半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

信州プロレスを観戦

2008年07月14日 | プロローグ

 

 7月12日(土)は、こもろ祗園祭り。神輿はそっちのけで信州プロレスを観戦しました。

 信州プロレスは、台本重視の社会人プロレスごっこ団体で小諸には昨年のこもろドカンショ以来2回目の登場。

 前回はドカンショスタッフとして他の現場にいたため、ほとんど観戦できなかったため、今回は事実上の初観戦。とても楽しみでした。

 

 

 上の写真はオープニングシーン。中央は代表の「グレート☆無茶」選手のあいさつ。

 

 

 個性的なネーミングの選手が多い中、注目したのは「番長清原」選手。似ていませんか?おもわず笑ってしまいました(失礼!)

 

 

 いよいよお目当てのわれらが「ドカンショ戦士 小諸キッド」選手の登場です!

 

 

 第1試合 タイガーチョッとチン、戸倉馬之助vs小諸キッド、グレート☆無茶 戦

 

 

 小諸キッドがトップロープに上り、「祝市民まつり」のふんどしを出した~!

 

 

 小諸キッドの必殺技「ふんどし固め」で、タイガーチョッとチンを撃破!!

 

 小諸キッド選手の試合を観ていて改めて昨年末に観戦した「ボリショイ・キッド」選手との対戦を観てみたいと思いましたが・・・ぜひ実現してほしいものです。

 

 ってな具合に、とても楽しめた信州プロレス観戦報告でした。

 

 

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ふるさときゃらばんが伝えようとした大切なもの

2007年07月02日 | プロローグ

 今年もいつの間にかあと半年となってしまいました。週末も来客続きで忙しく終わってしまいました。

 そんな中、昨晩は何年かぶりの観劇をしました。
 劇団ふるさときゃらばんの『MUSICAL 地震カミナリ火事オヤジ』です。
 消防団員を主人公にその家族や地域とのつながり(コミュニティ)が描かれていました。ストーリー展開にやや無理があったものの、心地よいミュージカル仕立てで瞬時に引き込まれ、笑いあり涙ありの劇団員の熱演で楽しい一時を過ごすことができとても満足しました。

 私も30歳で東京から故郷に帰り、地元の消防団に入れていただき定年までの6年ほどでしたが在籍しました。消防団を語るには経験不足は否めませんが、消防団というボランティア組織の団結力や団員の誇り、そこで培われる強い絆、地域とのかかわり、またその消防団を支える家族の理解、協力などを何年かぶりに思い出しました。
 私が在籍していた当時もそうでしたが、段々と新入団員の勧誘は困難になり、地域の皆さんの中にも消防団活動に理解が得られない状況も見えるつけ、地域のコミュニティが薄れてきていることを感じています。
 その意味でふるさときゃらばんの皆さんがミュージカルを通じて伝えようとするメッセージは尊いものだと思いました。

 劇団ふるさときゃらばんの皆さん、小諸・御代田のふるさときゃらばんの応援隊の代表としてチケットの手配や公演の準備などに取り組んだ友人の“Uすいさん”はじめスタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。有り難うございました。
 



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「四十にして惑わず」というが・・・

2006年04月18日 | プロローグ
 今日は43歳の誕生日。
 夕飯には妻の得意料理のひとつであるピザで、家族に簡単なお誕生会を開いてもらった。
 妻や子どもたちから「おめでとう!」という言葉と共に下の娘に「ハッピーバースーデー~」と唄ってもらった。
 何となく気恥ずかしい・・・が、悪いもんじゃない。

 「四十にして惑わず(不惑)」というが、43歳になっても惑うことの多い日々。
 そういえば最近体力の衰えも感じるようになった。



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行政書士の原点に立ち返る(4)~悶々とした日々から開放されるきっかけ

2005年11月10日 | プロローグ
 このブログを継続して読んでいただいている方からすれば、毎回様々なテーマで書いているので、非常に読みづらいと思います。
 書いている本人からすれば、一度始めた話を完結しなくても、最終的に整合性があれば良いので書きやすく、それこそがブログの良さと考えています。何しろタイトルをクリックすればそのタイトルに関する記事が一覧で現れるシステムになっているのだから整合性があるわけです。
 しかし、このタイトルで前回政治の話を始めてしまったものだから、タイトルから少々外れてしまった。あまり読者を混乱させないようにするため、このタイトルの話をある程度完結させる方向で話を進めていこうと思います(政治の話はいろいろとネタも多く、是非紹介したいこともあるので、後日、項を別することにします。)。

