いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

イシガケチョウ(イシガキチョウ)

2018-11-09 22:34:16 | イシガケチョウ

今日は、植えっぱなしの葉ネギがよく育っているので収穫して、

刻んだ物を密閉袋2個に入れ冷凍保存しました。

収穫の際、土が栄養不足らしくて固くなっていたので草取りをして、

バーグ(堆肥)と鶏糞を入れて土と混ぜて置きました。

本当は元肥だけで育てるらしいんですが、我が家は今回植え替えをしてないし、

ここで少し土に栄養を上げた方が良いのでは・・・と、追肥をすることにしました。

肥料が多すぎるのは良くないと書かれてたけど、

まぁ~この際よかろうか~?と。

そして、ネギの畑にびっしり生えていたホトケノザですが、

私としては、これが成長してピンクの可愛い花が咲くのを見たかったんですけどね、

ネギがホトケノザに埋もれてしまうような結果になったら困るので、

泣く泣く(オーバー?)綺麗サッパリ抜いてしまいました。

所で、皆さんの地方は根深ネギ(白ネギ)を育てて居ますか?

(根っこからの白い部分を鍋物などに利用するネギですよね)

それとも、葉ネギを育てて居ますか?

(葉ネギには細い小ネギから太いネギまでたくさんの品種があり、

葉の青い部分をうどんや蕎麦の薬味、お味噌汁の具材などに使うネギですが、

葉ネギは白い部分も全部食べるので、鍋物やすき焼きにも使います)

ザックリ言うと、東日本は根深ネギ、西日本は葉ネギを育てているのかな?


10月6日、7日に撮影

白いヒヨドリバナの上に白い何かが止まったような。。。と思って、

そ~っと確認したら、すこし大きめの白っぽいチョウでした。

それと分かれば、抜き足差し足で家に入ってカメラを持ち出す。

おお~まだ居る!いる!間に合いました~。



今まで一度も出会ったことが無いチョウなので調べてみると、

白地に黒色の細かいスジ模様が複雑に走る翅をもったタテハチョウの仲間で

イシガケチョウという名前のチョウでした。

又は、「イシガキチョウ」とも呼ばれます。

見分けるポイントの1つに、後翅の先っちょにある尾状突起(ツンと飛び出した部分)があり、

その周辺がオレンジ色になっているはずですが、肝心のその部分が

傷んで無くなっているのが惜しいところなんですけど、

この独特の黒いスジ模様が全体にあるので間違いないと思います。



大きさ(前翅長)26~36mm

近畿地方以西でみられる南方系のチョウですが、

他の南方系のチョウと同じくイシガケチョウもその例にもれず、

温暖化によって分布域を北へと広げつつあるようです。



今まで一度も見たことが無かったのに、今回は2日続けて我が家の裏へ。

2回出会っただけで決めつけられませんが、人の気配に敏感なのかな?と思いました。

それと言うのも、本当に慎重にそ~っとそ~っと動いて写真を撮っていたのに・・・

2日とも、ほんの短い時間で逃げられてしまったんです。

もっと、いろんなショットを撮りたかったのに~。



最初に何かが飛んで来た~と思った時、普通にチョウが飛ぶ様子とは違って、

ヒラヒラ~~っと、白い薄っぺらな紙の様な物が舞い落ちる感じがして、

落ちたと思えるその先にあるヒヨドリバナをよく見たら、

白いチョウが止まっていることに気が付いたんです。

あとで調べてみたら、そんな特徴的な飛び方をするチョウなんですって!







そして、もう1つの特徴は止まる時には殆ど常に翅をパッと開いて止ることだと。

写真を撮る身としては、開いたり閉じたりしてくれたら、

いろんな角度からいろんなショットが狙えるので、そうして欲しいけど、

ペタンと翅を広げて、暫くそのまま動かなくて・・・撮り辛かった!

