ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

リハビリ第二ステージ

2015-08-27 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。

五十肩のリハビリを始めてから丸三か月が経ちました。
リハビリ施術に当っては担当のPTさんが治療計画書を立て、それに患者が同意の署名をします。
今日の施術で、一回目の計画書の効力が切れます。
その後もリハビリを続けるかどうか、私はこのところ悩んでいました。

三か月前に比べれば、右腕を上げた際の方の痛みはかなり減ってきています。
でも、角度によってはまだまだ痛い。
無理な角度で上げるととても痛みます。

恐らく、PTさんの施術だけでは良くならないのでしょう。
一人で出来るレーニング方法をいくつも教えてもらっていますが、ほとんどやっていません。
その「怠け性」が、痛みの本当の原因なのでしょう。

少し前までは「けっこうな出費だし、気持ちを入れ替えて自分でやろうかな」という思いがありました。
でも、今朝じっくりと考えているうちに、気持ちが変わってきました。

まず、私が「自分で継続的にリハビリをやる」ことは不可能でしょう。
私は毎朝テレビ体操をしていますが、あれは体操のお兄さんやお姉さんが優しく号令してくれるから出来るのです。
音頭も画像もなく主体的にリハビリ運動をやるような器量は、私にはありません。

それと、PTさんが体を色々と触ってくれることで、心身ともとても癒されている…という事実に改めて気づきました。
高齢者介護の分野でも「体を触る」ことの重要な効果がこのところ実証されて来ています。
まさしく心身の「手当て」になり、免疫力も高まると言われています。

そして、今後老化していく一方であろう我が身体を、定期的に観察してくれる専門家と繋がっていた方が良い…と考えたこと。
治療費は自分の老後のための投資だ、と考えることにしました。

PTさんに自分の考えを伝えた後で、三か月ぶりに主治医の診察を受けました。
医師は「どうですか?これは痛い?」などと言いながら私の右腕を遠慮なく動かすので、私は悲鳴を上げました。

整形外科医って、けっこうそういうタイプが多いんですよねエ。





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