半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

研修会に参加しての雑記

2005年07月28日 | 研修会
 “台風7号が長野県東部を直撃か!? ”と危惧された一昨日、長野県行政書士会の保健環境・風俗営業部会主催の研修会が県内各地から約70名の会員の参加を得て、松本市内のホテルで開催されました。
今回の研修テーマは①特別弔慰金支給法の請求手続について、②NPO法人の設立に係る添付書類等及びアフターケアについて。それぞれ県から講師をお招きして行われた。

① 今年は終戦60周年にあたり、戦没者等の遺族に対して国として改めて弔慰の意を表するため、特別弔慰金が支給されるのだという。特に第8回目となる今回は、受給対象者の高齢化が著しいため、我々行政書士がその手続をする機会が増えるであろう。
実は、私の母方の祖父も先の大戦において満州で戦死している。写真でしかその存在を知らないのだが、今の自分よりも若くして亡くなったのだ。家族を残したまま、やりたいこともやれないまま死んでいった祖父の無念さは計り知れない。
また、戦争未亡人となった祖母(私が小学校へ上がる時に死去)は、母と伯母の二人を立派に成人させた。母の生き方や言動を見ると二親が揃っている家庭に負けないようにと必死で娘二人を育てた祖母の生き様が垣間見える気がする。
戦争は悲劇しか生まない、日本は二度と戦争を起こしてはならないということは承知しているつもりだ。しかし、60年経った今も世界のどこかで戦争やテロが行われ続けている現実をみるとき、どうにかならないのかとの憤懣やるかたない思いと共に自分に直接降りかかってこない分、心のどこかで冷めた自分が居ることに気づき恐ろしくなるときがある。
 
② 残念ながら私はこれまでNPO法人の設立に関する仕事をしたことはないが、現在、県内には500を超えるNPO法人が活動をしているとのこと。多岐にわたる分野で活動の場が求められている。いつか私も設立のお手伝いをし、そのNPO法人が活躍する日がくればいいなと思う。
  身近には私が住む小諸に、特にまちづくりを中心活動にしたいくつかのNPO法人が設立され大活躍している。最近寂しくなってしまったと云われる小諸ではあるが、このように“小諸を愛する人”がいる限り、小諸はしぶとく生き残っていくのではないかと思う。

  小諸のNPO法人といえば、昨年設立された「浅間山麓国際自然学校」が主催して8月20日~21日に『アサマ・スター・クロスウォーク』が行われます。これは小諸から標高1968mの高峰高原・車坂峠を越えて群馬県嬬恋村まで全長32kmを、夜を徹して歩くイベントで、私もお手伝いで参加する予定です(このイベントについては改めてこのブログで紹介させていただきます。)。