ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

様子を見に

2017-06-09 | 家族
今日も仕事はお休みでした。


久しぶりに実家に行ってきました。
前回自宅に行ったのは、父の退院直後で、介護保険区分変更申請の認定調査立ち合いのためでした。
それから三週間半たち、今月の半ば過ぎには父も一緒に家族で食事に行くことが決まり、父の様子を見にいったのです。


父は、リクライニング式椅子に座っていました。
相変わらず足は棒のように細く、全身も痩せ気味ですが、顔色は悪くなく、表情も前回に比べてはっきりしていました。
父は、か細い足で立ち上がると、一人でベッドまで戻り、横になりました。

入院中、理学療法士の方も言ってましたが、父は一見とうてい一人では立ち上がれないほど足が細いのですが、けっこう器用に立ち上がり、歩くことも出来るのです。
体重が少ないことや、過去に目立った整形外科的な疾患をしたことがないのが功を奏しているのかも知れません。
それと、若い頃は陸上競技をやるなど、元来の運動神経に恵まれているのも良かったのかもしれません。

退院後、理学療法士さんが家まで来てくれて、歩行リハビリをやってくれました。
そして、父がベッドからトイレまで一人で行けるよう、動線の確認をしてくれました。
テレビ台代わりにしていたテーブルが横に飛び出ていて邪魔…と言う指摘があり、姉がサッサとテーブルを廃棄して、ネットでラックを購入し、組み立てました。





こういうときの姉の行動力は抜群です。
兄は文句も言わずに黙々と、父の排泄介助や口腔ケアを手伝います。
私は実質的なことは何もしませんが、いちおう介護保険制度には詳しいので、私の家の介護力は存外強い…と言うことが分かりました。


その後、母が作ってくれた昼食を食べました。
母はいつもたくさんの食べ物を出してくれるのですが、今日も食卓がいっぱいになりました。





あと、家族食事会まで10日あまり。
雨にならなければ良いな…と思っています。





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