半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

“仏作って魂いれず”にならないように!

2008年07月17日 | 地域の問題について

 昨日、決算変更届の資料を取りに佐久市のある建設業者さんに伺いました。
 すると経営者の奥様が開口一番「ここのところ、小諸市はいろいろと新聞を賑わせているけど、一体小諸の市民は何考えてんだい?」と私に問いかけてきました。
 「えっ、何ですか!?」と私。
 「最近でいえば、小諸駅のトイレだよ。何でも60平米のトイレを4000万円かけて作ったんだって。」と奥様。

―これは7月13日の信濃毎日新聞で報道された小諸駅北側に12日から利用が始まった市で建設したトイレの話だ。記事によると駅舎に併設されたこれまでのトイレの老朽化が進んだため、これに代わるトイレが必要となり、駅周辺の「通称・大手の杜」公園の整備の一環で建設されたものだという。―

 「単純に計算しても坪200万以上だよ。民家であればよっぽど贅沢に作ったってそんなにはしないよ。このトイレは金箔か大理石でできてんのかね。よく市民が怒らないとある意味感心してるんだよ。」歯に衣着せぬ意見が続く。

―新聞によれば「改善された」との声があがる一方で、建設費に疑問を持ったり、デザインに違和感を感じる市民がいるとのこと。問題はトイレの検討は市の内部で進められ、ほぼ計画が固まった後、市民に示されたようで、市民への説明は必ずしも十分でなかったとのこと。―

 「でもね。半ぐれさん、どんなに素晴らしいトイレを作ったって、最初のうちはいいかもしれないけど、汚くすれば何の価値もないじゃないの。むしろどんなトイレでもきれいに利用できる環境を整えることの方が大切じゃないのかな」と奥様。
 「ごもっともですね」と私。

 私自身、未だこのトイレを使用したこともないので、金箔や大理石でできているのか知りません。しかし、常日頃何かにつけ市民からの要望に対して、市長はじめ市職員の皆さんは二言目には「おカネが無い」といって取りつく島もない態度をするわりには今回のトイレの大盤振る舞いはどうしても解せません。
 建設費の問題や建設に至った経緯など、まず議会でしっかり追及して欲しいと思います。
 そして何よりこの奥様がいわれたとおり“汚いトイレ=仏作って魂いれず”なんてことにならないように、市が責任をもって先頭にたって行くことは勿論、地域住民も少なからず協力していかねばならないように思います(しかし、記事のとおりだとすれば市民への説明不足であったことが後々影響するかもしれませんね。また、これまでのトイレのような利用の仕方では時間の問題ですので、何らかの方法で利用する側のモラルの改善も図れれば良いのですが)。
 実際のところかなりハードルは高いと思いますが、様々な意味で話題となったトイレを通じて、これらをクリアしていければ小諸も他から笑われたり後ろ指さされたりされることもなくなると思います。
 いつの日か“日本で一番きれいな公衆トイレ”といわれることを期待して・・・。




 
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小諸のごみはいずこへ・・・

2008年05月31日 | 地域の問題について

 

共同ごみ施設建設計画断念 小諸・御代田・軽井沢 理事者物別れ  

 一昨日の信濃毎日新聞によると平成17年から小諸市と御代田町、軽井沢町で進めてきた可燃ゴミ処理施設の共同建設計画が、理事者(首長)会の物別れで事実上断念されたと報じられた。

  この協議は、御代田町の前町長が他の市町へ呼びかけたことで始まった。しかし、予定していた御代田町の塩野地区の住民の反対もあり、昨年2月にゴミ処理施設の建設を白紙撤回することを公約にした茂木町長が現職を破り当選。町長が公約を優先したことで、三市町の協議は振り出しになっていました。

 その後、今年の1月に理事者会で三市町の枠組みを維持しながら今後の方向性を探ることで合意したとのことだが(4月に予定されていた市長選の批判をかわす意図か)芹澤市長は理事者会の直前にあわただしく市議会に市内に可燃ゴミ施設建設地を用意する代わりに御代田町に焼却灰を埋め立てる最終処分場を整備することを提案することの同意を取り付けたという。

