長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

イメージ、偏見からの脱却。

2012-01-30 14:13:29 | Weblog
「共通番号制の導入」について、大多数の方がまだご存知ない…とのことで
意外な驚きと反省を感じています。
「社会保障と税の一体改革」という言葉は、マスコミにもそのフレーズが
毎日のように踊るので結構な浸透度だと思っていますが、共通番号制度は
一体改革の議論のなかで大切な役割を担う大きな動きです。

税制の調整、つまり“所得の低い家計に還付を…”といった話は先に出て
いますが、それをやるにも情報の整理が大変かつ重要であり、その為の導入
でもあります。
加えて、昨今より大きな課題として擡げてきた医療問題に対する大改革でも
あります。色んなエッセンスがありますが、一番は“一人ひとりの患者の
治療、処方の情報を番号制で整理することによって病院間の横の連携がスムーズになる”
ということではないでしょうか。

個人情報保護の観点から…
プライバシーの侵害が…
犯罪の材料になるのでは…

なにかを始める際には必ず、必ずその裏腹に生じ得るデメリットや不安材料が
挙げられます。これはとても大切な観点であり指摘であり、新しい事象は
それらを乗り越えていかなければなりません。
しかし決して、“だからやらないでおこう”にはならないのだ、ということも
ぜひ確認していただきたい、と思います。

思い省みれば、民主党政権になってから以降、いわゆる医療問題というものが
激減したように感じます。医療難民、妊婦のたらい回し、小児科問題…
2000年代中盤には毎日のように取り上げられていた課題、今はめっきり
聞かなくなりました。
報道が減った、されなくなった、ということは? です。
そんな政府だからこそ、最後の決め手ともいうべき策であるこのテーマ、
もっともっと多くの方に説明し知ってもらい理解してもらわなければなりません。

それにしても民主党は、説明や広報…といったものが下手です。。。