 そこで今回は(2)の続きから始めます。

 お蔭様で私の場合、開業してから今まで仕事が一度も切れたことがありません(収入の多寡は別として)。しかしながら、現実はそう甘くは無いものです。開業したからといって事務所を維持するに必要な仕事量の確保(例えば継続性のある建設業のお客様が増えるなど)が難しく生活も大変でした。
 都会ではどうか知りませんが、田舎ではそれまでの繋がり(信頼・信用)を大切にすることが多いため、今まで別の行政書士に頼んでいたものを簡単に私に乗り換えてくれることはほとんど無いのが現実でした。
 そこで今となれば笑い話にもならないのですが、開業当時は時間があるものだから、行政書士名簿で自分の業務エリアの諸先輩の方々の平均年齢などを調べ、いったい何時になれば自分の出番が回ってくるのかを考えたりもしました。
 また、法律分野については自信があったもののその周辺分野になるとド素人であったため、例えば最初に相続の仕事をした際にはお客様から「ウチの場合、相続税はいくらになるのか。」と聞かれても、「それはまず5000万円の基礎控除があって、相続人一人につき1000万円が加算されますから、・・・相続税はかかりません。」などと即答する芸当ができず、「調べてから回答します。」というしかなく、『実務』とはなるほど厳しいものか、と自分の知識の甘さにホトホト嫌気がさしていました。
 そんなこんなで、益々悶々とし何もかもが行き詰ってしまった平成9年の秋、知り合いから、たまたまFP(ファイナンシャルプランナー)という民間資格があるが勉強しないかと持ちかけられたことが大きな転換点となりました。
 “この資格を勉強することで自分がやってきた法律分野の周辺領域が埋められる。”また“それにより自分の得意分野を商品として自信をもって売り出すことで大きな柱がひとつできる。”とそれまで行き詰っていたものからようやく開放されるきっかけができたように思えたのです。
 そして、さらにそのように前向きに考えたことで、ようやく大切なことに気がついたのです。
 “振り返れば自分はこれまで明確な目的や目標をもって物事に取り組んで走ってきたのに、行政書士になってその明確な目的がないではないか。”と。



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行政書士の原点に立ち返る(3)~代議士秘書時代の話(1)

2005年11月09日 | プロローグ
 前回、井出先生の奥様・和美さんの話をしたので、本題から外れますが、今回はいかに私が生意気な秘書であったかを振り返って話をしたいと思います。
 
 たまたま私の父が井出先生の高校の1年先輩であり共に生徒会長をしたというご縁で、平成2年に私の結婚式の仲人をしていただいたのが井出ご夫妻でした。
 平成4年に最後の受験と決めて司法試験を受験するも論文試験で敗退。受験を始めた当初からの決意、受験時代の後半生活を支えてくれた妻との約束もあり、キッパリと受験生活から身を引きことにしました。
 “とりあえず資格を持っているから田舎に帰って行政書士でもやるか。”と、同年12月に小諸に帰ることにしました。
 しかし、どこから情報が漏れたのか井出先生から「来年は総選挙があるから、それまでしばらく私の秘書をやって欲しい。」との依頼がありました。
 妻の反対があったものの、学生時代から政治に興味があったこと、当時の自民党政治に閉塞感を感じていたこと、井出先生の人柄を尊敬していたことなどの理由もあったり、“短期間であるし、全く未知の世界を覗くことは勉強になるだろう。”“国民の小さな声も秘書として国政に届けることができるだろう。”と私なりの明確な目標・目的を持つことができそうであったので、お引き受けすることにしました。
 そして秘書になるにあたり、井出先生にこう申し上げました。
―「私は、私なりの秘書像があります。政治家の秘書とは、国民の小さな声を代議士に伝え、国政に反映していただくのが仕事と考えています。従って、私が秘書を務める限りは、敢えて耳障りの悪いことを申し上げることにします。もしそれが嫌あれば、いつでも首を切って下さい。」と。
 今から考えると何と生意気で、無礼な発言であったかと思いますが、私は井出先生に対してこのように宣言し、秘書生活が始まったのです。



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行政書士の原点に立ち返る(2)~実は何の目的意識もないまま開業したのだ・・・

2005年10月27日 | プロローグ
 前回このタイトルの記事を書いてから1ヶ月が経とうとしています。
 いつか書かねばと思いつつも何から書けばよいのか、考えつつ時間が経過してしまいました。あまり難しく考えすぎると書けなくなりますので、取り敢えず、思いつくことから書いていこうと思い筆をとります。
 悪い見本として、少しでも受験生の皆さんや、新たに開業した先生方に何かの参考になればと思い、恥を恐れず書きたいと思います。

 前回“あなたは何をするために行政書士になったのですか?”などと偉そうに書きましたが、実は開業時、私自身がこのことに答えることができなかったのです。

 そもそも司法試験受験生の時に行政書士に対する具体的なイメージを持たないまま、“腕試しのつもりで”と先輩に誘われるまま試験を受け、運よく合格したのが17年前です。
 平成9年に開業する際も、“厳しいとは聞いているが何とか食べていけるだろう”という程度の認識で、行政書士として何をしたいのか確たる目的意識もなくスタートしたのでした。

