言葉にならない

今日も仕事です。


今朝も天気はあまり良くありませんが､寒さはありません。

寒いと自動的に悲しい気持ちになる私にとっては、ありがたい傾向です。


昨日、数年前に川崎市の有料老人ホームで起こった殺人事件に対する判決がありました。

私の職場でも判決のニュースは伝わりましたが、スタッフは皆､多くを語りませんでした。

あまりにも色んな思い錯綜し、言葉にならないという感覚だと思います。

私自身同じです。

どんな仕事でも同じでしょうが､現場でなければ分からないことがたくさんあります。

でもそれは、簡単な言葉ではとうてい伝えられません。


ただ一つ確かなのは、高齢者介護職の過酷さと、今回の反抗とは関係がない…ということ｡

容疑者は、もともと介護職についてはいけない不適格者だったのです。

仕事の過酷さがあの恐ろしい犯行を導いたのではありません。

あくまで容疑者の異常な資質の問題です。

そうでなければ､日々辛い業務に耐えながら真面目に仕事を続けているほとんどの介護スタッフたちがあまりに可哀想です。


今日も遅くまで働くと思います。

とにかく、今日一日｡


神様｡
今日一日が穏やかなものでありますように｡
家族が皆､健康で過ごせますように｡
友人たちが無事に一日を終えますように｡
お祈り致します。