9月9日は重陽の節句(菊の節句)。上加茂神社(加茂別雷神社)で、重陽の神事と烏(カラス)相撲があると知り出掛けてきました。境内の玉橋を渡って、神主さん達は、この前特別拝観した国宝の本殿内神殿内へ。お酒、野菜、お米とかが順番にお供えされてるみたいです。神主さん緑色の装束の方々等々、そして子供達に続いて、十二単らしき着物を着た「斎王代」さん登場。
裾を持っているのはご両親みたいです。
斎王代さん、着席。両脇を平安装束の男性ふたりが固めています。
これで、烏相撲がスタート~!と思ったら、その前に行事いろいろ。行司さんは土俵を回ったり、子供の名前を読み上げたり…そのあと、烏(カラス)役さんが登場、立錐系の依り代に弓?を立てかけて「かあ~かあ~」と…これは、どういう意味があるのかな…。
いろいろあって、お相撲が始まりました。子供達は、白い褌(ふんどし)、後ろに赤い布。きっとこれも意味があるのだろうな。行司さんも全力使ってます!
相撲が終わって、斎王代が土俵に!???と思っていたらこの後、記念撮影でした。
着物を着て行くと結構いいことがあります。後ろの方で遠慮がちに見ていると「そこの着物の人、ここ座り~!」「折角、着物着てるんやから、テレビ映らんと!」とおば様が前の方の席に呼んで下さいます。外国からの観光客さんも多いので、「写されてる?」と思ったら、ちょっと立ち止まってにっこり!「アリガトウゴザイマス!」に「ドウイタシマシテ!」と応えて国際親善に一役。ちょっと困るのは、カメラが趣味のおじ様方(おじい様方?)声をかけられることかな。そうそう、この間、真夏の着物を、もう着れないだろうと思って、自宅にもって帰ったのですが、今日も絽の着物に夏帯の方を発見。9月に来てもOKなんですね。そういえば、京都はテレビの関西エリアでの天気予報で最高気温が一番高いことが多い。そういうことも関係があるのかな。。最後には菊酒を頂いて帰ってきました。本当の菊の花が入っていました。