長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

生意気な口。

2007-01-30 00:48:19 | Weblog
 夜遅くまで、若手中心に集まって、今後の活動に対しての
勉強会を開催。皆それぞれ忙しいのに集まってくれて感謝。
 “腹減った…”と訴える田口を救うため、有志4人で
それぞれの自腹でラーメンを食べに…田口と同い年の竹本と
僕、そして1人、小さなオバサンが仲間に混ざってラーメン
を美味しそうに食べていた…母だ。
 なるべく休むようにはしてもらっているけど、それでも
やっぱり心配なのか、なんだかんだと結局、いつも長いコト
一緒に関わっている。感謝、感謝ではあれ、そうはいっても
このアンバランスな絵はどうしても面白かった。
 よく頑張る母に御礼申し上げます。。。

 地域廻りの活動の中で、訪問先の玄関でまず断られる事が
しょっちゅうある。
 この仕事してる人なら誰しもが経験済みの、しょっぱい
一幕だけど、立場をわきまえず、敢えて主張させて頂き…

 “あぁ…今ちょっと手が離せないので、ごめんなさい”
 “あぁ、興味ないんでイイです~”

正直、ひと昔前までの自分も、まさにこのタイプの人間で
あったが、非常に愚かで、大人として社会人として親として
恥ずかしい姿だと感じます。
 裏を返せば、自分はまさに、こういった人達に対して
政治を身近に持っていきたいと思っている訳ですが、それに
しても、あまりにも多すぎる。

 手が空いてない人…100人のうち、1人くらいでしょう。
 興味ない人…それは堂々と言うことではありません。

自分の活動をしつつも、こうした人達に対し、どうしたら
聞く耳を持って頂けるのか、どうしたら興味を持って頂ける
のか…そんな事を考えながらになってしまいます。

 僕らみたいな存在は、胡散臭いものだと思われがちだという
ことも、煙たく思う方が多いということも重々解っています。
 でも、だからといって、志す者がこのまま何も訴えず、この
まま気持ちを押し殺し誤魔化しながら、都合の良い所だけで
現状通りの競り合いを繰り返していても、その人達には永遠に
大切な方向への視界が拓かれない。いつまでも解らないまま、
でも日常への不満や不信は普通に抱き、自らの参加の形で変え
ようという方法を思い付かず、社会に流されてしまう。

 政治はそんなに遠いもんじゃない。
 政治はそんなに特別なもんじゃない。
 参加していない半分の人達の想いや意見を聞きたい者だって
 ちゃんといる。
 ひと括りにせず、ひとつ1つをきちんと観て、善し悪しを
 ジャッジして欲しい。
 やる気のある人間の声は聴くべきである。

このままじゃ勿体無い、残念な抜け落ちが多すぎるように思え、
活動しながらも虚しくなってしまうのです。

 先にも書いたように、自分も以前は同様に愚かでした。
いざ自分がこういう立場になったからといって、掌返した
ように主張しているこの姿もまた、非常に愚かに感じます。
 それを承知のうえで、それでもやっぱり、一生懸命に子供を
育ててるお母さんがインターホン越しに、そっけない感じで
やり過ごされる現場、現場でただ、悲しくなるのです。
 この人達のために、また、この人達の子供たちのために、
大切なことをやっていきたいと意気巻く志望者に、せめて1分
の、30秒の時間をくれないでしょうか?
“この際だから言わせてもらうけど…”的な八つ当たりでも
構わない、気に入らないコトでもなんでもリアクションすべき
じゃないだろうか。

 僕は本当に、この岡山を変えたい、日本一の街にしたいと
想って、そういう夢を以って生きている。
 これは決して周りの人にゴリ押しするモノじゃなく、ただの
自分の想いだけれど、政治の仕事を目指す者であるならば絶対
に無きゃならん想いだと信じてるし、なるべく多くの人に
そんな想いを持った自分のことを知って欲しい。
 能力がある訳じゃない。知識やキャリアがある訳でもない。
僕はただ、一番大切なモノだけは誰よりもしっかりと持ってる
自身がある。だからこそ、大切なものにきちんと向き合おうと
しない方々には何とかして伝えたい。
 どうしたらイイのか、解らずに悩みながらの活動の毎日。
今のこの時期、そんなウザい事言ってないで、自分の活動に
専念すれば良いんだ…そうも思うけど、せっかくこんな活動を
してるのだから、より充実した、より中身のある足跡を残して
いきたいと思ってしまう。

 僕はこんな道を選んで進んだおかげで、間違ってなかった
はずの自分の間違いに気付けたし、大切なものへのアンテナが
立てられて幸せに思っています。
 もっと沢山の方々にアンテナを立てて欲しい。そう願う僕は
きっといつまでも、自分の力不足に憤りながらの道を歩んで
いくのでしょう。でもずっと、いつまでも諦めずに訴え続け
なければならないと思っています。これからも煩いですが、
どうぞお許しください。     おやすみなさい。。。