の今号。標的248に引き続き、タイトルにビックリしました。
本編は、一部が破壊され黒煙を上げるボンゴレ基地と、その上空に佇む桔梗からスタートです。
桔梗の意識がそれている間に、ビルの陰へと身を隠すように逃げ続ける入江は、
息も荒くヨロけてはいますがなんとか走り続けています。
入江:『何を言ってるんだ 綱吉君…』 『僕のことより 先に敵の標的(ターゲット)を倒すんだ!!』
ツナ:『仲間を見捨てるわけにはいかない!』
ツナのその言葉と想いに、はっとした表情になるクロームと
ツナをじっとみやるリボーンが印象的です。
山本:『行ってくれツナ!』 『標的(ターゲット)はオレ一人で充分だ!!』
正一:『……君達…』
刀を構えたままの山本の力強い言葉に、血を流し顔面蒼白になっている入江は
それ以上告げる言葉を持たないようです。
ツナ:『山本 たのむ』
(間に合ってくれ!!)
直ちに方向転換し、ボンゴレ基地へと全速力で向かうツナ。その炎を
レーダーで捉えた桔梗に、焦りの色は見られません。
桔梗:『ハハン』 『ボンゴレ世(デーチモ)が 作戦変更で引き返してきますか…』
『ですが 時すでに遅しですよ』
桔梗のその視線は、なおも走り続ける入江を既に捉えていました。
桔梗:『あの標的の炎(ターゲットマーカー)を消すことなど 赤子の手をひねるより簡単です』
『白蘭様 よろしいですね』 『あなたの旧い友人を殺します』
笑っているような表情でそう告げた桔梗の眼光の鋭さが恐ろしいです。
そして白蘭は、目を開けた状態で口元に笑みを浮かべたまま言葉を発しません。
しかし、それを了承の意と取ったのでしょう。
桔梗は、マーレリングを用いての攻撃態勢に入ります。
同じ頃、ミルフィオーレ基地では山本がバリアにヒビを入れることに成功していました。
デイジー:『あ…』
山本:『よし!!次でいける!!』 『間に合えよ!!』
ぬいぐるみを抱きしめ、身を竦めるデイジーに構うことなく
すかさず刀を右手に持ち替え、技を繰り出す山本。
時雨蒼燕流 特式十の型 燕特攻!!!
ドギャンッという大きな破壊音を立てて砕け散ったバリア。
障壁を破壊することに成功した山本は、『ぼばっ』 と驚きの声を上げる
デイジーに向かい、更に攻撃するために向かっていきます。
(仕止めてみせる!!) という彼の意気込みがなんだか恐ろしいです。
そして。抜けるような青空に向かい聳え立つビル群の中。
ドッという音と共に飛び散る血飛沫。
入江の左わき腹を、桔梗が放った蔓が貫きました。
無表情のリボーン、白蘭、ヒバリ、スクアーロと
青褪めた顔の了平、バジル。
彼らの見守る中、ゆっくりと倒れていく入江。
そして、ズザアッ地面に倒れ伏した直後にようやく到着したツナは、
血を流し、目を閉じている入江の姿を認めます。
ツナ:『正一!!』
青褪め、叫ぶツナに、背後に現れた桔梗が声をかけます。
桔梗:『ハハン』 『もう 終わりましたよ』
ツナ:『おまえ!!』
激昂して桔梗の元へと一瞬で移動し、肘で攻撃したツナですが、
桔梗は冷静に腕で防ぎます。
桔梗:『もう終わりと言ったでしょう』 『あなたと闘う理由はありません』
ツナ:『く…』
静かにそう告げた桔梗に背を向け、『正一!!』 とツナは
入江の元へ向かおうとしますが、『お待ちください』 と言いながら
現れたチェルベッロに進路を塞がれます。
チェル:『入江氏の標的の炎(ターゲットマーカー)を厳密にチェック致しますので おさがりください』
ツナ:『くっ…こんな時に…!!』
あくまで審判として行動するチェルベッロに、手を出せずに焦るツナ。
そんな時、山本から通信が入ります。
山本から通信が入る
山本:『ツナ!!』 『こっちも倒したぜ』
ツナ:『!!』
ミルフィオーレ基地では、刀を持ち立っている山本の目の前、
床に倒れているデイジーに対し、チェルベッロが入江と同じように
消滅した標的の炎のチェックをしています。
敵の標的も同時に倒れているこの状況。思いがけない展開に、