写真を撮っていた場所が斜面で足場も悪くて、撮りたい角度の場所への移動も

中々思うように出来なくて、下手に動けば逃げられるしで



でも、まぁ~私的には初見の珍しいチョウの写真を

こうして何枚か撮れただけでも嬉しいことでした。







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イヌタデ、クモの巣など

2018-11-07 20:35:44 | 野草の花と実

昨日は朝から3人がかりで小松菜、ほうれん草、水菜、春菊の収穫をして、

小さな鍬でちょこちょこっと耕して、化成肥料を入れておきました。

収穫をしたってことは、これを洗う作業があるわけでして・・・

丁寧に綺麗に洗った後は、暫く置いて水気を切ってから収納となり、

それなりに地道な作業を時間をかけてするから大変なんですが、

でも、「こんなに出来て嬉しい~~」って気持ちもにもなるので、

面倒な洗いの作業も左程は苦にならずに出来るというものです。

そうそう~、シートでカバーしてる小松菜の葉っぱに虫食いが~~

なので、収獲後に優しめの殺虫剤を噴霧したけど、どれだけ効果があるやら・・・

本当に人が大切に育てて居るのに、にっくき虫め!


撮影、夕日が差す午後4時頃

野原や道端、畑などにごく普通に見られるイヌタデの群生。

1ヶ所にまとまって咲いていると中々に可愛くて綺麗なので、

いつも写真に撮りたくなります。



同じ科で属も同じヤナギタデが葉に辛みがあって、薬味として使われたり、

磨り潰して酢と混ぜてアユなどの焼き魚料理に使う蓼酢(タデズ)として用いられるの対して、

イヌタデは葉に辛みが無くて役に立たないことからイヌタデと名付けられたとか。



この写真を見たら、「ああ~子供の頃にままごと遊びで使ってた~!」と、

懐かしさを覚える人もいらっしゃるのではないでしょうか?

そう~、別名の「アカマンマ」と呼んで親しんでいたかもですね。



赤飯を想像させる様な薄紅色の花「アカマンマ」は、俳句では秋の季語で、

又、とても綺麗なので絵画のモチーフになったりもしているようです。



群生している様も好きですけど、こんな風にポツンポツンと咲いている姿も

風情があってこれはこれで、又、好いものです。














クモの糸、いつ見ても見事な仕事ぶりで感心してしまいます。

光の角度でハッキリ綺麗に見えたり、見え難かったり・・・

カメラを構えて右に行ったり・・・左に寄ったりと、

不審な動きをしながら写真を撮っている私です。





いつも見慣れて撮り慣れているヤマトシジミですが、

ついついカメラを向けたくなる小さくて可愛らしいチョウです。

・・・とは言え、チロチロせわしなく飛ぶので撮り易いわけでもないのですが。



10月1日、これがシオカラトンボを目撃した最後の日です。

本州では4月中旬から10月頃まで見られるとサイトなどに載っていますが、

我が家辺りで9月末~10月に見かけるのは珍しいことです。



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ヒメアカネとエンゼルトランペット

2018-11-04 20:49:51 | トンボ

この所ずっと秋晴れの良い天気が続いているazami地方、

日差しが入る部屋に居るとほんわか暖かくて気持ち良いです。

それにしても、まだ11月に入ったばかりなのに・・・

今年は朝晩の冷え込みが、例年より少し早いように感じられます。

それてって、私が年取ったせいかしら?

それもあるような気がしたり・・・・・

う~~ん、それじゃなくても若い頃から寒いのが苦手なので、

この先、年々寒さが身に染みる様になるとしたら嫌だなぁ~。

寒がりじゃない妹たちが羨ましい今日この頃です。


10月1日撮影

胸部の色と縞模様などからヒメアカネのはず。



今年はこの何年かのシーズン中に見た数が断然少なかったのは、

いつも発生する場所がイノシシに荒らされていた事と関係があるのかも。

それでなくても、ちょっとした環境の変化で姿を消してしまうらしいので、

先だってから再開された道路工事で樹木や水場が無くなると、

来年、もう~姿を見ることは無いでしょう。



やっぱり!ヒメアカネでした~。(顔がのっぺらぼうだから)