  報道によると小諸の芹澤市長は(1月に続き今回改めて)市内に施設建設地を用意する代わりに御代田町に焼却灰を埋め立てる最終処分場を整備するよう提案したのだが、茂木町長が難色を示したたそうだ。そこで、処分場を切り離し可燃ゴミ処理施設の建設に同意するよう重ねて“即断”を求めたが、環境影響調査などの計画が具体化していない段階で方向性を絞れないと茂木町長は同意しなかったようだ。

 他方で軽井沢の佐藤町長は、佐久広域での処理も検討すべきと提案したが、結局物別れになってしまったとのことです。

 

―ダッチロール状態の連続―

 芹澤市長は、4年前に「小諸のごみは小諸で!」「南ケ原区のクリーンセンターを再稼働」「環境への問題からガス化溶融炉は反対」と訴えて当選しました。

 就任した直後、当時佐久市と施設の共同建設を計画していたが「ガス化溶融炉を前提としているから」と一刀両断に破棄してしまった(この姿勢に当時の田中康夫知事は大絶賛していたが・・・一方的に破棄するのではなく他にとるべき方法はなかったのか疑問)。

 そして市長は公約通り、南ケ原区に再稼働を申し込むが断られ、あっさり撤退した(なぜなら、クリーンセンターは、現在まで続く地域住民を分断した過去があり、受け入れは当初から困難であることはわかりきっていたことなのだ)。 

 そこへ先の報道のとおり平成17年の御代田町からの誘いかけがあったわけです。しかし、不思議なことに三市町での協議の中で、市長は佐久市との計画を断る理由としたガス化溶融炉が処理方式として俎上に上がっても、何故か離脱することはしなかった(???)。

 その後、三市町で協議を続けていく中で、平成17年11月には「佐久広域連合でのごみ処理の一元化」を佐久市長に要望しましたがものの見事に断られました(佐久市長にすれば「何をいまさら、小諸市長さん・・・」といったところでしょうか)。

 

―小諸市のゴミ焼却費は1tあたり約51,000円で隣の佐久市は約24,000円。約2倍の費用がかかっているのだ!― 

 今回芹澤市長は市長選のマニフェストの中で、

「≪緊急課題と重点施策≫ごみ処理施設の建設に着手します」「≪具体的方策≫近隣自治体との共同事業によって施設整備を行います」「≪期限≫2年以内に整備方針を出し、4年以内に建設に着手します」「≪財源≫国からの補助金と、構成自治体の負担金で施設建設費を賄うことを前提とし、小諸市の負担金となる13億円程度を起債により対応します」としています。

 しかし、今回の報道の通りだとすれば、新たな相手が見つからない限り、単独で施設建設することは、時間的にも財政上からも無理となります(国からの補助金要件は5万人以上であり、4万5千人の小諸市には補助金は交付されない)。相手方があることとはいえ、マニフェスト発表からわずか3か月で早くもとん挫しそうな様相です。

 現在、小諸市のごみ処理費は、民間に委託しているため1t(トン)あたり約51,000円佐久市は自前の施設で処理しているため約24,000円であることと比較すると倍以上の負担を市民に強いています(しかし、小諸市民はこのことを知ってか知らずか、誰も声をあげないのだ・・・)。

 物価が上がり、給料が減る厳しい世の中で、小諸市民だけがこんな重い負担をいつまでも続けられるわけもなく、1日も早くマニフェストどおりになればよいのですが・・・。

 

―小諸市のとるべき道は―

 方法のひとつとして“まず公的ごみ処理施設建設ありき”ではなく“民間施設への委託”も費用対効果などを十分に検討すれば選択肢としてありだと思います(公的なごみ処理施設を建設すれば建設費と維持費がかかるわけです。ただし現在の処理費用はどう考えても高すぎますので、他の民間委託も検討すべきです)。

 また、他の方法として、小諸市が頭を下げて再度佐久市へお願いをして、今度は佐久広域で施設建設をするように働きかけをすることです。

 今後益々加速するごみの減量化と環境への配慮を考えると佐久広域にいくつもの処理施設は無理無駄があり、ひとつあれば十分だと思います。また、佐久市では最近になって新たなごみ処理施設の建設予定地で地元住民の反対があり、計画が棚上げ状態となっています。