『まさか…』 『ドロー 引き分けか!?』と驚きの表情を隠せないディーノたち。
獄寺:『野球バカにしては…』 『よくやったじゃねーか』
ツナ:『!』
と、ツナの元へ獄寺が姿を現します。
左腕を右手で押さえつつ、歩いて登場した彼の近くの地面に降り立ったツナは
超死ぬ気モードを解除し、駆け寄ります。
お言葉ですが、「よくやってないのは獄寺自身だけだと思う」なんてことは
言ってはダメでしょうか。
ツナ:『獄寺君 無事だったんだね!!』
獄寺:『申しわけありません 10代目!!』
ツナ:『よかった!!本当によかった!!』
桔梗からの攻撃を受けたらしい状況を、音のみで拾っていたからでしょうか、
ツナは獄寺がたいした怪我も負わずにいたことを本当に喜んでいます。
獄寺:『オレなんかより……』 『入江の野郎が……』
ツナ:『!!』
その言葉に、改めて視線を入江に戻すツナ。
入江の傍らに膝をついたチェルベッロの説明によると、
チェルベッロ:『標的の炎(ターゲットマーカー)は体内の全生命エネルギーが2%以下になると消滅します』
『入江氏の標的の炎は 2%を大きく下回り 下降し続けているため』 『消滅と認めます』
ツナ:『そんな…』
『正一君!!しっかりして!!』 『死んじゃだめだ!!』
入江から身を離したチェルベッロに代わり、入江の横に座り込み呼びかけるツナ。
そして、ミルフィオーレ基地のチェルベッロから通信が入ります。
チェルベッロ:『こちらもです』
『デイジー氏の標的の炎も』 『消滅と認めます』
ツナ:『…………』
ディーノ:『では やはり…』
スクアーロ:『引き分け(ドロー)』
桔梗:『ハハン』 『早とちりですよ 審判』
青褪めるツナとディーノ、険しい顔のスクアーロに対し
桔梗と白蘭は笑顔です。
デイジー:『う~ん』
山本:『!!』
チェルベッロ:『!!』
不意に声を上げたデイジー。そして、
デイジー:『やっぱり死ねないのか~』
そういいながら身を起こした彼の左胸には、再び標的の炎が燃え盛っていました。
フゥ太:『わっ!!』
クローム:『!!』
ジャンニーニ:『ひゃあっ!』
了平:『蘇った!!!』
山本:『そんな…トドメはさしてねーが』 『完全に倒したはず!!』
驚くボンゴレサイド。
了平が一番恐怖を抱いているようなのが意外です。
そして、山本は相変わらず恐ろしいです;
桔梗:『デイジーは"不死身の肉体(アンデッドボディ)"を有していましてね』
:『死ねないのが悩みだという 変わった男なのです』
ツナたちから少し離れたところに降り立ち、そう告げた桔梗。
その横には、霧のような黒い影が集まってきています。
バジル:『不死身だなんて…』 『そんなバカなこと!!』
リボーン:『ありえねーな』
桔梗:『おわかりいただけましたか?これが真6弔花の真の力(リアルパウワー)なのです』
堂々とそう告げる桔梗。そして、その横には、トリカブトの姿がありました。
ありえないなんてことはありえ(略)という言葉を、性懲りもなく思い出しておりますが。
『また死ねなかった…』 と呟くデイジーの近くにいるチェルベッロ、
そして、ツナたちの傍にいるチェルベッロ。この二人が何事か話します。そして。
チェルベッロ:『これにより チョイスバトルの勝者が決まりました』
入江の傍に屈み込んでいるツナにもその声は聞こえているのでしょうか。
絶望感と焦りの表情を浮かべているツナに対し、白蘭は余裕で目を閉じ、次の言葉を待っています。
チェルベッロ:『勝者は――』 『ミルフィオーレファミリーです!!』
『イエーイ』 と白蘭の横で歓声を上げるブルーベルを筆頭に、
笑顔が溢れ喜びの雰囲気に包まれるミルフィオーレ側の観客席。
一方、ボンゴレ側の観客席は、衝撃と焦りに襲われているようです。
ツナ:『正一君 しっかりして…!!』
入江に声をかけるツナ。ですが入江は目を閉じたまま、微動だにしません。
その姿に、益々焦燥感を募らせるツナ。
ツナ:『正一君…!?』 『正一君―――!!!』
倒れた入江に必死に呼びかけ続けるツナの叫びで以下次号!!
