半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

重大発表!!

2009年06月30日 | とりとめもない話

 

 タイトルを「重大発表!!」としましたが、大したことではありません。 約10ヶ月間の沈黙を破り『半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ』は新たに明日から『半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅲ』として、再スタートしたいと思います。

  この10ヶ月間、事実上閉鎖していたにもかかわらず、毎日のようにアクセスしていただいた数十名の皆さま、またお会いする度に「最近ブログを書いていないようですが、身体の調子でも悪かったのですか?」とご心配していただいた多くの皆さま、本当にありがとうございます。 書けるネタ、書いて皆さんにお知らせしたいネタも沢山あったのですが、 “書く気”になれなかった私の我儘が原因です。申し訳ありませんでした。

 今後は、心機一転できる限り書き綴っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 なお、新しいブログはこちらから→『半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅲ』

 


高田公園のハス

2008年08月04日 | 休日

 

 先週は仕事が忙しく、おまけに木曜・金曜と長野と松本で2日間も研修会があり、くたくたでした。

 しかしながら、たまには父親らしいこともしなくてはなりませんので、“疲れた”と言ってられませんので、週末に日帰りで新潟県に海水浴にでかけました。

 新潟県の海は“信州の海”といわれるほど長野県人が訪れますが、先月中旬にローカルテレビ局で新潟へ海水浴に出かける際の穴場をいくつか特集しており、その際、上越市の高田公園のハスも紹介されていました。

 旧高田城址の外堀には、見渡す限りハスが植えられ、今が見ごろというハスの花が数多く美しく咲き誇っていました。

 

 

 ハスの花は、淡いピンク色でハスの葉の間でほんのりと灯りをともしたように見えました。

 ハスの花は仏具などの図柄に用いられることが多いですが、その高貴な品格のある姿に家族一同納得していました。

 

 

 

 

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土用丑の日はやっぱり“うなぎ”!

2008年07月25日 | 呑むこと、食べること

 寝苦しくって今朝は4時頃から目が覚めてしまいました・・・。
 
 信州・小諸もここ数日続く猛暑でみんなぐったりしています。
 特にここ2、3日は夜の涼しさもそれほどでなく、寝不足の人が多いようです。

 昨日は「土用丑の日」
 昔からこの日にうなぎなど精のつくものを食すれば夏バテしないということなのでしょうか。先々週あたりからスーパーなどではうなぎのコーナーが拡張されています。

 我が家では、妻や子ども、母など女性陣が「ウナギはヘビみたいでダメ!」という訳のわからない理由で土用であっても私が心配しなければうなぎを食することができません。
 そこでここ数年は商工会議所青年部の後輩である田中鯉店の田中君にお願をして、彼が自らさばいて炭焼きした新鮮な国産うなぎ(静岡産)を食しています。

 田中君に聞くと今年は猛暑で少しでも精をつけたいという人が多いのと例の中国産うなぎの偽装問題の影響で出所がしっかりした国産のうなぎを食したいとの希望で例年になく注文が多いとのことでした。

 我が家では長男の帰りを待ってうなぎを食べようとお箸をつけたところ、「あっ!今日は青年部の食事会をかねた理事会だった」ということに気がつき、泣く泣く少しだけにしました。でも国産で手をかけ作ったうなぎのかば焼きはやっぱり美味しい!!なんとかこの暑い夏を乗り切れるでしょうか。




 
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“仏作って魂いれず”にならないように!