 小諸市からの申し出に佐久市が首を縦に振ることはそれほど簡単なことだと思いませんが、佐久広域で10ある市町村の中で2つしかない市のひとつとして、この地域のリーダーとして牽引していくためにも、一方的に断った過去の経緯に非があると素直に認め、ここは市民のため、佐久広域のために頑張ってもらいたいと思います。

 いずれにせよ市民の生活や財布に直結するごみ問題をこのまま8年間もそのままにすることは何としても避けなければなりません。芹澤市長は、今回の市長選が無投票になったことは市民の信任を得たというのであれば、その市民の負託に応えるためにも、その政治的手腕を如何なく発揮していただきたいと思います。

 今後の動向に注目です。

 

  

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ふるさと納税について

2007年05月10日 | 地域の問題について

 政府、与党が、個人住民税の一定割合を生まれ故郷の自治体などに納めることを可能にする「ふるさと納税」制度創設を目指すそうだ。税収格差是正による地方活性化策の一環として、7月の参院選での与党公約でも柱に据えるらしい。
 現行制度では、個人住民税は1月1日現在に住民票がある自治体に納付することになっており、税率が6月徴収分から一律10%(市区町村税6%、都道府県税4%)になるが、ふるさと納税制度への納税規模はこのうち「1割ぐらい」(菅総務相)が想定されているとのこと。
 
 ふるさと納税制度の実施については、都市部からの反発や徴税コストがかさむなどの問題点も考えられ、すんなりと実施されるか今のところ不明であるが、財政難に苦しむ地方自治体にとっては歓迎すべき制度ではないかと思う。
 特に田舎の地方自治体では財政的に無理をしても教育環境を整えて子どもたちを教育しているが、優秀な子どもたちは都会の大学や専門学校に進学し、そのまま就職をし、故郷に帰ってくるのはせいぜい定年退職後というのが現状。故郷に帰りたくても就職する企業がないのだから仕方がない。“行政努力で企業誘致”をといっても限界がある。
 都会の企業はその多くが地方出身者で成り立っており、当然のことながらそこで働く者の住居も都会である。
 言葉が過ぎるかもしれないが、田舎の自治体は、せっかくお金をかけて人材を育てても見返りがなく、都会の自治体に個人住民税など税収面で“いいとこどり”をされている。
 現段階では、ふるさと納税制度が本当に実施されるのかも不明であるが、もし実現されれば地方自治体の財政がわずかでも潤い、それに基づき魅力ある故郷の創造や個性的な教育が行なわれたりといった地方活性化の効果も大いに期待できる。
 今後の推移を見守りたい。


 さて話は全く変わるが、今日は午後から激しい雷雨となり、一時はヒョウが降るなど大荒れの天気であった。私は雨は降っていたもののだいぶ落ち着いてから、仕事のため小諸市役所に行ったのだが、帰りに入口の傘立てを見ると私の傘がないのだ。幸い雨も小降りになっていたので駐車場までの僅かな距離もさして濡れることなく辿りついたのであるが、天候と一緒で人の心まで“大荒れ”では悲しくなる。けれど私の傘でその人が雨に濡れず、風邪をひかなくてすんだと思えば良かったのかな・・・。



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県議選の公開討論会に参加

2007年03月23日 | 地域の問題について
(主催者より会場の模様を写真撮影することが禁じられたので写真はありません)
 今晩、小諸青年会議所主催で県議選立候補予定者を集めての公開討論会が開催されました。会場の市民会館には選挙に関心がある市民約400~500名が参加し、熱心に立候補予定者の発言に聞き入っていました。

 リンカーン方式による討論会は、予想通り迫力にかけたものの、それでも個々の候補者の人柄や政策に関する造詣の深さなどが明らかにされ、それなりに意味のあるものだったように感じます。
 ただ個人的な見解ですがいくつか残念に思ったことがありました。
 ①もっと多くの市民に参加して欲しかったこと
 ②時間の制約からか早口で説明する場面が多く聞き取りにくかったこと
 ③他の候補の批判のみをしている方がいらしたこと
 ④何らの具体性のない公約(もどき)をマニフェストであると堂々と勘違い(?)されて発言しているのではと思われる方がいらっしゃったこと
 などがあげられます。

