ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

宴の後で

2016-05-12 | ほとほと日記
今日と明日は仕事です。

昨夜の職員歓迎会はとても楽しいひとときでした。

17人の参加者のうち11人が二十代、2人が三十を過ぎたところ…という、ホームのこの種の集まりとしては画期的に若い構成でした。

でも、羽目を外すこともなく、適度に抑制された良い会合でした。

中締めで私たち中年は一足先に帰り、私は家に着くとすぐに眠ってしまいました。


明け方、長くつらい夢からようやく目を覚ましました。

私はまだ大学生か卒業したばかりの年頃で、周りの若者たちとうまく関わりが出来ず、疎外感に苦しんでいます。

一方、夢の中の私はすでに五十代半ば…という自意識もあり、「取り返しがつかないほど長く無為に生きてしまった」という悔恨の念にも打たれています。

夢から覚め、ホッとしたというより、自分が心の底で抱える空洞に圧倒されていました。

救ったのは今朝のカラッと清々しい晴天でした。

職場に行って為すべきを為していれば、気分は変わる。

今日一日…と思いました。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。