長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

実質的には間接税。

2008-06-19 18:39:43 | Weblog
報告が遅くなりましたが、岡山市議会、始まってます。
ていうか、もう個人質問の日程も終盤です。僕の質問日ももぅ
終わりました。

1.財政問題について
2.行政改革について
3.子ども読書活動推進計画について

の項目で、30分の時間を頂きました。
財政に関してはこの時期、毎年「財政状況第( )版」という冊子が示され、
岡山市の事情の諸々についての議論が出ます。
また今は、19年度の決算報告から適用される「地方財政健全化法」に際し、
対応が迫られる大切な時期でもあることから、財政当局に対しての質問も
盛り沢山でした。

行革に関してはなんと言っても「ごみ袋の有料化」案についての議論です。
僕だけでなく多くの議員も取り上げ、「市民説明会」を経ての様様な課題を
挙げ、現状での不備の数々が取り上げられました。

読書活動計画は、ずっと以前から課題となっている市教委の「宿題」です。
とても遅れてて、心有るボランティア活動の方々などにとってみれば
深く気に掛かる問題なのです。

日ごろお世話になっている皆様に、精一杯やっている姿を少しでも見て
頂きたいとは思っているのですが、なにせ議会は平日の昼間に行われる
ので、なかなか限られた方にしかご覧になっていただけないのがいつも
残念に思います。
「ONIビジョン」で、その日の18:00から録画で放送されているので、
もしご覧になれる方は、今後は是非!!

議会の当局側の人事も、重要なポストな方々数人が代わり、そのせい
だけでもないでしょうが幾分、やってての緊張感というか緊迫感が
以前より薄くなっているように思えます。
我々議員側も、変に慣れてしまわないように、初心を忘れぬように、
志を失わず、安易に流されないように、しっかりしなければなりません。

話が戻りますが、皆さんはゴミ問題、どう思いますか?
環境問題を考慮し、減量化を狙いとした有料化、という説明なのですが
その施策の中身は何とも「穴だらけ」の「見切り発車」に思えてならない
のです。「市民説明会」に行かれた方はおられますかね?
ホントにきちんとやらなければ、この策は、真面目に協力してくれる
ひとの良い市民の皆様からだけの「増税策」にしかならないのです。
そしてそれは、行政運営上もっとも気を付けなければならない
「税の公平性」の理念からかけ離れた執行になってしまいます。

私たち議員に、最初に(案)として示された時、この有料化策は
「行政改革の成果」としての10億以上の市の増収に組み込まれていたことを
忘れる訳にはいかないのです。
そんな視野の狭い、短絡的な発想で有料化に踏み切ってもきっと、
私たちが求める「ゴミ減量化社会」の実現にはならないでしょう。

今議会でこの条例案が可決されてしまうのかどうかは、やはり一番の
注目点です。