去年の父が亡くなる7月頃まで、私のうつ病は少し安定していたので、少し手話の勉強をした。所属している教会に、こじんまりした手話サークルがあり、私の病気を理解してくれている人もいたので、少し通ってみたのだ。
一番、初めの日は、自己紹介の練習から。
「あなたの名前は何ですか?」 「私の名前は○○です」
「あなたはどこに住んでいますか?」 「神奈川県に住んでいます」
「何人家族ですか?」 「二人家族です」
「あなたの仕事は何ですか?」 なつ「私の仕事は………」 ここで止まってしまった。
「私の仕事は、、ない。無職です。」
ご年配の教えてくだっさっている方が「あら~、ご主人がいて家にいる人は主婦よ~!」とおっしゃった。
主婦というのは、家事をする人、子供がいれば「お母さん」をしながら家事をする人のことではないのだろうか。
私は主婦ではない。なぜか、私は家事をこなすことが出来ないからだ。
病気になる前、どんなに遅く帰宅しても夕食を作っていた私はどこに行ったのだろう。調子がよければ、洗濯、箒で部屋を掃くこと、出来るのはそれぐらい。料理はとてもハードルが高い。料理をするには、あの食材をああして、こうして…というように段取りを考える必要がある。それが出来ない。第一、食材を買いたいと思えない。それに、どう料理するかイメージがわかないから、何を買っていいのかわからないのだ。
調子がいい日はまだいい。うまく眠れなかった日はアウトだ。
父の死後、一連のゴタゴタが収まった頃、また調子を崩した。その時のうつ底からは、少しづつ這い出している気はするけれど、自分が無職だという意識に変わりはない。
一番、初めの日は、自己紹介の練習から。
「あなたの名前は何ですか?」 「私の名前は○○です」
「あなたはどこに住んでいますか?」 「神奈川県に住んでいます」
「何人家族ですか?」 「二人家族です」
「あなたの仕事は何ですか?」 なつ「私の仕事は………」 ここで止まってしまった。
「私の仕事は、、ない。無職です。」
ご年配の教えてくだっさっている方が「あら~、ご主人がいて家にいる人は主婦よ~!」とおっしゃった。
主婦というのは、家事をする人、子供がいれば「お母さん」をしながら家事をする人のことではないのだろうか。
私は主婦ではない。なぜか、私は家事をこなすことが出来ないからだ。
病気になる前、どんなに遅く帰宅しても夕食を作っていた私はどこに行ったのだろう。調子がよければ、洗濯、箒で部屋を掃くこと、出来るのはそれぐらい。料理はとてもハードルが高い。料理をするには、あの食材をああして、こうして…というように段取りを考える必要がある。それが出来ない。第一、食材を買いたいと思えない。それに、どう料理するかイメージがわかないから、何を買っていいのかわからないのだ。
調子がいい日はまだいい。うまく眠れなかった日はアウトだ。
父の死後、一連のゴタゴタが収まった頃、また調子を崩した。その時のうつ底からは、少しづつ這い出している気はするけれど、自分が無職だという意識に変わりはない。