いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ホバリングの名手、オオスカシバ

2015-09-14 23:51:04 | 昆虫

百日草の花の周りを忙しそうに飛んだりホバリングしているのは、

ホシホウジャクだとばかり思って、シャッターを押していた。

所が、写真をパソコンに取り込んで見ている内に・・・これはちょっと違うことに気が付いた。



何よりホシホウジャクは、体色がこんなにカラフルじゃなかったよね~と思い、

翅も透明じゃ無かった。。。。ような。。。と、思って、調べてみたら、

「オオスカシバ」という名前に辿り着いた。



分かってみれば、ホシホウジャクとオオスカシバの外見は明らかに違う。

・・・のだけれど、とにかく体型とそのせわしなくアチコチへ移動する飛び方、

ホバリングの仕方ががそっくりなので、うっかり騙されていた。



それもそのはずで、チョウ目スズメガ科、ホウジャク亜科の昆虫となっているので、

知らない者の目には、同じ様に見えてしまうわけで、仲間であることは間違いなそうだ。

(ただ、蛾の一種だけど、スカシバガの仲間では無い。)






蛾というと、夜に飛んで居る気持ち悪いイメージだけど、このオオスカシバもホシホウジャクも、

昼間に元気よく花から花へと飛んで、ハチドリかと思ったと言う人達がいるくらいで、

蛾とは思えない可愛さで(?)見ていると中々に面白く興味深い昆虫なのだ。



この個体の体色は茶色っぽくなっているので、成熟が進んでいるというか、年寄り?

本来はモスグリーンの体色をしているらしいのだけれど。



たっっぷり蜜が吸えて満足したかな?

去って行く姿も可愛いじゃないですか!?

・・・って、私だけかな? そう思って見ているのは。




コメント (4)
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