なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

【京都通信】櫛まつりで舞妓さんの京舞を見る。

2005-09-27 | 着物あれこれ

この間買った月刊京都を見たら、26日は安井金比羅宮の「櫛祭り(くしまつり)」とのこと。地図で調べたら、祇園だし、家から意外に近い!普段着の着物に下駄履きで、散歩がてら行ってみました。12時半ぐらいに境内についたら、すっごい人!!そんなにメジャーな祭りだったんだ。知らなかった…。おめかしした着物姿の女性グループも多く、ちょっと恥ずかしい気分です。1時から、折れた櫛の奉納式典で、櫛塚前に古代から現代にまで、各時代の髪型・衣裳姿に扮した女性が入場です。ちょうど席の後ろにいたので、各時代の着物、日本髪、帯の結び方よく見えました。時代によって簪(かんざし)のさし方もいろいろです。
平安時代。分かりやすいです。
前列が古代、2列目が室町あたりかな?(うろ覚え…)
江戸から大正、大正モダンってやっぱり独特です。花がブームだったようです。

供養式典後に、井上流の京舞「黒髪」が奉納されました。近くでお顔を見ると本当に若いのですが、舞姿は堂々として貫禄があり、そして色っぽいです。プロの踊り手としての気迫を感じました




この後は、各時代の衣装の紹介。現代の風俗は実際の舞妓さんです。年齢?によって、舞妓さんの髪型や衣装の違いがよくわかります。

「時代風俗行列」が、花見小路から四条通、八坂神社へと出発の後、神社をウロウロ~こんなものを発見しました。

「悪縁を切る 縁切り、縁結び碑(いし)」。岩の真ん中がくり貫かれていて、そこを通った後、縁切り、縁結びの願いごとを書いて貼り付けるんです。いろんな願い事が…「良縁だけをお願いします」とか…。


                                                                  境内に咲いていた彼岸花の影も伸びてなって、秋の気配。
                                                                                                                                      (
ktokuriさんの真似っこ写真です。)

今日の着物姿です。

たぶん母経由祖母の着物なので、時代は昭和初期ぐらいかな。庶民の普段着です。帯は昨日の天神さん縁日で買った、博多独鈷柄の帯。日傘を失くしたので雨傘持ってます…。