ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

泣き虫おじさん

2020-12-20 | ほとほと日記
今日と明日は仕事です。


昨日、夕方のニュース番組を見ていると、旭川でコロナ治療に日々戦っている病院の様子が報道されていました。

病院の対応に協力している大学教授の女性が、途中、感極まって泣き出しました。

それを見て、私も涙しました。

私など、コロナと戦っている病院スタッフに比べれば、百分の一、千分の一も苦労はありません。

ただ、少ない容量なりにようやく生きている我が身につまされて泣いてしまったのだと思います。


テレビを見ていて、ふとしたことで泣いてしまうことが増えました。

でも、悪いことでもないように思います。

ツラい緊張感は出来るだけ小まめに吐き出した方が良いと思うから。


今日一日。


受診と買い物

2020-12-19 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


朝の一番で、自宅近くにあるクリニックに行きました。

会社の健康診断と、3ヶ月に一度の痛風治療検診で続けて肝臓の数値が悪かったので、検査に行ったのです。


朝食は摂らずに行きました。

朝食を食べないと強い空腹になるかな…と案じていましたが、意外にもほとんど問題ありませんでした。

初めて行くクリニックは医師の雰囲気が大切なのですが、若く活気があり丁寧な医師でホッとしました。

町のクリニックの医師は、患者が思わず弱音を吐けるくらいでないとダメだと思っています。

その点ではとても良いお医者さんでした。

検査結果は来週聞きに行きますが、この10日間ほど暗い気持ちでいたのが、少し楽になりました。


その後に、ヤマダ電機で小さな加湿器を購入しました。

私の部屋の湿度が20%前後と低いのが心配だったからです。

インフルエンザなど呼吸器系感染症の発症率と湿度の関連性はすでに実証されています。

今はとにかくコロナですから、もっと加湿をしなければ…と思いました。


今日も東京は700人以上の陽性者が発表されました。

私はそこまで神経を使っていない方でしたが、やはり同居の母のことを考えても、不安は続きます。

健診結果が気になるのも、「今、体調を崩したら大変だ」と言う思いがあるからだと思います。


今日はそれ以外は、YouTubeやテレビを観て過ごす、まったりとした良い休日でした。



数値

2020-12-18 | ほとほと日記
今日も仕事です。

秋にやった職場の健康診断結果が出ました。

悪い数値でした。

先週、痛風治療の際に受けた検査も悪い数値が出ています。

正直、心配です。

明日は休みですので、近くのクリニックで再検査をしたいと思います。



大寒波

2020-12-17 | ほとほと日記
今日と明日は仕事です。

日本列島か寒波に覆われ、日本海側は大雪…という天気予報です。

東京も今朝はとても寒い。

私は寒いと気が塞ぐのですが、雪国の人に怒られてしまいそうです。

毎日大量の雪かきが必要な地域の方々の生活はどんなにか大変なことでしょう。

それを思えば、寒さ程度で泣き言を言っていられません。

でも、やはり寒い。

先日買った手袋を着けて自転車に乗るつもりです。

今日一日。


優しさの鬼退治

2020-12-16 | 映画
今日も仕事はお休みでした。


思わぬ時間が出来たこともあり、近くのイオンシネマに『鬼滅の刃』を観に行きました。

言うまでもなく『千と千尋の神隠し』の映画興行記録更新も間近の、今年のウルトラヒット作品です。

さすがに平日の初回とあって館内はガラガラでしたが、コロナが急拡大している中、混んでいたらどうしよう…と案じていた私は内心ホッとしました。


作品は原作の1エピソードを劇場映画版に仕上げたもののようでした。

私は、鬼退治をする「鬼滅隊」と鬼の抗争…という程度の予備知識しかありませんでしたが、それでも充分楽しめました。

鬼滅隊側にも鬼側にも色んなキャラクターがいて、それぞれ名前の付いた技を繰り出してバトルするのですが、その激しい戦いとちょっと引いた場面の繰り返しが、M1グランプリで漫才師たちが立ち替わりに出てくる緊張感に少しに似てるな…と感じました。


これだけの大ヒットをするのは、色んな客層に引っ掛かる要素を持っているからでしょう。

私にとっては「呼吸法を正義側の最大技にしていること」「家族の絆が正義側の強いモチベーションになっていること」「悪者や弱者の心情を丁寧に掬い上げていること」などが良い引っ掛かりになったと思います。

もちろん基本的には少年マンガらしく、主人公たちの戦い、ガッツ、成長…などの要素が作品の背骨なのでしょうが、「共感」を大切にする今どきの若者気質にマッチングする優しい肌触りが特徴的だなぁ…と感じたことです。


『千と千尋の神隠し』との比較は意味のないことだと思います。

ただ、コロナ下の長く抑圧的な生活が『鬼滅の刃』のウルトラヒットに貢献したことは間違いないように思いますが、それはそれ、この作品が特異な魅力を持っていることには違いありません。