 さて、3名のどの立候補予定者も発言されていましたが、どうかこれまでの選挙方式を打ち破り、今回の選挙からは我々有権者は地縁や血縁、縁故などのしがらみから脱却して、人柄や政策などを基準に小諸の代表として誰が相応しいのか、県会で活躍してもらえるのかを考えて一票を投じて欲しいと思います。
 そうでなければ小諸は“民意が低い”と県や周辺市町村から相手にされず、益々孤立、衰退していってしまうでしょう。




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小諸市議21人決まる

2007年01月21日 | 地域の問題について
 定数3減の厳しい選挙戦を経て、新しい小諸市議会議員が決定した。
 当選された議員の皆さんには、行政のチェック機能を果たしていただくとともに、議員提案などによる条例の制定や活発な議会活動により、停滞ムードが重くたちこめる小諸市から夢や希望が持てる市へと脱却するよう力を発揮していただきたいと想う。

 選挙は概ね予想していたとおりの結果となった(ちなみに私が頑張って欲しいと応援していた皆さんは全員当選)。

 当 小林重太郎 無新 1386
 当 柳沢乃ぶ子 無現 1381
 当 畦地   稔 公現 1371
 当 後藤 邦夫 公新 1347
 当 町田 照美 公現 1242
 当 中村 嘉男 無新 1190
 当 小林より子 共現 1177
 当 塩川 重治 無現 1137
 当 池田 勝衛 無現 1122
 当 長谷川正昭 無現 1080
 当 清水 清利 社現 1070
 当 山浦 武喜 無新 1060
 当 高橋 要三 共現 1044
 当 小山   達 無現 1006
 当 柏木 博美 共現  998
 当 林    稔 無現  920
 当 相原 久男 無現  888
 当 高橋 信男 無新  759
 当 別府 福雄 無現  753
 当 武田 良男 無元  696
 当 田中 寿光 無新  693
    神津 澄夫 無新  677
    土屋 幸夫 無現  670
    清水こうせい無新  172

 この市議選で素晴らしいことが一つ。残念なことが二つ。
 信濃毎日新聞などで大々的に報じられ、全国各地の自治体から視察に見えられた開票時間の短縮。前回の市議選で2時間13分要した開票時間を1時間12分も短縮し、1時間1分で全て完了したことは素晴らしいことであった。市職員の様々な工夫や努力の賜物で敬意を表したい。
 しかしながら、他方で懸念していた投票率のアップは今回もならなかった(前回71.42%の投票率は、今回は67.98%にとどまった)。もっとも身近な選挙でありながら3割以上の有権者が投票にいかなかったのだ。開票時間の短縮と投票率のダウンが反比例では本末転倒ではないか。定数減や新旧の入れ替り数、大票田地域からの候補者の不出馬などの様々な原因があるにせよ、先にこのブログで記したとおり、市民の意識レベルを問われる問題でこれからの小諸市に暗い影を投げかける。
 また、開票状況は地元のCATVで見たのだが、続々と当選した議員の祝勝会会場で万歳三唱シーンと会場の様子が放映されていた。その中である現職で当選した議員の会場では支持者同士が一升瓶をかたむけているシーンが映っていた。
 応援した候補者が当選したのであるからその喜びがわからないではない。しかし(選挙違反かどうかは別にして)これだけ飲酒運転を根絶しようと皆で真剣に取り組んでいる時期に、もし支持者が飲酒運転をして事故でも起したら(もちろん事故の有無にかかわらないが)一体どう責任を取るつもりなのであろうか。議員辞職すれば済まされる問題ではないはずだ。



