なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

茶道教室の見学

2005-04-02 | 習い事いろいろ
今年の3月3日、友達に「雛祭り茶会」へ誘われました。それは、とても気軽な季節のお菓子とお茶を楽しむ会で、雰囲気は全然堅苦しいものではなかったんだけど、やはりお茶席。背筋をぴーんと伸ばして座る、きちんと考えてお辞儀をする、そんなちょっとの緊張感に、とても気持ちよさを感じました。床の間には季節の花、掛け軸、この日のために選ばれた抹茶茶碗や茶道具、そして美味しい和菓子と御抹茶。
「お茶をすれば、着物を着る機会が増える!!(今でも十分着てるけど)」
「焼物とかお花とか、興味が広がるかも!!」

先生のお宅でお稽古とかだと、続けられるか自信のない私には敷居が高い。気軽に始められて、気持ちよくお稽古出来るところはないかなぁ~と探して見つけたのが、今日行った近所の○○センター茶道サークル。
今日はその見学に行ってきました。写真が、そのお稽古の場所。○○センターの中にこんな日本家屋が一軒建っていようとは!すぐ横の道をよく通っていても、柵の中はわからんもんです。いきなり江戸時代の旧家が目の前に現れました。

雰囲気は和気あいあい。先生は「月1回ですから、やって忘れて、また覚えて忘れて、覚えて~の繰り返しで気長に気楽にやってください」とおっしゃる。
月1回、土曜日、11時~5時。その間の好きな時間に行ってお稽古。1回千円。年齢層は幅広く、今日はお休みだったけど、男性も参加とのこと。ここなら、お茶は小学生以来の私も、全くの初心者のツレアイ、りん(あ、彼もやりたいと言いまして)も、お茶を始められそうです。今日は、緊張しながらお話を伺い、美味しい柏餅とお薄を頂いて帰ってきました。次回は5月7日。着物を着よう!楽しみです。

ヨハネ・パウロ二世と出合った本。

2005-04-02 | 信仰 キリスト教

私は、「ヴァチカン―ローマ法王、祈りの時」(著:南里空海、野町和嘉)で、初めてヨハネ・パウロ二世という存在を知った。1999年12月24日、ヴァチカンの聖ピエトロ大聖堂、お琴の「さくら」が流れる中、三千年紀への「大聖年の扉」がヨハネ・パウロ二世によって開かれた。二千年を迎えるローマ教皇の深い祈り。。
もちろん一般的な知識として、その存在は知っていたのだけれど、ポーランド人として初めて教皇となったヨハネ・パウロ二世の誕生から人生の歩み、教皇になってからの精力的な活動を始めて知ったのだ。

自らに与えられた使命を深く認識し、自らの能力を最大限に使い、与えられた使命を積極的に生きる人。

それが、この本を読んだ私のヨハネ・パウロ二世像。それから彼が私にとって最も尊敬する人物になった。それまではソニーの出井さん(先日会長を退任)だったのだから、かなりの方向転換。この本が発売された2000年6月。私にうつ病の症状が現れはじめ、自分の人生、生きる意味を深く考え始めた頃だ。その時は聖書を読んだこともなく、教会も知らなかったが、その数ヵ月後、導かれるように、キリストを知ることになった。

今、危篤状態にあると報じられている新聞やネットの記事を読む限り、回復を望むのは困難な状況のようだ。とても悲しい。パパ様のために祈ろうと思う。