ヒメアカネは発生した場所から殆ど離れずに暮らすトンボですが、

家の周辺で別の場所が生きていける場所として見つかっていたら・・・

そう願うばかりです。


10月4日撮影

これと☝と下の写真は多分?マユタテアカネの雌じゃないかと・・・

雌の場合、顔が撮れてないとヒメアカネとの見分けが出来ないのですが。

(勉強不足ゆえ)



今年は去年より沢山見られたマユタテアカネ。

来年の今頃はヤゴが育つ場所が限られた結果、

ヒメアカネ同様、姿を見ることが無いのかもしれません。



エンゼルトランペット、

畑の脇で毎年沢山の花を咲かせて楽しませてくれます。



特に肥料も与えず何もしないでも毎年花を咲かせられるのは、

もしかして?畑にまで根っこを伸ばして肥料分をしっかり貰っているのかな?









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ホシホージャクとモンシロチョウ

2018-11-03 19:00:50 | 





「オッ!?オ~~?エビフライが飛んでる!

…ん、なわけないですよね。

皆さんの所でも花壇とかで時々見かけるでしょう~。

あのちっともジッとしてない忙しない飛び方に特徴のある、

この子の名前はホシホージャク。



「チョウチョと言えばモンシロチョウ」と言うくらいポピュラーですよね。

春頃によく見かけいましたが、夏の暑い頃には殆ど見かけず、

秋になって涼しくなると、沢山飛ぶ姿が見られる様になりました。



もしかして?畑に野菜が育って来る頃を狙っているのか!?

野菜と同じ色のカモフラージュしたモンシロチョウの幼虫が

たくさん見つかるので、そのままにして置いて上げたいけど、

こればっかりは、そのままに捨て置けません!

幼虫の食欲は凄まじいのでね。



こうして写真で見ても綺麗だし可愛いし、何より好きだし、

せっかくの幼虫をプチッとするのはあまり好きじゃありませんけど、

大切に育てている野菜とどっちが大事か?ってなれば、

言うまでもありません、野菜を守らねば・・・です。



モンシロチョウの幼虫の食草は、アブラナ科のキャベツ、アブラナ、ブロッコリーなど、

つまり、人が育てて居る野菜に卵を産み付けるわけですね。



その点、同じ様な蝶でも黄色のモンキチョウやキタキチョウたちは、

畑に植えている野菜に卵を産まないんですよね。

モンキチョウやキタキチョウの食草はマメ科の植物の

ネムノキ、ハギ類、それにシロツメグサなどに卵を産み付けます。



我が家の周りでは、今盛んに飛んでいるのはキチョウで、

(モンキチョウかキタキチョウか、そのどちらもか?・・・)

モンシロチョウは見かけなくなりました。

寒さが少しずつ進んでチョウたちの姿も、もう少しで見られなくなります。

春までしばしのお別れです。




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セセリチョウ3種

2018-11-02 22:37:59 | 

今朝は冷えたものの(6℃)、昼間は19℃まで気温が上昇して、

庭で花の植え替えをしたり、ちょっとした剪定をしていると暑かったほど。

そうそう~グリーンカーテンにしていたオキナワスズメウリを、

乾燥させたくて今までずっと残していたのですが、一向に乾く風がないので、

もう~これ以上残して置くには、枯れた葉っぱ等がみすぼらしいし、

赤く熟れた実とグリーンの実を必要なだけ取り置いて、

全てを処分してしまいました。

オキナワスズメウリの中身が乾燥するのはいつ頃になるのかしら?

このままザルに取り置いてて、腐らせずにリース作りをするまで大丈夫かな?

それとも、早めにリースにした方が良いのかしら?

野にあるカラスウリが乾燥するのはもっと寒くなってからだったかなぁ~?

