百日草の花の周りを忙しそうに飛んだりホバリングしているのは、
ホシホウジャクだとばかり思って、シャッターを押していた。
所が、写真をパソコンに取り込んで見ている内に・・・これはちょっと違うことに気が付いた。
何よりホシホウジャクは、体色がこんなにカラフルじゃなかったよね~と思い、
翅も透明じゃ無かった。。。。ような。。。と、思って、調べてみたら、
「オオスカシバ」という名前に辿り着いた。
分かってみれば、ホシホウジャクとオオスカシバの外見は明らかに違う。
・・・のだけれど、とにかく体型とそのせわしなくアチコチへ移動する飛び方、
ホバリングの仕方ががそっくりなので、うっかり騙されていた。
それもそのはずで、チョウ目スズメガ科、ホウジャク亜科の昆虫となっているので、
知らない者の目には、同じ様に見えてしまうわけで、仲間であることは間違いなそうだ。
(ただ、蛾の一種だけど、スカシバガの仲間では無い。)
蛾というと、夜に飛んで居る気持ち悪いイメージだけど、このオオスカシバもホシホウジャクも、
昼間に元気よく花から花へと飛んで、ハチドリかと思ったと言う人達がいるくらいで、
蛾とは思えない可愛さで(?)見ていると中々に面白く興味深い昆虫なのだ。
この個体の体色は茶色っぽくなっているので、成熟が進んでいるというか、年寄り?
本来はモスグリーンの体色をしているらしいのだけれど。
たっっぷり蜜が吸えて満足したかな?
去って行く姿も可愛いじゃないですか!?
・・・って、私だけかな? そう思って見ているのは。