昨日23日は、私が所属する長野県行政書士会佐久支部主催の夏季研修会が開催されました。
講師は私の恩師、弁護士・櫻田喜貢穂先生。遥々東京から駆けつけて下さいました。
櫻田先生の講義は、(行政書士の業務を理解された上でなされる)より具体的かつ実践的な内容で、懇切丁寧であるため、大変評判が良いです。
今年で6年連続となる研修会も、地元佐久支部は勿論、評判を聞きつけて県内各地(上田、長野、松本、伊那、飯田支部など)から約60名もの会員が参加しました(ちなみに飯田から会場までは片道2時間半とのこと。その熱意に脱帽です。)。
今回のテーマは『相続実務の事例研究』。離縁したい養子や相続人の一人が行方不明の場合の対処の仕方、養子(縁組)の活用事例など、我々の日常業務で遭遇する案件を具体的な事例を用いて講義されました。
特に公正証書遺言の事例では、相続人の一人が被相続人に、相続人間の公平性を欠くような(すなわち当該相続人が相続財産を独り占めする)内容の公正証書遺言を作成させ、その後トラブルになったケースを題材とされました。
櫻田先生からは行政書士がこのようなケースに加担する場合があることを指摘され、「法律的にたとえ合法であっても、また依頼者からの依頼にそったものであっても、(当事者の感情を無視し、公平性を欠くため)将来トラブルが起こるような仕事をした場合には、その行政書士はもはや“法律家”ではなく、“法律屋”でしかない。」と厳しいことばをいただきました。
3時間にわたる長い講義でしたが、短く感じるほど充実した内容の講義で、参加者も大変満足気でした。
櫻田先生有り難うございました。また来年もよろしくお願いします。
参加された皆さん、お疲れ様でした。この講義が明日からの業務に活かせるようお互いに頑張りましょう。
講師は私の恩師、弁護士・櫻田喜貢穂先生。遥々東京から駆けつけて下さいました。
櫻田先生の講義は、(行政書士の業務を理解された上でなされる)より具体的かつ実践的な内容で、懇切丁寧であるため、大変評判が良いです。
今年で6年連続となる研修会も、地元佐久支部は勿論、評判を聞きつけて県内各地(上田、長野、松本、伊那、飯田支部など)から約60名もの会員が参加しました(ちなみに飯田から会場までは片道2時間半とのこと。その熱意に脱帽です。)。
今回のテーマは『相続実務の事例研究』。離縁したい養子や相続人の一人が行方不明の場合の対処の仕方、養子(縁組)の活用事例など、我々の日常業務で遭遇する案件を具体的な事例を用いて講義されました。
特に公正証書遺言の事例では、相続人の一人が被相続人に、相続人間の公平性を欠くような(すなわち当該相続人が相続財産を独り占めする)内容の公正証書遺言を作成させ、その後トラブルになったケースを題材とされました。
櫻田先生からは行政書士がこのようなケースに加担する場合があることを指摘され、「法律的にたとえ合法であっても、また依頼者からの依頼にそったものであっても、(当事者の感情を無視し、公平性を欠くため)将来トラブルが起こるような仕事をした場合には、その行政書士はもはや“法律家”ではなく、“法律屋”でしかない。」と厳しいことばをいただきました。
3時間にわたる長い講義でしたが、短く感じるほど充実した内容の講義で、参加者も大変満足気でした。
櫻田先生有り難うございました。また来年もよろしくお願いします。
参加された皆さん、お疲れ様でした。この講義が明日からの業務に活かせるようお互いに頑張りましょう。