似た様なものだから、このまま雨に合わせたりせず湿気の少ない場所に置いてたら、

腐ったりしないよね~多分。

・・・等と、少々迷っています。


10月4日撮影

この日モンキアゲハが庭先を飛んでいたのでカメラを持ち出すも・・・

その間にどこかに行っちゃって~、諦めて小さなチョウたちを撮っていたら、

オミナエシにアサギマダラが!

喜んだのもつかの間、2枚写真を撮れただけでふわり、ふわ~っと

どこかに飛んで行ってしまったのでした。


その後10月10日から20日の間に何回も写真を撮るチャンスがあったアサギマダラ、

凄い枚数を撮ったのですが、余りに多くて中々写真の整理が出来ず・・・

(写真を選び出すのに疲れてしまいそうな程の量)

又、来年のアサギマダラが飛来するシーズンにブログに載せるつもりです。

(来年の事をいってると鬼に笑われそうだけど)



ヒメキマダラセセリなのか、キマダラセセリなのか?

裏翅が撮れていたら、私にも区別が出来るはずだけど、

う~ん、分からない。



オオチャバネセセリ。

・・・で、あっているかな?



イチモンジセセリ。これは間違いなしです。



オオチャバネセセリに一見そっくりなイチモンジセセリですが、

下翅の裏面の白い斑紋が、斜め一直線に並んでいることで

一目で見分けられるのは特徴です。



黄色の花に溶け込むような綺麗でフッサフサの毛の蜂も、

オミナエシの蜜や花粉が好きなようです。

蜂と言っても花に集まっているものに刺されたことは無いので、

普通に写真を撮ってて危険を感じたことはありません。

あくまでも当社比ですけどね。





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マユタテアカネ(雄)

2018-11-01 23:51:02 | トンボ

この頃の最低気温は13~14℃、最高気温は23~24℃くらいで、

秋晴れの良いお天気が続いているazami地方です。

昼間は家の中より外に居る方が暖かくて気持ち良いです。

でも、朝夕は勿論、昼間でも家の中で何もしないで居るとヒンヤリするので、

重ね着したり、ついに!今日はコタツを出しました。

まだ暫くはコンセントは差さないかな?と思ってますが、

用意万端にして置けば、急に寒くなった夜に即!間に合うのでね。

そうそう~あんなに沢山飛んでいたアゲハチョウを全く見かけなくなりました。

それだけ山の上は寒くなって来たってことでしょうね。


・・・と、こんな記事を書いてたのは10月19日のこと。

そのまま投稿しないで10日以上経ってしまいました。(忘れてた

その間に寒くなって夜には炬燵のスイッチを入れるようになって、

これから最低気温が10℃を切る日が1週間近く続くようでです。

でも、最高気温は結構上がるのでそれ程ビビってはいません。

けどね~この冷え込みは長くは続かないとか・・・

そうですよね~長期予報じゃ暖冬だって言ってましたもん。

あまり信じてはないけどね。


9月28日撮影

用水路の向こうに小さな赤トンボが止まっていました。

マユタテアカネかな?(大きさ31~43mm)

ヒメアカネかな?(大きさ28~38mm)

見えにくいけど、尾部の先端が反り返って見えるので、

これはマユタテアカネの雄ですね。



マユタテアカネの一番の特徴は、顔に黒い眉のような斑があるのですが、

そう思って見れば・・・少しだけ見えているような。



ありますね~眉斑が!



こっちを向いてくれたので、ハッキリと眉斑が見えますよね。

トンボを撮る時慣れてくると、出来れば特徴の部分を撮って置きたいと思います。

ただ、そうそう此方の都合良く撮れる時ばかりではありませんが。



顔は見えませんが、尾部先端の反り返りから見て、

これもマユタテアカネに間違いないです。





土嚢の上に止ったマユタテアカネ。

尾部先端の反り返りが習字の時の「はね」の様にも見えますよね。

こうなっているのはオスだけです。




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