2008年07月17日 | 地域の問題について

 昨日、決算変更届の資料を取りに佐久市のある建設業者さんに伺いました。
 すると経営者の奥様が開口一番「ここのところ、小諸市はいろいろと新聞を賑わせているけど、一体小諸の市民は何考えてんだい?」と私に問いかけてきました。
 「えっ、何ですか!?」と私。
 「最近でいえば、小諸駅のトイレだよ。何でも60平米のトイレを4000万円かけて作ったんだって。」と奥様。

―これは7月13日の信濃毎日新聞で報道された小諸駅北側に12日から利用が始まった市で建設したトイレの話だ。記事によると駅舎に併設されたこれまでのトイレの老朽化が進んだため、これに代わるトイレが必要となり、駅周辺の「通称・大手の杜」公園の整備の一環で建設されたものだという。―

 「単純に計算しても坪200万以上だよ。民家であればよっぽど贅沢に作ったってそんなにはしないよ。このトイレは金箔か大理石でできてんのかね。よく市民が怒らないとある意味感心してるんだよ。」歯に衣着せぬ意見が続く。

―新聞によれば「改善された」との声があがる一方で、建設費に疑問を持ったり、デザインに違和感を感じる市民がいるとのこと。問題はトイレの検討は市の内部で進められ、ほぼ計画が固まった後、市民に示されたようで、市民への説明は必ずしも十分でなかったとのこと。―

 「でもね。半ぐれさん、どんなに素晴らしいトイレを作ったって、最初のうちはいいかもしれないけど、汚くすれば何の価値もないじゃないの。むしろどんなトイレでもきれいに利用できる環境を整えることの方が大切じゃないのかな」と奥様。
 「ごもっともですね」と私。

 私自身、未だこのトイレを使用したこともないので、金箔や大理石でできているのか知りません。しかし、常日頃何かにつけ市民からの要望に対して、市長はじめ市職員の皆さんは二言目には「おカネが無い」といって取りつく島もない態度をするわりには今回のトイレの大盤振る舞いはどうしても解せません。
 建設費の問題や建設に至った経緯など、まず議会でしっかり追及して欲しいと思います。
 そして何よりこの奥様がいわれたとおり“汚いトイレ=仏作って魂いれず”なんてことにならないように、市が責任をもって先頭にたって行くことは勿論、地域住民も少なからず協力していかねばならないように思います(しかし、記事のとおりだとすれば市民への説明不足であったことが後々影響するかもしれませんね。また、これまでのトイレのような利用の仕方では時間の問題ですので、何らかの方法で利用する側のモラルの改善も図れれば良いのですが)。
 実際のところかなりハードルは高いと思いますが、様々な意味で話題となったトイレを通じて、これらをクリアしていければ小諸も他から笑われたり後ろ指さされたりされることもなくなると思います。
 いつの日か“日本で一番きれいな公衆トイレ”といわれることを期待して・・・。




 
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信州プロレスを観戦

2008年07月14日 | プロローグ

 

 7月12日(土)は、こもろ祗園祭り。神輿はそっちのけで信州プロレスを観戦しました。

 信州プロレスは、台本重視の社会人プロレスごっこ団体で小諸には昨年のこもろドカンショ以来2回目の登場。

 前回はドカンショスタッフとして他の現場にいたため、ほとんど観戦できなかったため、今回は事実上の初観戦。とても楽しみでした。

 

 

 上の写真はオープニングシーン。中央は代表の「グレート☆無茶」選手のあいさつ。

 

 

 個性的なネーミングの選手が多い中、注目したのは「番長清原」選手。似ていませんか?おもわず笑ってしまいました(失礼!)

 

 

 いよいよお目当てのわれらが「ドカンショ戦士 小諸キッド」選手の登場です!

 

 

 第1試合 タイガーチョッとチン、戸倉馬之助vs小諸キッド、グレート☆無茶 戦

 

 

 小諸キッドがトップロープに上り、「祝市民まつり」のふんどしを出した~!

 

 

 小諸キッドの必殺技「ふんどし固め」で、タイガーチョッとチンを撃破!!

