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ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

最後の受診

2013-12-27 | ほとほと日記
今日は12月28日。

一般にお役所や大きな企業は仕事納めの日ですが、今年は金曜日に当たることもあり、明日からは長い年末年始の休みに入る場合が多いようです。

私の仕事を考えても、本社、医療機関、行政の窓口…とほとんどが今日で仕事納め。

その中でホームはずっと普通に稼働し続けるのですから、改めて特異なサービス業種だなあ…と思います。

さて、今日はご入居者の受診付き添いがあります。

今年最後の受診業務ですが、しっかりやって来たいと思います。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。

あと六日間

2013-12-26 | ほとほと日記
今日から二日間仕事です。

今朝、テレビで「週間天気予報」を見ていると、元旦の天気も伝えていました。

今日と明日は全国的に天気は悪いけれど、東京は明後日から晴れが続き、元旦も晴れるそうです。

ぜひ良い天気で新年を迎えたいものです。

今年は年末年始の四日間ずっと仕事だし、大晦日にはショートステイの入居がありそうです。

まだまだ気持ちを緩めるわけには行きませんが、何とか無事に今年最後の六日間を過ごしたいと思います。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。

キリストが生まれた日に

2013-12-25 | 信仰


今日も仕事はお休みでした。

今日は朝10時から、私が所属するカトリック成城教会の降誕祭ミサに与って来ました。
クリスマスと言っても日本では平日ですから、午前中のミサはどれくらい集まるのかな…と内心で思っていました。
でも、開始10分前にお御堂に入ったら座席は既にいっぱい。
さすがに高齢者と女性が多いけれど、学校が休みに入ったためか、子供たちもかなりいました。

12月24日25日と降誕ミサに与るのは本当に久しぶりです。
良い連休になりました。



昨夜は立川教会でミサに与りました。

2000年から2005年に掛けては、私は毎週日曜日に立川か国立の教会でミサに与っていました。
久しぶりに見掛ける顔も多く、ミサの間じゅう、私の頭には色んな思い出が蘇って来ました。

四十代の前半と言えば、男性にとって一番の働き盛りと言うか、それまで培ってきた経験と知識を、仕事に家庭に活かす時期ではないでしょうか。
しかし私は、それまで働いていた障害者施設を辞めて、宛てもなく小説など書きながら教会に通っていました。

45歳で高齢者介護業界で働くようになってからも危機の連続ですが、40代前半の私は、それとは別に、本格的に社会から漏れこぼれる危機と背中合わせだったのだと、昨夜改めて気づきました。

また一方、最後の甘酸っぱい夢を見ていた時期だったのだ…とも。

夜半のクリスマスミサの後、立川教会の信徒会館で古くからの知り合いと言葉を交わしました。

信徒会館は新築なったばかりで、まだビカビカでした。

私が毎週のように通っていた頃の信徒会館は、教会付属の児童施設を改装して数十年と言う年代物で、二階にあった和室で分かち合いをするときは、冬はすきま風の寒さに、夏はどんよりとした蒸し暑さに堪えなければなりませんでした。

それでも、良い年をした独身男性たちを中心に、幼い夢などを語り合っていました。

あれはあれで貴重な時間だったと思います。

教会は人を選別することなく誰をも受け入れ、一定の居場所を提供する場であって欲しい…という願いがあります。

昨夜、私が洗礼を受けた教会が未だそういう機能を失っていないことを目にして、嬉しく思いました。

ミサの後、友人と二人で降誕祭を祝うべく、立川駅近くの居酒屋に入りました。

色々と話し合っているうちに、私は、酔いの勢いも手伝って、
「野垂れ死に・孤独死をしないさせない信徒の会を作りたい」
なんてことを口走りました。

でも、それは、私の心の声でもあります。

遠くの戦争で苦しむ人を支援するのも大切ですが、隣の途方に暮れている人を気にかけることもとても大切なことだ…と思うからです。

















降誕夜半ミサ

2013-12-24 | 信仰
今、JR 立川駅南口の喫茶店にいます。

これから立川教会の降誕夜半ミサに与るのです。


今から15年前の春、私はこの教会で洗礼を受けました。

それからずっと、降誕夜半ミサに与って来ました。

ところが7年前に職場の近くに引っ越し、それからはほとんどミサに与ることから遠ざかっていました。

立川教会で降誕夜半ミサに与るのは7年ぶりだと思います。


夕暮れ近くなって立川駅に下りたとき、あちこちにキレイな服を着た店員さんが立って売り声を挙げているのを聞いて、「何があるんだろう?」と思いました。

今日がクリスマスイブで、世間も大騒ぎすることをすっかり忘れていたほどですから、いかに「非リア充」なクリスマスシーズンを送っていることでしょうか。

でも今夜は、「これが本当のクリスマスの祝い方さ!」と、ネオン街で騒ぐ人々に内心で自慢の出来る夜が送れそうです。


それでは、行ってきます。

カゲロウ

2013-12-23 | 祈り
今日は天皇誕生日だが、今日まで仕事で、明日からは二連休だ。

私は日曜祝日をほとんど休まない。

休みだと言って特に行くところも会う人もいないし、繁華街に行って家族連れやカップルを見ているとかえって寂しくなってしまうからだ。

ときどき私は、自分が全く質量のない存在のように感じることがある。

就職、結婚と言った人生の節目を全てやり過ごしてきた自分を、カゲロウのように薄っぺらな存在だと感じる。

同世代の独身男性の友人たちは皆、「自分の感性も思考も子供の頃から止まっている」と言うが、私もまた同じだ。

取り返しのつかない半生を送ってしまったな…と呆然とするときがある。

そういうとき私は、好きなお守りを手にして、主の祈りを唱えたりする。

そうしてると、無為のまま生きた数知れない人々と繋がっている…と微かに感じることもある。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが実りある休日を過ごせますように。
お祈り致します。