まさか、今号で決着するとは思いませんでした。
しかも思いの外あっさりと終了してしまいましたね。
結局、獄寺のボンゴレ匣のお披露目もなく、トリカブトの「真実の目」の詳細も
分からないままです。
また、獄寺のベルト部分には植物の蔓が見えることから、彼は
桔梗から受けた匣封じの技を破れず仕舞いだったようです。
デイジーの力が不死身の肉体というのも少し驚きました。
山本がバリアを破ってから彼を倒すまで、そう時間と労力がかかってないところをみると
攻撃力は低いのでしょうか。
だとすれば、やはりツナが零地点突破・初代エディションで凍らせた方が
よかったのではとか思ってしまいます。
現在、瀕死に陥っている入江ですが、幻騎士のときと違い
彼は助かるだろうとどこか楽観視してしまっています。
また、「殺す」と宣言した桔梗が実際には入江を殺さなかったことに
違和感を感じている一方、もしかしたら幻騎士も抹殺されていないのではないかと
淡い希望が芽生えました。
そして今回、ミルフィオーレの勝利が宣言されましたが、展開的にはリング争奪戦と似ているなと思いました。
あの時も、一度ボンゴレリングはすべてXANXUSの手に渡りましたが、
XANXUSがボンゴレの血を継承していないという理由で、最終的にツナの勝利となりました。
今回明らかに違う点を言えば、「審判により、ミルフィオーレが勝者と認められた状態で
終わった」ということでしょうか。
ただ今後、獄寺ももちろんですが、他の守護者のボンゴレ匣のお披露目と
真6弔花の全員の能力の解説や人物の掘り下げはあると思う…というより
あって欲しいので、これからどんな展開になるかが非常に気になります。
次回どうなるかが全然読めないので、期待ばかりが膨らみます。
なにはともあれ、次回も楽しみです!
ポーズの桔梗が表紙の今号。標的248に引き続き、タイトルにビックリしました。
本編は、一部が破壊され黒煙を上げるボンゴレ基地と、その上空に佇む桔梗からスタートです。
桔梗の意識がそれている間に、ビルの陰へと身を隠すように逃げ続ける入江は、
息も荒くヨロけてはいますがなんとか走り続けています。
入江:『何を言ってるんだ 綱吉君…』 『僕のことより 先に敵の標的(ターゲット)を倒すんだ!!』
ツナ:『仲間を見捨てるわけにはいかない!』
ツナのその言葉と想いに、はっとした表情になるクロームと
ツナをじっとみやるリボーンが印象的です。
山本:『行ってくれツナ!』 『標的(ターゲット)はオレ一人で充分だ!!』
正一:『……君達…』
刀を構えたままの山本の力強い言葉に、血を流し顔面蒼白になっている入江は
それ以上告げる言葉を持たないようです。
ツナ:『山本 たのむ』
(間に合ってくれ!!)
直ちに方向転換し、ボンゴレ基地へと全速力で向かうツナ。その炎を
レーダーで捉えた桔梗に、焦りの色は見られません。
桔梗:『ハハン』 『ボンゴレ世(デーチモ)が 作戦変更で引き返してきますか…』
『ですが 時すでに遅しですよ』
桔梗のその視線は、なおも走り続ける入江を既に捉えていました。
桔梗:『あの標的の炎(ターゲットマーカー)を消すことなど 赤子の手をひねるより簡単です』
『白蘭様 よろしいですね』 『あなたの旧い友人を殺します』
笑っているような表情でそう告げた桔梗の眼光の鋭さが恐ろしいです。
そして白蘭は、目を開けた状態で口元に笑みを浮かべたまま言葉を発しません。
しかし、それを了承の意と取ったのでしょう。
桔梗は、マーレリングを用いての攻撃態勢に入ります。
同じ頃、ミルフィオーレ基地では山本がバリアにヒビを入れることに成功していました。
デイジー:『あ…』
山本:『よし!!次でいける!!』 『間に合えよ!!』
ぬいぐるみを抱きしめ、身を竦めるデイジーに構うことなく
すかさず刀を右手に持ち替え、技を繰り出す山本。
時雨蒼燕流 特式十の型 燕特攻!!!