 それまでの私は、司法試験の勉強をしていたときは弁護士になって社会的弱者の救済を図りたい。また井出正一先生(元衆議院議員・元厚生大臣)の秘書をしていたときには、国政とのパイプ役として国民の小さな声でも国政に反映されるようにしたいと、身の程知らずと云われようとも常に自分なりの目的意識があったからこそ全力で走ってこれたのだと思います。
 しかし、開業してから暫くの私は、行政書士の資格を取得した経緯やスタート時の気持ち、さらに広範な業務範囲と事務的要素が強いことなどから、自分なりの行政書士像を見つけられないまま、見つけようともしないまま、いたずらに時間だけを費やしてしまいました。
 従って、仕事をしていても充実感がない、あまり生きている実感すらないまま、悶々とした日々を過ごしていたのでした。



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行政書士の原点に立ち返る(1)

2005年09月30日 | プロローグ
 このブログを立ち上げて丁度3ヶ月。
 いつの間にか掲載した記事も50本を超えてしまいました(実は、よく三日坊主で終わらなかったなと自分自身が一番驚いていますが...)。
 そして、自分の考えていることを好き勝手に書いているにもかかわらず、読者が日増しに増えており、現在ではそれが大きな励みになっています。
 お付き合いしてくださっている皆さん、本当に有難うございます。これからも好き勝手に書きますが、よろしくお願いします。

 さて、今日は午後から長野市で長野県行政書士会の臨時総会がありました。県内8つの支部から70名近い代議員が集まり、行政書士会館建設に伴う用地取得について3つの議案が上程され、原案通り可決されました。
 今回の会館建設に関しては、重要財産の取得にかかわるものであるため、会員にも賛否両論様々な意見があり、今回の総会でも賛成・反対それぞれの立場から意見が出され、執行部は勿論、個々の代議員も責任ある立場から表情は引き締まり、会場は終始緊張感が漂っておりました。

 議事の詳細は省きますが、今総会の発言の中にいくつも私たち行政書士の仕事の原点にかかわるものがありました。
 私自身もその発言を聞いて改めて自分の“行政書士の原点”に立ち返ってみることがとても大切であるように思いました。
 このことは次回以降何回かにわたって書いてみたいと思いますが、現在行政書士である人、行政書士を目指す人などそれぞれにとっても非常に重要なことかと思います。


 “あなたは何をするために行政書士になったのですか?”

 “あなたは何故行政書士を目指すのですか?”




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行政書士は依頼者の道具で良いのか

2005年07月06日 | プロローグ
 行政書士という仕事は、(トラックバックしていただいているように)官公署の許認可に関する書類の作成・代理の他にも権利義務に関する書類の作成・相談等が主な業務ですが、私の場合は、前者は勿論ですが、後者も多く手がけています。
 したがって、建設業許可、農地転用許可、産廃業許可などの許認可業務から、契約関係から債権債務に関すること、相続問題や離婚問題、子どものいじめの相談等幅広い分野にわたる業務の依頼が寄せられます。

私は元々弁護士になろうと勉強し、その後縁あって政治家秘書、行政書士という道を歩んできました。今から思えば、人より少しだけ回り道をしてきた分、人には味わえない貴重な経験をしてこられたように思います。
 そしてその経験が現在の仕事に大いに役立っているように思います。

また、私は仕事をするときには常に恩師である弁護士櫻田喜貢穂先生のことばを自らの信念として心がけています。
   
依頼者の本当の利益を考えることは、
依頼者の幸せを考えることにほかならない。
われわれの仕事は、
依頼者の道具に成り下がってはならない、
依頼者が幸せになる手伝いをすることなのだ。
 
 『行政書士は、依頼者から報酬を得て仕事をしているのだから、依頼者の道具に徹しなければならない』といわれる方もいらっしゃるかと思います。仮にそれが「本ぐれ行政書士=プロの行政書士」というのであれば、私は敢えて『半ぐれ』に徹するという意味でこのブログの最初で『半ぐれ宣言』をしました。
幸いにして私の依頼者にはいませんが、必要条件が足りないにもかかわらず許可を取得してくれと迫る人、相手方を徹底的に懲らしめることで問題解決が図られると思っている人等もいらっしゃると聞きます。
そんな時、自らの信念がそこに無いと行政書士自身は勿論、依頼者にまで誤った選択をさせてしまうことになります。
特に法務分野に関する業務で持ち込まれる案件は、すべてが異なり、法律や理屈だけでは通用しなかったり、またその解決方法は教科書には書いてないことがほとんどです。
だからこそ、我々行政書士が必要とされているのであり、だからこそプロとして精一杯仕事をしなければならないのだと思います。

『半ぐれ行政書士』宣言!

2005年07月01日 | プロローグ
 『半ぐれ』とは作家・安部譲二氏の造語で、氏によればプロのヤクザは「本ぐれ」、半分やくざもどきの中途半端野郎は「半ぐれ」というのだそうだ。
 「行政書士をヤクザに見立てて何たることよ」などとお叱りを頂戴しそうだが、「本ぐれ」ではなく、敢えて『半ぐれ』に徹することを選んだ行政書士が日々の業務で感じること、地域への思いなど様々なことを“徒然なるままに”書いたら、人とは違い面白いかな?と思いブログをはじめます。