 

 小諸キッド選手の試合を観ていて改めて昨年末に観戦した「ボリショイ・キッド」選手との対戦を観てみたいと思いましたが・・・ぜひ実現してほしいものです。

 

 ってな具合に、とても楽しめた信州プロレス観戦報告でした。

 

 

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余分三兄弟

2008年06月17日 | とりとめもない話

 最近気になっている事がある・・・
 
 サントリーのDAKARA(ダカラ)のCM
 女優の天海祐希さんに『余分三兄弟』が絡む設定のヤツだ。これまで「名刺交換」編と「温泉」編が放映されている。

 どうもあの『余分三兄弟』のCMを見ていると複雑な思いがする。
 CMを制作したスタッフは、きっと『余分三兄弟』(「脂肪」「糖分」「塩分」)それぞれ実在のモデルがおり、その人達をイメージしているのだろう。

 以前このブログで紹介した私の親友で㈱テムズの鷹野君は、これまでブルガリアヨーグルト(明治乳業)やドコモ、燃焼系アミノ式(サントリー)などのCM製作にもかかわってきており、少なくとも『余分三兄弟』以前のDAKARAも手がけたことを本人から聞いている。

 私が気になるのはあのCMの「脂肪」を担当しているモデル。
 幸い未だ誰からもご指摘をいただいたことはないが、どうもあの眼鏡をかけたおデブな人の実在モデルは自分ではないか?と最近思うようになった。顔といい体型といい他人の気がしないのだ。

 勇気がないので、とても自分から鷹野君へ問い合わせることはできないでいる・・・が、気になって気になって仕方ない。




 
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友、遠方より来る

2008年06月01日 | とりとめもない話
 ここの処、仕事も忙しく毎週末は、研修やら会議などで休みもない日々が続いている。少々お疲れ気味の半ぐれである。

 今日も小諸市で毎年開催されている国際交流のイベントである「地球人まつり」が我が美南ガ丘小学校で行われるため、おやじ倶楽部でも“賑やかしに”と出動要請があった。

 昨年のPTAバザーでも好評を得た“屋台のおでん”と“綿あめ”を出店し、来場した子どもたちを中心に大勢のお客が訪れて大忙しだった。

 私はおでん売りの裏方の仕事の合間を縫って、インドネシア料理など手料理の試食を堪能しながら、民間の国際交流を行った。

 昼頃、大学時代の友人が、軽井沢へ来ているので昨年暮れに亡くなった祖母へお線香をあげに訪問したいと電話が入り、午後仕事を予定していたが、急遽そちらの対応をするため、実家へ向かった。

 大学時代に入っていたゼミの20周年記念式典のため東京で会ってからおよそ8年振りだろうか。久しぶりに会う二人はすっかりオジサンになっていた。
 2時間ほど、友人の近況やこの間の出来事など募る話をして、あらためて歳月の流れを感じた。
 しかし、若い頃の友人というのはその歳月さえ超えられる不思議な親近感をいつも備えているものだ。

 “友、遠方より来る”―しばし、忙しさを忘れたなつかしい時間を過ごした。
 

 
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小諸のごみはいずこへ・・・

2008年05月31日 | 地域の問題について

 

共同ごみ施設建設計画断念 小諸・御代田・軽井沢 理事者物別れ  

 一昨日の信濃毎日新聞によると平成17年から小諸市と御代田町、軽井沢町で進めてきた可燃ゴミ処理施設の共同建設計画が、理事者(首長)会の物別れで事実上断念されたと報じられた。

  この協議は、御代田町の前町長が他の市町へ呼びかけたことで始まった。しかし、予定していた御代田町の塩野地区の住民の反対もあり、昨年2月にゴミ処理施設の建設を白紙撤回することを公約にした茂木町長が現職を破り当選。町長が公約を優先したことで、三市町の協議は振り出しになっていました。

 その後、今年の1月に理事者会で三市町の枠組みを維持しながら今後の方向性を探ることで合意したとのことだが(4月に予定されていた市長選の批判をかわす意図か)芹澤市長は理事者会の直前にあわただしく市議会に市内に可燃ゴミ施設建設地を用意する代わりに御代田町に焼却灰を埋め立てる最終処分場を整備することを提案することの同意を取り付けたという。

