「鶴屋吉信」さんの本店の2階、「お休み処・菓遊茶屋」カウンターでは、和菓子職人さんによる季節の生菓子製作実演を見ることが出来て、お抹茶と一緒にそのお菓子を頂けます。先日、「きょうと日記」のきくさんに教えて頂き、早速行ってみました。今の季節のお菓子は、緑の色と栗の黄色の対比が鮮やかな「栗きんとん」と、桃色の花をイメージした「秋美人」。
まずは栗きんとんです。緑色の餡が出てきたかと思うと、手品のような早業で裏ごし、粒餡の上に今年採れたシロップ漬けの丹波産新栗がおかれ、周りに裏ごしした緑の餡を専用のお箸でくっつけて…所要時間約5分!そして、秋美人、桃色の餡に、より鮮やかな桃色餡を載せてグラデーション付け、それで白餡を包んで、花の形にして、真ん中の芯部分の黄色餡をのせて完成!
見事な手さばきに見惚れていて、写真もほとんど取れませんでした…が、目の前で作って頂いた芸術品のようなお菓子と美味しいお抹茶。干菓子も頂いて、冷たいお茶でゆっくり~。暑さを忘れて、ゆったりした時間を過ごすことが出来た一時でありました。着物で西陣にお出かけの際は是非~!
【鶴屋吉信】
住所:京都市上京区今出川通堀川西入
営業時間:平日 9:30~5:30 日祝 9:30~4:30
電話番号:075-441-0105(代表)
定休日:毎週水曜日
*中央の写真は、今販売中の「栗まろ」。栗の形と‘05の焼印が可愛いかったです。