なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

着物で美術館へ。

2005-04-18 | お出掛け

仙石原にあるポーラ美術館に立ち寄った。
目的は、開館3周年記念展「ポーラ美術館の印象派 モネ、ルノワール、セザンヌと仲間たち」。
タイトルにある画家以外にも、ゴッホ、ゴーギャン、シスレー、ピサロ、ロダンなど、有名どころの作品が並んでいる。まさに、名画、目白押し状態。とても広い美術館で、この企画展以外にも、所蔵している作品展や「ルネサンスからアール・デコまでの髪形と髪飾り」や陶器の展示があったりと、とても見ごたえ充分。広い美術館内を沢山歩いて、少し疲れたので、カフェで休憩。ここのコーヒーは、とても苦味があるけど美味でした。ケーキも美味しい。木漏れ日が降り注いで、とても居心地がよい美術館。おすすめです。

余談だけれど、美術館での着物姿はよほど珍しいのか、友達同士で来た風なおば様方グループやおじ様方に見られること、見られること! 私の方が展示物になった気分でありました。


至福の御飯

2005-04-18 | お出掛け

旅館の晩御飯を楽しむため、昼食を食べなかった。5時頃からお腹が空きだして、夕食が待ち遠しい。こんなにお腹が空いたと思うのは、久しぶりのことで、嬉しい。

*先附 山菜の胡麻よごし のれそれ芥子酢味噌
*八寸 季節の酒肴六種盛り
食前酒の梅酒で乾杯。食欲がますます湧いてくる。山菜の中につくしを発見。子供の頃、祖母が摘んだつくしを食べたことを話したら「今でも生えているつくしを料理したらたべられるのかなぁ」とツレアイ。のれそれは高知に行ったときによく居酒屋で食べた。何の稚魚だったっけな。関東でも捕れるのだろうか。まったりした酢味噌が美味しい。八寸は、鯔の卵巣の燻製、鰯の山椒煮、しょうが、蕨の湯葉巻き、蕗の薹、~の押し寿司。ひとつひとつの味の変化が楽しい。お願いしたお酒、丹沢山がすすむ。

*お椀 白魚の卵豆腐 筍 若布 木の芽 
*お造り 旬の地魚
*焼き物 鱒の木の芽焼き
*お凌ぎ 椀豆
*鍋物 地蛤 菜の花
そういえば、もう筍の季節。実家にいる時、筍をよく食べた。お造りは、サヨリとあじ。薬味が生姜というのが新鮮。ツレアイはさよりを今の季節の魚だと知らなかった。オイオイ…私のせいかな。はじめ焼き物の魚が何かわからなかった。鮭?違うよね? ということで、サービスをして下さる方にもう一度聞く。鱒でした。こんなに脂がのっているのに驚く。御鍋はシンプル。ものすごく大きい蛤で、開いたところをすぐに頂く。おつゆがまた美味しい。二人で全部飲んでしまった。お酒は八海山。

*進肴 芯馬鈴薯 豚角煮 蚕豆
*強肴 花山椒 水雲
読み方がわからなくてどんな豆だろうと思っていたら、ソラマメだった。面取りしてあるので小芋かと思ったら、ジャガイモ。ホクホク。御醤油味が強めの煮物。私には、新鮮な味。水雲とは「もずく」でありました。

*御食事 筍御飯釜飯炊き 
*止椀 刻み蕗の薹
*香の物 季節の香菜三種
*水菓子 苺
*甘味 蓬餅 きなこ
りんは、蕗の薹の御味噌汁に感動している。私は炊き込みご飯が美味しくて、おかわりする。蓬餅の小豆は、ほろほろと砕けるほど繊細。おいちい。。もう一個食べられそう。初めは写真を頑張って撮っていたけれど、途中からは、忘れてしまっていた。お腹一杯、ご馳走様でした~!


この宿は朝ごはんも楽しい。小鉢がいっぱい並んで、その一つ一つが美味なのだ。
オレンジジュース、卵焼き、生海苔、イカの塩辛、椎茸レンコンなどの煮物、ひじきの煮物、御漬物三種、焼き魚、あさりの御味噌汁、梅干、そして、白い御飯。身体の中から健康になる感じがする朝御飯。その後に、キウイのデザートとコーヒー。。旦那さん、もう一回行きましょう!