ドギャンッという大きな破壊音を立てて砕け散ったバリア。
障壁を破壊することに成功した山本は、『ぼばっ』 と驚きの声を上げる
デイジーに向かい、更に攻撃するために向かっていきます。
(仕止めてみせる!!) という彼の意気込みがなんだか恐ろしいです。
そして。抜けるような青空に向かい聳え立つビル群の中。
ドッという音と共に飛び散る血飛沫。
入江の左わき腹を、桔梗が放った蔓が貫きました。
無表情のリボーン、白蘭、ヒバリ、スクアーロと
青褪めた顔の了平、バジル。
彼らの見守る中、ゆっくりと倒れていく入江。
そして、ズザアッ地面に倒れ伏した直後にようやく到着したツナは、
血を流し、目を閉じている入江の姿を認めます。
ツナ:『正一!!』
青褪め、叫ぶツナに、背後に現れた桔梗が声をかけます。
桔梗:『ハハン』 『もう 終わりましたよ』
ツナ:『おまえ!!』
激昂して桔梗の元へと一瞬で移動し、肘で攻撃したツナですが、
桔梗は冷静に腕で防ぎます。
桔梗:『もう終わりと言ったでしょう』 『あなたと闘う理由はありません』
ツナ:『く…』
静かにそう告げた桔梗に背を向け、『正一!!』 とツナは
入江の元へ向かおうとしますが、『お待ちください』 と言いながら
現れたチェルベッロに進路を塞がれます。
チェル:『入江氏の標的の炎(ターゲットマーカー)を厳密にチェック致しますので おさがりください』
ツナ:『くっ…こんな時に…!!』
あくまで審判として行動するチェルベッロに、手を出せずに焦るツナ。
そんな時、山本から通信が入ります。
山本から通信が入る
山本:『ツナ!!』 『こっちも倒したぜ』
ツナ:『!!』
ミルフィオーレ基地では、刀を持ち立っている山本の目の前、
床に倒れているデイジーに対し、チェルベッロが入江と同じように
消滅した標的の炎のチェックをしています。
敵の標的も同時に倒れているこの状況。思いがけない展開に、
『まさか…』 『ドロー 引き分けか!?』と驚きの表情を隠せないディーノたち。
獄寺:『野球バカにしては…』 『よくやったじゃねーか』
ツナ:『!』
と、ツナの元へ獄寺が姿を現します。
左腕を右手で押さえつつ、歩いて登場した彼の近くの地面に降り立ったツナは
超死ぬ気モードを解除し、駆け寄ります。
お言葉ですが、「よくやってないのは獄寺自身だけだと思う」なんてことは
言ってはダメでしょうか。
ツナ:『獄寺君 無事だったんだね!!』
獄寺:『申しわけありません 10代目!!』
ツナ:『よかった!!本当によかった!!』
桔梗からの攻撃を受けたらしい状況を、音のみで拾っていたからでしょうか、
ツナは獄寺がたいした怪我も負わずにいたことを本当に喜んでいます。
獄寺:『オレなんかより……』 『入江の野郎が……』
ツナ:『!!』
その言葉に、改めて視線を入江に戻すツナ。
入江の傍らに膝をついたチェルベッロの説明によると、
チェルベッロ:『標的の炎(ターゲットマーカー)は体内の全生命エネルギーが2%以下になると消滅します』
『入江氏の標的の炎は 2%を大きく下回り 下降し続けているため』 『消滅と認めます』
ツナ:『そんな…』
『正一君!!しっかりして!!』 『死んじゃだめだ!!』
入江から身を離したチェルベッロに代わり、入江の横に座り込み呼びかけるツナ。
そして、ミルフィオーレ基地のチェルベッロから通信が入ります。
チェルベッロ:『こちらもです』
『デイジー氏の標的の炎も』 『消滅と認めます』
ツナ:『…………』
ディーノ:『では やはり…』
スクアーロ:『引き分け(ドロー)』
桔梗:『ハハン』 『早とちりですよ 審判』
青褪めるツナとディーノ、険しい顔のスクアーロに対し
桔梗と白蘭は笑顔です。
デイジー:『う~ん』
山本:『!!』
チェルベッロ:『!!』
不意に声を上げたデイジー。そして、
デイジー:『やっぱり死ねないのか~』
