近藤長さんのひとりごと

写真付きで、なにやらブツブツ

川面を泳ぐ500匹の、こいのぼり

2010-04-09 20:36:00 | インポート
画像 気温16、7度と久しぶりの“春らしい陽気”に誘われ、阿賀野川ライン舟下りで知られる福島県境近くの阿賀町へ車を走らせた。

 例によって「ほら、○○方面へ行こう!」の“思いつきドライブ”。時間は11時半ごろだった。ガソリンは満タンに近いから、途中のコンビニでオニギリを買って、阿賀野川の沿うように49号線を…。 新緑や紅葉の季節なら見事な絶景が連なる49号線も、きょうはダメ。サクラはマダ、新緑もマダ。少し下げた車窓から入る春風の心地良さが救い。

 目に入る山の残雪は、ドンドン多くなり、家を出る時考えていた「会津若松の、お城へでも…」の気持ちは萎えた。阿賀野川の川原で、上流へ向かう「舟下り」の“上り舟”を見ながら、コンビニ購入の昼食を済ませ、Uターン。同じ道を帰っても…と、村松・五泉から峠(冬鳥越え)を越えて、加茂市を経由することに。簡単に言えば、自宅を起点にグルっと丸く“遠回り”して帰る形だ。往路の走行距離は60キロ余りだから、遠回りしても本日の走行距離は「140キロ前後」ってとこ。

 天候は、ますます良くなるばかり。速度制限をオーバーしないように安全運転で、村松、五泉を抜け、峠を下ったら『桐タンス』で有名な加茂市。市中心部に入り加茂川沿いに車を走らせていたら、川の上にコイノボリ、コイノボリ、コイノボリ、コイノボリ…。その数はざっと500匹。そのコイノボリが川面を渡る風を受け、空を泳いでいる。

 場所は葵橋から西宮橋の間で【加茂川に鯉のぼりを泳がせる会】が平成元年から始めたイベントらしい。今年の会期は明日から5月5日の子供の日まで。このコイノボリは、泳がせる会などの呼びかけに市民が応え、提供してくれたものらしい。それにしても、実に見事な光景。

 このあと、岩室温泉へ出て、そこから日本海に沿って走るシーサイドラインを使い、午後4時過ぎ自宅に着いた。走行距離は135・7キロ。高速道は1区間も使わず、エコなドライブでした。
 
 


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