ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

前半を終えて

2018-06-30 | ほとほと日記
今日で今年前半が終わります。


父が亡くなったことが最大の出来事でした。

高齢者の終末期から死に至る過程への共感能力は間違いなく強まったと思います。

これは私の仕事へは良い影響を与えていると思います。


父との関係から自分の半生を振り返ったり、自分の現在を評価する事も増えました。

これはときに居たたまれない気持ちにもなり、良いことばかりではありません。


自分は「何もない人間」「何も成し得なかった人間」だ…という不全感に襲われる事もあります。

ただ、自分が何であるにせよ、このまま生きて行くしかない…と以前より感じられて来ました。

経済的にも生き物としても、私にとっては生きること自体が大事業なのですから、とにかく毎日必死でそれに向かうしかないのです。


今は、毎晩の1缶のお酒と、定期的な家族や友人たちとの交流が支えです。

そして、何とか家族や世間に迷惑を掛けないで済む程度の老後資金を貯える事が、働くモチベーションになっています。


今年後半も、そうやって一日ずつ生きて行けたら…と思います。


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