春先から今まで普段着によく着ている着物。母が結婚した頃に来ていたウールで、母が結婚するとき祖母が持たせたもの。この着物は私の身幅に合っているので、毎日気持ちよく、すっと着ることが出来る。脇で余った身幅を寄せることも、あまりしなくて済む。難点は、母の身長に合わせて仕立てられていること。袖幅が、私にとってはかなり短い。よって、手はかなり、にょきっと出ている感じ。これも、たすき掛けすれば、問題ないとしよう。
母の着物を着るようになって一番思うのは…母の体型の変化。仕立てた年によって、身幅が徐々に広がっているのだ。思い出すに、一番変わったのは同居していた祖母(父の母)が亡くなった後。一緒に暮らしていたけれど、祖母は父の実母ではない。でも、そんなことは関係なく、母は祖母を介護した。それが自分という人間に与えられた仕事だと。しかし、嫁いでから姑を看取るまでの長い年月は言葉で言えないぐらい大変だったのだと思う。なぜかというと、祖母が亡くなって一年間で、母は10キロ太ったのだから! 「お母ちゃん、あまりにも、わかりすぎるわ~!」。
今、この着物がぴったりと思って、安心してはいけない。 この着物が、ずっと着れますように…。
帯は、昨日と同じ「不思議柄の単衣帯」 う~ん、帯が欲しい!
母の着物を着るようになって一番思うのは…母の体型の変化。仕立てた年によって、身幅が徐々に広がっているのだ。思い出すに、一番変わったのは同居していた祖母(父の母)が亡くなった後。一緒に暮らしていたけれど、祖母は父の実母ではない。でも、そんなことは関係なく、母は祖母を介護した。それが自分という人間に与えられた仕事だと。しかし、嫁いでから姑を看取るまでの長い年月は言葉で言えないぐらい大変だったのだと思う。なぜかというと、祖母が亡くなって一年間で、母は10キロ太ったのだから! 「お母ちゃん、あまりにも、わかりすぎるわ~!」。
今、この着物がぴったりと思って、安心してはいけない。 この着物が、ずっと着れますように…。
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