なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

母の着物が語ること。

2005-04-28 | 着物あれこれ
春先から今まで普段着によく着ている着物。母が結婚した頃に来ていたウールで、母が結婚するとき祖母が持たせたもの。この着物は私の身幅に合っているので、毎日気持ちよく、すっと着ることが出来る。脇で余った身幅を寄せることも、あまりしなくて済む。難点は、母の身長に合わせて仕立てられていること。袖幅が、私にとってはかなり短い。よって、手はかなり、にょきっと出ている感じ。これも、たすき掛けすれば、問題ないとしよう。

母の着物を着るようになって一番思うのは…母の体型の変化。仕立てた年によって、身幅が徐々に広がっているのだ。思い出すに、一番変わったのは同居していた祖母(父の母)が亡くなった後。一緒に暮らしていたけれど、祖母は父の実母ではない。でも、そんなことは関係なく、母は祖母を介護した。それが自分という人間に与えられた仕事だと。しかし、嫁いでから姑を看取るまでの長い年月は言葉で言えないぐらい大変だったのだと思う。なぜかというと、祖母が亡くなって一年間で、母は10キロ太ったのだから! 「お母ちゃん、あまりにも、わかりすぎるわ~!」。
今、この着物がぴったりと思って、安心してはいけない。 この着物が、ずっと着れますように…。

帯は、昨日と同じ「不思議柄の単衣帯」 う~ん、帯が欲しい!

着物で過ごす夏。とりあえず、今日をどうする…

2005-04-28 | 着物あれこれ
今日も夏日。暑いです。昨日、袷の長襦袢で銀座に行き、暑さに懲りた私は、とりあえず、持っている夏に使えそうな下着、襦袢類を、押入れの中から引っ張り出してみた。
あるもの、①正装用みたいな夏の長襦袢1枚、②ガーゼの肌襦袢3枚、③衿のついた木綿の半襦袢1枚 ④裾よけ(木綿白レース付き)2枚、⑤裾よけ(ピンクの素材不明)2枚 ⑤ネットオークションで買った「美容衿」⑥サラシ …

う~ん、とりあえず、今日をどうする! 今日は、教会の聖書勉強会。結婚の時持たせて貰った「正装用ぽい 夏の長襦袢」を、いきなり汗まみれにするのは、きっとマズイに違いない。目に付いたのは、③衿の付いた半襦袢。これは、ツレアイ、りんのママに「こんなの、あるけど使う?」と言われとり合えず、貰ったもの。羽織ってみたら、レースの付いた袖の長さは、着物の袖口ぐらいまで。これは、何?? もしかしたら、これを着るには、嘘つき袖を作らないといけないのかも…。まあ、教会の勉強会の一番後ろに座っている私の袖口を覗く人もあるまい! ということで、今日は、この半襦袢に半襟を付けたもの、ピンクの素材不明裾よけ の上に着物を着て出掛けた。昨日と大違いで、涼しい~! 風が通るから足さばきも楽~! しっかし、悠長に構えている場合ではない。とりあえず、今日はやり過ごしたけれど、着物で過ごす夏は、もう、目の前。早く必要なものを作るか、買うかしなければ…!