そういいながら身を起こした彼の左胸には、再び標的の炎が燃え盛っていました。
フゥ太:『わっ!!』
クローム:『!!』
ジャンニーニ:『ひゃあっ!』
了平:『蘇った!!!』
山本:『そんな…トドメはさしてねーが』 『完全に倒したはず!!』
驚くボンゴレサイド。
了平が一番恐怖を抱いているようなのが意外です。
そして、山本は相変わらず恐ろしいです;
桔梗:『デイジーは"不死身の肉体(アンデッドボディ)"を有していましてね』
:『死ねないのが悩みだという 変わった男なのです』
ツナたちから少し離れたところに降り立ち、そう告げた桔梗。
その横には、霧のような黒い影が集まってきています。
バジル:『不死身だなんて…』 『そんなバカなこと!!』
リボーン:『ありえねーな』
桔梗:『おわかりいただけましたか?これが真6弔花の真の力(リアルパウワー)なのです』
堂々とそう告げる桔梗。そして、その横には、トリカブトの姿がありました。
ありえないなんてことはありえ(略)という言葉を、性懲りもなく思い出しておりますが。
『また死ねなかった…』 と呟くデイジーの近くにいるチェルベッロ、
そして、ツナたちの傍にいるチェルベッロ。この二人が何事か話します。そして。
チェルベッロ:『これにより チョイスバトルの勝者が決まりました』
入江の傍に屈み込んでいるツナにもその声は聞こえているのでしょうか。
絶望感と焦りの表情を浮かべているツナに対し、白蘭は余裕で目を閉じ、次の言葉を待っています。
チェルベッロ:『勝者は――』 『ミルフィオーレファミリーです!!』
『イエーイ』 と白蘭の横で歓声を上げるブルーベルを筆頭に、
笑顔が溢れ喜びの雰囲気に包まれるミルフィオーレ側の観客席。
一方、ボンゴレ側の観客席は、衝撃と焦りに襲われているようです。
ツナ:『正一君 しっかりして…!!』
入江に声をかけるツナ。ですが入江は目を閉じたまま、微動だにしません。
その姿に、益々焦燥感を募らせるツナ。
ツナ:『正一君…!?』 『正一君―――!!!』
倒れた入江に必死に呼びかけ続けるツナの叫びで以下次号!!
まさか、今号で決着するとは思いませんでした。
しかも思いの外あっさりと終了してしまいましたね。
結局、獄寺のボンゴレ匣のお披露目もなく、トリカブトの「真実の目」の詳細も
分からないままです。
また、獄寺のベルト部分には植物の蔓が見えることから、彼は
桔梗から受けた匣封じの技を破れず仕舞いだったようです。
デイジーの力が不死身の肉体というのも少し驚きました。
山本がバリアを破ってから彼を倒すまで、そう時間と労力がかかってないところをみると
攻撃力は低いのでしょうか。
だとすれば、やはりツナが零地点突破・初代エディションで凍らせた方が
よかったのではとか思ってしまいます。
現在、瀕死に陥っている入江ですが、幻騎士のときと違い
彼は助かるだろうとどこか楽観視してしまっています。
また、「殺す」と宣言した桔梗が実際には入江を殺さなかったことに
違和感を感じている一方、もしかしたら幻騎士も抹殺されていないのではないかと
淡い希望が芽生えました。
そして今回、ミルフィオーレの勝利が宣言されましたが、展開的にはリング争奪戦と似ているなと思いました。
あの時も、一度ボンゴレリングはすべてXANXUSの手に渡りましたが、
XANXUSがボンゴレの血を継承していないという理由で、最終的にツナの勝利となりました。
今回明らかに違う点を言えば、「審判により、ミルフィオーレが勝者と認められた状態で
終わった」ということでしょうか。
ただ今後、獄寺ももちろんですが、他の守護者のボンゴレ匣のお披露目と
真6弔花の全員の能力の解説や人物の掘り下げはあると思う…というより
あって欲しいので、これからどんな展開になるかが非常に気になります。
次回どうなるかが全然読めないので、期待ばかりが膨らみます。
なにはともあれ、次回も楽しみです!