ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

滲む

2017-07-16 | ほとほと日記
今日は3連勤の3日目です。


ようやく辿り着いた…と言う気持ちです。

昨日は何人かのご家族に連絡しましたが、ほとんど繋がりませんでした。

三連休で皆さん出掛けておられるのだなあ…と思いました。


昨日、介護スタッフが一人退職しました。

開設時に21人いた全スタッフ中、五人目の退職者です。

数少ない五十代ということもあり、寂しさを感じました。


今朝の番組で、母子家庭に育ち、その母親も11歳で亡くした青年のことが取り上げられていました。

彼は弟と共に養護施設で育ちましたが、恵まれない生育環境で歯を磨く習慣が身に付かなかったこともあり、歯がぼろぼろでした。

施設を訪問した歯医者さんが献身的に治療と矯正をしたことにより、歯並びがすっかり改善され、内気だった性格も前向きになりました。

治療が人生に良い影響を与えることを身を持って知った彼は、勤めていた工務店を辞め、看護士を目指して学校に通っています。

内気だけど真面目そうな青年と、頼りがいのある歯科医の風貌が印象的的でした。

子供の頃、虫歯だらけだった私には胸に響くものがありました。

そして涙が滲みました。

最近テレビを見ていてしばしば涙ぐみます。

泣かせよう…と力が入っている番組は気持ちが引いてしまいますが、目立たないところで頑張っている人を淡々と紹介されると、何故か泣けてきます。


今日一日です。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。