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小諸市議会議員選挙

2007年01月15日 | 地域の問題について

 昨日から小諸市議会議員選挙が始まった。
 今回は前回より3人減の定数21の議席を目指して24人の候補者が立候補された。
 何かと暗い話題が多く、明るい材料に乏しい我が小諸市。
 それぞれの候補者が素晴らしい公約を掲げて立候補している。一人でも多くの有権者の心に訴えて欲しい。そして候補者の方々には、是非当選されても初心を忘れずその課題に果敢に取り組んで欲しいと思う。
 また、有権者には、是非“小諸を諦めたり、批判したりせずに”自分達の代表を選択して欲しい。そして代表を託した議員を常に叱咤激励し盛り上げて欲しいと思う。
 
 先日、市PTA連合会の会長会議が市役所で行われた際に、市長が市の新春賀詞交歓会で配布したという資料をいただいた。
 これを見ると県内19市の中で17年度の市税の徴収率が85.4%で最下位(ちなみにベスト3は、長野市94.4%、飯田市94.0%、松本市93.9%とのこと)、(以前にもこのブログで紹介したが・・・)前回の県議選の投票率が60.25%でワースト2位(ちなみにベスト3は飯山市71.02%、安曇野市70.72%、駒ヶ根市70.20%)となっている。
 この数字だけを見ると本当に絶望的な気持ちになる。しかし、だからと云ってこのままで良いわけない。
 今回の市議選では多くの知人友人に投票を呼びかけるなどできることから始め、真剣に投票率を上げることを考えなければいけない。これら一つ一つの実行により市民の意識を変えていくことが今の小諸市に一番大切なことだと思う。




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半ぐれ“組長”の“お勤め”もあと僅か

2006年11月20日 | 地域の問題について
 
 昨年の常会の総会で“組長”になった半ぐれ。
 公民館の日程もあり、例年より2週間程度早く、昨日総会を開きました。
 今年は30名の参加があった2月の慰安旅行に始まり、10月の区民運動会での優勝など“組員”の皆さんの支えによりどうにかこうにかやってきました。
 昨日の総会では「組長への御礼の意味で万歳を!」と感謝の意を表していただき、大変有難いことでした。

 あと1ヶ月と10日で組長の“お勤め”も無事終了します。


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不便です・・・にごり水

2006年11月09日 | 地域の問題について
 信州・小諸も霜が降り、めっきりと寒くなりました。
 コタツは勿論、ストーブもなければいられないようになりました。
 
 さて、一昨日お隣の御代田町の工事現場で直径25cmの水道管を誤って破損した影響で、そこから給水している小諸市のほぼ南側半分の地域で断水となりました。
 断水は直ぐに復旧したのですが、その後の水道水は錆や泥などが混じった濁り水が続いており、約2日たつ今朝も若干濁っている様子です。
 一昨日の夜などは、お風呂はまるで濁った温泉のようで子どもたちは「入るのイヤだ~」と入浴を拒否。当然ご飯も炊けずに困っています。
 小諸市では給水車を出動させていますが、そこまで水を取りに行く容器を買うのもバカらしいし、また「濁り水が無くなるまで水を出し続けてください」と市の広報車が廻っていますが「高い水道代を誰が払うの?」と市民は懐疑的です。
 ライフラインの一つである水道。こんなことがあって初めて“当たり前”のありがたみとそれが途絶えたときの恐ろしさを知ります。



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「小諸市役所・・・倒壊 危険性高い」

2006年09月11日 | 地域の問題について
 耐震強度のことです・・・。
 
 土曜日の信濃毎日新聞を開いたら目に飛び込んできた記事です。
 市役所本庁者の耐震診断で震度6強程度の地震が起きたら「倒壊の危険が高い」とされたとのこと。
 築42年ですので、無理もないかと思う一方で、活火山・浅間山を抱える小諸ですから災害時の対策本部設置場所となる市役所が非常時でも機能するよう、早急の対策が望まれます。

