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こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-コミノネズミモチ(小実鼠黐)-

2025-07-05 13:44:14 | 春の草花

今回は、コミノネズミモチ(小実鼠黐)。名前は、覚えにくいねえ。名前の由来は、「小さいネズミモチ」の意味で、果実や全体がより小さい(コミノ=小実)ことから。また、ネズミモチ(鼠黐)は、黒くて丸い実がネズミの糞に似ており、葉がモチノキ(黐の木)に似ていることからという。

<2025年5月15日>美咲が丘3丁目

◇ 小さな白い花は目立たない。全体から眺めてみよう。

◇この通りは、美咲が丘東西の行政区の境にもなっている遊歩道。散歩にはいいんだな。ここは、ゆめ咲公園の近く。

◇ん? コミノネズミモチの木から離れているぞ! 花に着目するため、戻っていこう。ま、小次郎が見えなくなるけど………。

◇花は余り目立たず鑑賞用には向かない。以前からあったはずだが…、気づかず。

 ※ 昨年の 12月に“黒い実”に気づいて、何の実? と調べた次第。

◇小さな花だけど、清楚な花だねえ。ちょっと勉強しておこう。

【コミノネズミモチ(小実鼠黐)】※松江の花図鑑、Wikipedia、他

 ◇モクセイ科イボタノキ属の半落葉低木。別名に、シナイボタ(志那水蝋)、トウイボタ、チャイニーズ・プリベット、等がある。

 ※園芸店で「セイヨウイボタ」や「プリベット」と表記されるのは間違った名前。

◇原産地は、中国・台湾・ベトナム。高さは2~7m。日本への渡来時期は明治時代初期に中国から渡来したと言われる。

◇開花期は、5月~6月。枝先に円錐花序を出し「小さな白い花」を多数咲かせる。花冠は筒状漏斗形で4裂。

◇果実は10月~12月にかけて黒紫色に熟す。大きさは5~8㎜の球形である。

 【由来】

コミノネズミモチの名前の由来は、ネズミモチに似た、より小さい実をつけることから来ている。具体的には、ネズミモチの果実よりも小さいため、「コ(-小)ミ(実)ノネズミモチ」と名付けられました。また、別名でセイヨウイボタとも呼ばれます。

 

【コミノネズミモチとネズミモチの違い】

主な違いは、果実の大きさ、葉の形、枝や葉柄に毛があるかどうか、そして雄蕊の葯の色です。コミノネズミモチは果実が小さく、枝や葉柄に毛があり、葯がピンク-紫色です。一方、ネズミモチは果実が大きく、枝や葉柄に毛がなく、葯は黄色。

コミノネズミモチの果実は直径5~8㎜の球形、一方ネズミモチの果実は長さ8~15㎜で直径8~15㎜の楕円形

【実(2024年12月9日)】

◇紅葉しているが、葉はだいぶ残っている。半落葉樹だからかな?

◇黒紫色の果実がたわわに実っている。

◇実は5~8㎜だから、小さいね。

【食べられる?】

◇ネズミモチの実は、少々苦いが毒性はなく食べられる。コーヒーの代用にもなる。また、日干し乾燥した果実は「和女貞子(わにょていし)」と称する生薬で、滋養強壮などの漢方薬に使われる。民間療法では、疲労回復、虚弱体質などの強壮保健、風邪などの解熱剤としても使われる(出展:Wikipedia、他)

◇コミノネズミモチの実は、AIに聞くと、『食べられますが、苦味があり、少量でも腹痛や吐き気などの症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要。子供やペットが誤って大量に摂取しないように注意が必要』とある。

 ※『“ネズミモチ”の実は、少し苦み葉あるが毒性はありません。なお、より美味しく食べるには……』とある。

改めて「花」と「実」を見てみよう

【花(5月15日)】

【実(12月12日)】

お終い

 

 

 

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