一人じゃない 2020-08-09 | 家族 今日から3日間は仕事です。今月から着任した慣れない職場でもあり、仕事の朝は吐き気を覚えるほどの不安と緊張があります。ただ、前の職場の仕事の朝に比べれば、死を想わないだけ良いと思います。それは、母と一緒に住んでいるからに違いありません。すしばしばトンチンカンなことを言い、耳も遠めの母ですが、いくつになっても頼りない私を案じてくれているのは間違いありません。その温もりを感じられるだけでありがたい。やはり、特に私のような人間は、一人でいてはいけない…と思います。
あんしん電話 2020-07-15 | 家族 今日も仕事です。昨日、実家にあんしん電話が付きました。緊急時にボタンを押すと市の担当者に直通され、必要だと判断すれば救急車も来てくれます。もうすぐ私と住むとは言え、日中独居になる母のために設置しました。今朝、母に電話すると喜んでいました。一度電話を切ってからすぐ母から折り返しがあり、「今日、便所の夢をみたから気をつけるんだよ。便所の夢をみたときはきっと悪いことが起こるから」と、言いました。このことを母は何十年も前から繰り返し言っています。でも今朝の声は弱々しく、本当に「悪いこと」を警戒しているように感じました。電話が終わり、また目頭が熱くなりました。
寄り添って 2020-07-13 | 家族 今日から三日間は仕事です。今月は駆け込み入居が3件あるので、これからとても忙しい日々が続きます。指折り数えると私が今のホームに出勤するのはあと11日間だけで、とうていそれでは間に合わないくらいの仕事量が残っています。14年以上働いた土地をあと半年で離れるのに今ひとつ実感も感傷もないのは、残されたてんこ盛りの仕事量のせいだと思います。でも、33歳10ヶ月で離れた実家に61歳2か月で戻るのことになったのには、深い感慨があります。今は公私とも忙しすぎて分析は出来ませんが、「戻るべき場所に戻るんだ」という気持ちです。27年半前、「このまま実家にいたら精神的にも経済的にも自立出来ない」と、遅い旅立ちをしました。60を過ぎ、未だに自立出来ていない私がいます。でも「それで良い」と今は芯から思います。母、兄、姉と精神的に寄り添って、この恐ろしい時代を生きたいと思います。
希望の光 2020-07-07 | 家族 今日は兄の病状説明を聞きに、母と姉と一緒に病院に行きました。かなり驚くべき新たな所見が医師から語られました。それは良い意味での驚きでしたが。兄の呂律はかなり回復し、リハビリと本人の努力でスマホの操作もできるようになりました。まだまだ予断は許しませんが、希望の光はかなり見えてきました。神に感謝です。それにしても、九州の豪雨は恐ろしく思います。自然災害は、どうしても弱い人がつらい思いをします。高齢者、病者、貧困層など…とにかく、一刻も早くこの悪天候が鎮まりますよう、お祈り致します。
母と兄 2020-07-03 | 家族 今日は仕事はお休みでした。実家に行って、母と二人で私が買って来たお弁当を食べました。先月の初め頃に比べると、母はずいぶん食べるようになりました。一人だとどうしても食欲がわかないようです。高齢者にとっての食欲とは生きる意欲ですから、やはり母を一人にしておくべきではないのでしょう。午後から兄のお見舞いに行きました。兄はずいぶんと喋るようになりました。指も先月初めに比べると、すごく動くようになりました。病状が落ち着いていることが何よりでしょうが、本人の努力もあると思います。ただ、ここに来てコロナ感染者が増えたことで、来週から面会が禁止になる…と言われました。本当に忌々しいウイルスです。何か兄と連絡を取る策を考えなければ…と思います。