 ところで、話は変わりますが、昨日は市役所の隣の市民会館で(社)日本青年会議所の長野ブロック協議会会員大会のメインフォーラムが行われました。
 2部構成で第1部は、元ジャイアンツ選手の中畑清氏の「夢に向かって絶好調!!」と題する基調講演。第2部は、市内の中高生4名と中畑氏、市P連会長の春日義幸氏、JCの塩澤和彦氏によるパネルディスカッションが行われました。
 私はJCメンバーではありませんが知り合いが多いこと、中畑氏が大学の先輩、市P連会長の春日氏が中学の先輩ということで一般参加してきました。大変素晴らしいフォーラムでした。
 会場は終始中畑氏のトークにより和やかな雰囲気で楽しかったですし、特に個性の違う4人の中高生がそれぞれにしっかりとした将来の夢を持っていることに好感を覚えました。
 「最近の若い人は夢がないのでは?」と我々大人は思いがちですが、とんでもない話だと思います。
 実は8月初めに問題行動を起していると言われている中学生の子ども達数名と話す機会がありましたが、彼らも稚拙ながらに夢を語ってくれました。
 中畑氏ではありませんが「常に目的意識(夢)を持って生きることで、人生を大きく変えられる」という言葉はその通りだと思います。是非、それぞれ彼らには夢を実現すべく頑張って欲しいと思います。
 毎日のように子が親を殺したとか、子どもが殺人未遂事件を起こしたとかいうニュースが報道される殺伐とした世の中ですが、小諸の多くの若者達が夢を持ち、夢を語り、夢を実現していくことで、この小諸も変わっていけば良いと思います。



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県議会議員の選挙区の問題

2006年09月08日 | 地域の問題について

 来年4月の統一地方選挙で長野県議会議員選挙が行われる。

 長野県も合併により120あった市町村が81になった関係から、選挙区の変更を余儀なくされている。
 この5月に県議会の選挙区等調査特別委員会で新選挙区が決定され、今後条例の改正を経て正式に変更になるのだという(長野県議会のHP)。

 これによれば次のようになる。

  <現状・定数>   <新選挙区・定数>
  小諸市  1  →  小諸市 1
  佐久市  2  →  ①佐久市
  北佐久郡 2     ②旧・北佐久郡浅科村
  (旧・浅科村)     ③旧・北佐久郡
  (旧・望月町)     ④旧・南佐久郡臼田町
  (御代田町)      ⑤北佐久郡御代田町
  (軽井沢町)      ⑥北佐久郡軽井沢町
  (立科町)       ⑦北佐久郡立科町
               以上①~⑦で  4
 
 まず、①~④は現在新・佐久市になっていること、また地理的な問題から⑦立科町が一つの選挙区になることは理解も賛同もできる。
 しかし、⑤御代田町と⑥軽井沢町を含めることはいかがなものだろう。小諸市は御代田町や軽井沢町と浅間山の山麓にある地域として歴史的にも文化的にも、人的にも様々なつながりが強い。現に将来の合併を見据えたものであるかは兎も角として、小諸市では、御代田町・軽井沢町と50近い広域事業を行っている。
 県会の選挙区が実現すれば、制度的にこれらのつながりや広域事業は分断されてしまう。特に小諸市が地域から孤立した立場になってしまうことが大いに懸念される。

 この件につきこれまで、3市町長、3議会、3市町の区長会などが県及び県議会に対して陳情をしてきたのだというが、いずれも議会を動かすまでに至らず、陳情を行った後のフォローも(表面的には)なく、全く盛り上がりに欠けた状態だ。
 たぶん多くの地域住民がこの選挙区割を知らないからだと思われる。

 特に小諸市にとってみればその影響をモロに受ける死活問題になりかねない重要な問題だ。

 ところが、約10ヶ月前に市内にある小諸高原病院に触法精神障害者が入院することになると市はいち早く情報を市民に提示し、連絡協議会まで作って白紙撤回を求める2万7千人の署名を集めた、一部ではあってもあの異常なまでの盛り上がりも今回はない。
 また、この選挙区割に関係する佐久地域選出の数名の県議たちの動きもすこぶる鈍い。

 何故だろう?
 
 一旦条例が通れば変更をするのは至難の業である。
 もし、本当に住民が選挙区割のことを知らないのであれば(この点で、県会の選挙区等調査特別委員会は本当に住民の意思の調査を行ったのだろうか。はなはだ疑問が残る。)条例改正をする前に、関係機関や議員はしっかりと説明をすべきだと思う。

 「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず(民はただ施政に従わせればよく、理由や意図を説明する必要はない。)」でいいはずがない!





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