  報道によると小諸の芹澤市長は(1月に続き今回改めて)市内に施設建設地を用意する代わりに御代田町に焼却灰を埋め立てる最終処分場を整備するよう提案したのだが、茂木町長が難色を示したたそうだ。そこで、処分場を切り離し可燃ゴミ処理施設の建設に同意するよう重ねて“即断”を求めたが、環境影響調査などの計画が具体化していない段階で方向性を絞れないと茂木町長は同意しなかったようだ。

 他方で軽井沢の佐藤町長は、佐久広域での処理も検討すべきと提案したが、結局物別れになってしまったとのことです。

 

―ダッチロール状態の連続―

 芹澤市長は、4年前に「小諸のごみは小諸で!」「南ケ原区のクリーンセンターを再稼働」「環境への問題からガス化溶融炉は反対」と訴えて当選しました。

 就任した直後、当時佐久市と施設の共同建設を計画していたが「ガス化溶融炉を前提としているから」と一刀両断に破棄してしまった(この姿勢に当時の田中康夫知事は大絶賛していたが・・・一方的に破棄するのではなく他にとるべき方法はなかったのか疑問)。

 そして市長は公約通り、南ケ原区に再稼働を申し込むが断られ、あっさり撤退した(なぜなら、クリーンセンターは、現在まで続く地域住民を分断した過去があり、受け入れは当初から困難であることはわかりきっていたことなのだ)。 

 そこへ先の報道のとおり平成17年の御代田町からの誘いかけがあったわけです。しかし、不思議なことに三市町での協議の中で、市長は佐久市との計画を断る理由としたガス化溶融炉が処理方式として俎上に上がっても、何故か離脱することはしなかった(???)。

 その後、三市町で協議を続けていく中で、平成17年11月には「佐久広域連合でのごみ処理の一元化」を佐久市長に要望しましたがものの見事に断られました(佐久市長にすれば「何をいまさら、小諸市長さん・・・」といったところでしょうか)。

 

―小諸市のゴミ焼却費は1tあたり約51,000円で隣の佐久市は約24,000円。約2倍の費用がかかっているのだ!― 

 今回芹澤市長は市長選のマニフェストの中で、

「≪緊急課題と重点施策≫ごみ処理施設の建設に着手します」「≪具体的方策≫近隣自治体との共同事業によって施設整備を行います」「≪期限≫2年以内に整備方針を出し、4年以内に建設に着手します」「≪財源≫国からの補助金と、構成自治体の負担金で施設建設費を賄うことを前提とし、小諸市の負担金となる13億円程度を起債により対応します」としています。

 しかし、今回の報道の通りだとすれば、新たな相手が見つからない限り、単独で施設建設することは、時間的にも財政上からも無理となります(国からの補助金要件は5万人以上であり、4万5千人の小諸市には補助金は交付されない)。相手方があることとはいえ、マニフェスト発表からわずか3か月で早くもとん挫しそうな様相です。

 現在、小諸市のごみ処理費は、民間に委託しているため1t(トン)あたり約51,000円佐久市は自前の施設で処理しているため約24,000円であることと比較すると倍以上の負担を市民に強いています(しかし、小諸市民はこのことを知ってか知らずか、誰も声をあげないのだ・・・)。

 物価が上がり、給料が減る厳しい世の中で、小諸市民だけがこんな重い負担をいつまでも続けられるわけもなく、1日も早くマニフェストどおりになればよいのですが・・・。

 

―小諸市のとるべき道は―

 方法のひとつとして“まず公的ごみ処理施設建設ありき”ではなく“民間施設への委託”も費用対効果などを十分に検討すれば選択肢としてありだと思います(公的なごみ処理施設を建設すれば建設費と維持費がかかるわけです。ただし現在の処理費用はどう考えても高すぎますので、他の民間委託も検討すべきです)。

