長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

まだまだ幼稚。

2008-06-27 23:41:05 | Weblog
議会、終わりました。
色々とテーマはありましたが、一番の争点であった『有料化』は
継続審査ということで、とりあえず当局案は退けられた形です。
しかし今日もお話を聞く中で、当局は8月の臨時議会でも懲りずに
条例案として上程しようとしているらしいです。
笑えますね。

なぜ継審にされたのか、なにが足りなかったのか、そのあたりを
何も考えず我武者羅に挑む…というと聞こえが良いですが・・・
ゲームをしているんじゃないのだから、その時の勝ち負けではなく、
足りなかった行動を、不十分だった対策等をきちんとこなし、練り直して
改めて議論しなければ何も変わっていかないじゃないですか。
“6月は折れたけぇ、8月では通してくれぇ”
たぶんその位の考えしか、今のところ持ってないのでしょう。
そしてそれに耳を貸す議院もいるのでしょう。
馬鹿馬鹿しい限りです。

説明会を開催し、市民の皆さんから色んな意見を聴取しまた現状の不備も
多々指摘してもらい、議会でも“不十分”と判断されたのだから、
それを受けて一定期間、策を練り直し改めて説明に廻り、その上で
再度出てくるモノでなければいけません。
それは決して、8月の臨時に間に合うような小規模な仕事量ではない
はずです。

議会ネタでもぅひとつ。
最終日に、陳情・請願・意見書などへの議決が行われます。
今回はそのなかで、『後期高齢者医療制度の廃止』を求める意見書が
たくさん出ていました。
『意見書』ですから、これは市議会であれこれ議論する性格のものでは
なく、国策の見直しを求める意見を届ける、という意味合いのモノです。

昨今の情勢を勘案すれば、否決する道理は全く立たないと思いますが、
今の岡山市議会はこれを通す力さえ持ち合わせていないのです。
反対多数で否決されました。ビックリです。
保守系と呼ばれる皆さんの、頑ななまでの鈍感さに敬服いたします。
“恥ずかしい議会じゃのぉ!!”
否決された瞬間、本気で叫びそうになりました。
結局叫ばなかった僕は、少しは大人なのか、意気地なしなのか。

本日、会派の議会後の打ち上げ(反省会)があり、市長、副市長はじめ
新任局長も来てくださって有意義な会となりました。
市長にも馴れ馴れしく、大量の無理難題(?)を注文しておきました。
“長井議員は若けぇのに、えぇアイデア持っとるしえぇコト言う。
これからも色々、教えてちょ~でぇ”
と、ギラギラした眼差しで微笑まれながら言う市長に幾何かの背筋の
冷える感覚を覚えながらも、あくまでも鈍感に今後とも注文し続けて
いこうと思いを新たにしました。。。