ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

なぜ飲んだの?

2012-04-12 | 苦しさ
スポーツジムで少し走って来たら、だいぶ気分が落ち着いた。


絶対に孤立してはダメだ。

あの事件も、孤立し、ダメージを受けた脳が「魔界」に引き寄せられて起こったのだと思っている。


なぜ孤立したのか?

感じ方や受け取り方に歪みはないか?

極端な思い過ごしはないか?


自分の世界に入り込んでしまうと、そんなことも分からなくなる。

だから、ともかく、苦しいときには「苦しい」と、隠さず発信していこう。


ICUの主治医は、若い男性の内科医だった。

私が意識を取り戻してしばらくすると、ベッドの脇に立った。

「軽い肺炎はあるが、内科的には問題ない」と、説明した。そして、

「なぜ飲んだの?なぜクスリを飲んだの?」と繰り返し訊いてきた。


答えようがなかった。


その答えを、これから少しずつ探していけたら…と思う。












役立たず

2012-04-12 | 独居中高年
昨日の夜、心配した友人が二人、食事会をしてくれた。
ありがたかった。

今日は朝から天気が良く、青空がいっぱい。
にも関わらず、なかなか起き上がれず、昼を過ぎてしまった。
体がだるく、頭は来週からのことの不安でいっぱいだ。

桂枝雀という落語家が、躁鬱病で入院していた。だいぶ良くなって、もうすぐ退院というときに、病院で自ら命を断った。
退院後は新しい独演会の企画が入っていたという。
それを聞いたとき、自信がなかったのだろうな…と察した。


仕事ができなければただの役立たず。
中年の男なら特にそう追い込まれる。


…とにかく、外に出て体を動かそう。