ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

ありがたいお話

2018-09-09 | 信仰
今日は仕事はお休みでした。


久しぶりに朝から蒸し暑い一日でした。

日曜の休みなので、久しぶりにミサに預かりました。


ミサが始まるぎりぎりに聖堂に入ると、今日の案内係は体格の良い年配の男性でした。

「まだ前の席が空いてるから、前に行って下さい」と、押し出されるように前に歩かされて、前から3列目に座ってしまいました。

いつもは20列近くあるうちのずっと後ろの隅に座っているのに。


席が変わると、ミサの景色も変わります。

神父さんの顔が近い。

侍者をしている子供たちの顔も近い。


私の預かる教会では、壁にプロジェクターで朗読箇所や聖歌の歌詞が逐一映されます。

ノートパソコンでそれを操作している様子も見ることができ、「ご苦労さまです…」と感じました。


遠くからボンヤリ眺めていると、侍者や朗読をする子供たちはかしこまっているように思いましたが、そばで見ると、そわそわしたり、信者席の誰かに向かってごっそり変顔をしたり…。

でも子供らしくて何となく安心しました。


私の左右と前の席に座っているのはいずれも東南アジア系の人のようでした。

確実に増えてるのだなあ…と改めて思います。


今日の司祭朗読は、イエスが
ろうあ者の障害を治す奇跡の場面が読まれました。

教会に通い始めた20年前は、イエスの奇跡譚を何かの比喩と捉え、いったい真意は何だろう…と考えていたような気がします。

でも今は、ありがたいお話…とそのまま受け取る方が自分にとって自然なことになりました。


昨日の夕方、職場で急に思考力がほとんどなくなったのを感じました。

4連勤の最後で疲労が溜まっていたのでしょうが、(今、緊急時が起きたら対応出来ない)と焦りました。

今朝起きたとき、昨日のその感覚がまだ残っていて、不安が募りました。


今日が日曜で、ミサに預かることが出来て良かったと思います。