 また、他の方法として、小諸市が頭を下げて再度佐久市へお願いをして、今度は佐久広域で施設建設をするように働きかけをすることです。

 今後益々加速するごみの減量化と環境への配慮を考えると佐久広域にいくつもの処理施設は無理無駄があり、ひとつあれば十分だと思います。また、佐久市では最近になって新たなごみ処理施設の建設予定地で地元住民の反対があり、計画が棚上げ状態となっています。

 小諸市からの申し出に佐久市が首を縦に振ることはそれほど簡単なことだと思いませんが、佐久広域で10ある市町村の中で2つしかない市のひとつとして、この地域のリーダーとして牽引していくためにも、一方的に断った過去の経緯に非があると素直に認め、ここは市民のため、佐久広域のために頑張ってもらいたいと思います。

 いずれにせよ市民の生活や財布に直結するごみ問題をこのまま8年間もそのままにすることは何としても避けなければなりません。芹澤市長は、今回の市長選が無投票になったことは市民の信任を得たというのであれば、その市民の負託に応えるためにも、その政治的手腕を如何なく発揮していただきたいと思います。

 今後の動向に注目です。

 

  

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長野県行政書士会総会

2008年05月28日 | 行政書士の仕事

 昨日、松本市のホテルにおいて、平成20年度の長野県行政書士会定時総会が開催されました。

 私は総務部員として総会の裏方として参加しました。定時総会、政治連盟の定期大会、表彰式、懇親パーティーと終了し、くたくたの一日でした。




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ADR手続実施者養成研修会はじまる

2008年05月26日 | 研修会

 先週末(24日(土)、25日(日))からADR(裁判外紛争解決手続)手続実施者養成研修会が長野県行政書士会館で始まり参加してきました(長野会の養成研修は45時間の予定です)。
 一昨年の8月に県を代表して、埼玉会主催の意見交換会に出席して以降、支部での研修会を実施し啓蒙活動に取り組んだり、長野会にADRの積極的な取組みを具申したりと微力ながらADRの実施に向けてかかわった者だけにようやく長野会もスタートラインに立ったと感慨もひとしおです。
 ここまで大変なご苦労をされ、今回の研修会を実施に導かれたADR特別委員会の皆様に心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。

 研修の最初の講師を務めていただいた先生は、元判事で中京大学法科大学院教授の稲葉一人先生です。
 2日間にわたり、わかりやすく論理的な講義で我々が目指す「自主交渉援助型」調停の長所短所を深く考察したり、数回のロールプレイを通して調停人としての心構えや難しさ、申立人、相手方のそれぞれの気持ちはどのようなものかを体験する中で感じることができました。
 実際に私も即興の調停人役を受け持ちましたが、法律家として平素依頼者の法律相談に応じる場合に法律を駆使して事案を「評価」していくことに慣れているためか、法律的な評価に終始するのではなく、当事者の自主的な話し合いの中から将来にわたる解決を導く「自主交渉援助型」調停を管理運営していくためには頭を柔軟にすると共に相当な訓練を積むことが必要だと感じました。
 稲葉先生のお話の中で「人の話を聴くことの難しさ」についての講義がありましたが、普段依頼者の話を聴くことを心がけていたつもりでいた私も実はそうでなかったことに気付かされ、反省しきりでした。

 社会が複雑化していくなかで紛争は間違いなく増えています。裁判所や弁護士による解決手段とは異なる視点や方法で当事者の紛争を解決に導くADRは多くの困っている人々に新たな解決手段を提供するものとして今後大いに期待されていくものと思います。
 将来、裁判所や弁護士にはできないアプローチで紛争を解決するお手伝いをする調停人として胸をはれるようになるためにはしっかりと勉強していかなければなりません。8月下旬の終了まで頑張ります!





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