2人目は芹沢久遠でした~。

芹沢久遠 キャラクター紹介
久遠は1年生で学園唯一の美術部員(ただし、部室は化学室w)。本当の両親がいないため、幼い頃から施設暮らしをしていましたが、今の里親に引き取られて白鷺町へやってきました。
年下の割には大人びててお嬢様風な雰囲気がありその目立つ容姿から学園では人気者。喋らなきゃ美少女ですが、口を開けば自信家で負けず嫌いで頑固で世間知らずという面倒なお子ちゃま。世間知らずなところがあり器用そうに見えて不器用で何をやるにしても残念な結果に終わる事が多いですが、とても意志が強く努力家で一度決めたら最後までやり通します。
紅茶好きで紅茶に関してはうるさい。又、最初はコンビニをバカにしていましたが、秋に教えてもらってからはよく通うようになり、特に菓子パンの「マロン&メロン」は毎日三食食べても飽きないと言うほどに好きになりました。それから秋よりも虫が苦手w
今の里親に良くしてもらってようやく巡り会えた幸せな家庭で暮らしていましたが、そんな環境下で彼女はある不安を抱えていましたが・・・。
芹沢久遠 攻略情報
※場所移動については省略します。
もっとすげえことできるんじゃないか?→別に。言ってみただけ→お前は強いな→お前→食わず嫌いってよくなかったろ?→別にいいけど→大盛りで→むしろ久遠のことを知りたい→両親とは本当に仲良いみたいだな→恋愛事情について聞いてみる→紅茶ってすげぇんだな→相手が可愛い後輩なんで→一人でやれ→恋愛の正位置→もらえるものは、もらっておくべき→告白する
芹沢久遠編 あらすじ
【攻略パート】
ある日の昼休み。購買にはゲテモノパンしか残っておらず、仕方なくそれを買って久遠のいる化学室へ向かった秋。久遠と一緒にお昼を食べますが、会話の中で久遠がコンビニ食は健康に良くないから食べたことがないと言ったため、秋は椎名を脅迫して原付バイクを借り、久遠と学園を抜け出して駅前のコンビニに向かいます。コンビニに来た久遠はコンビニの商品を見るのを楽しむというよりかは秋との会話を楽しんでいる様子でした。そして、「マロン&メロン」という謎のパンを買った久遠は歩きながらそのパンを食べますが、三食これにしても良いお思ったくらいに満足。コンビニへの認識を改めます。そして、秋に新しい発見が出来て嬉しかったとお礼を言うのでした。
それから数日後の休日の昼間。漫画本を買いにコンビニに向かった秋は、駅前に久遠がいるのを発見。声をかけます。すると久遠は驚き、コンビニに「マロン&メロン」を買いに来たようでしたが、本人はそれを知られるのがイヤなのか、頑なに否定しつつ、コンビニまで向かいます。すると、コンビニから大人のカップルが出てきて「マロン&メロン」を大人買いしたことが判明。久遠は慌ててパンコーナーに向かいますが、手遅れの状態でした。秋が店員に次の入荷はいつかと聞くと、夕方と答えたため、久遠はそれまで待つことに。店員はそれならカウンターの中に椅子があるからと何故か勧められて久遠はそこで待つことに。そして、何故か秋も一緒に夕方まで待つことになりました。店員がトイレに行っている間に客が来てしまい、秋が対応することに。スムーズに秋が接客していたため、久遠も興味が出て次の客のときにレジを担当。その後、トイレから戻って来た店員は腹の調子が悪いことから、待っている間はコンビニの仕事を手伝ってくれるようお願いしてきたため、2人は店で待たせてもらっている間ならと引き受けます。最初のうちは色々と失敗をしていた久遠ですが、慣れてくるとその頻度も少なくなっていました。そして、夕方になり当初の目的を果たした2人は給料袋を受けとり帰ることにしますが、そろそろ暗くなりそうだったため、秋は久遠を家まで送ることに。その帰り道、久遠が学園に入学する直前まで施設暮らしだったことが判明し、秋は驚きます。そして、久遠のことを温室育ちだと誤解していたことを謝ると、思ってても普通言わないと苦笑いするのでした。
ある週の土曜日の午後、外に出かけた秋は駅前で久遠を発見し声をかけますが、久遠は義母と一緒にいました。秋は驚いたもののすぐに挨拶。久遠の里親は60代の人でしたが、穏かな人で言葉の節々からも久遠のことを溺愛していることが分かり、秋もちょっと調子に乗っていましたが、久遠の母は秋のことが気に入り、学園での久遠の様子が知りたいからと秋を家に誘います。そして、案内された家は驚くほどの豪邸でした。テンションが上がった秋に対して、久遠は母親のことで不安そうにしていましたが、秋が久遠の母親について親切そうで良い人だから余計に気遣って傷付けたくないと思っていることを理解していることを知ると驚きます。秋はそんな不安そうな久遠にいつも通り振舞ってくれればそれで良いと伝えると、久遠はありがとうと感謝するのでした。
休日、団体客が来るということで、まきた荘の手伝いをしていた秋は、庭になっているプチトマトを採りに行くと、近くに久遠がいることに気付き声をかけます。久遠は挙動不審になりながらも、ただの散歩で秋の住んでいる場所が近かったから見に来ただけと言います。久遠の家からまきた荘へはかなり離れていることから不審に思ったものの、ひとまず手伝いを優先して久遠に見られながらプチトマトの収穫作業を続けます。秋がプチトマトの収穫をしていると、久遠が興味津々に見ていたため、手伝ってもらうことに。久遠も虫が苦手なため、お互い虫の多いところを擦り付け合いつつ、プチトマトを収穫作業は終了。2人で水洗いをしていると、槙がやってきて久遠がいることに驚きますが、久遠が槙のことを「お姉様」と呼ぶと槙は雄叫びをあげつつ感激の涙を流し久遠の両手を握ります。その後、まきた荘が忙しいことを知った久遠は、自分が手伝うと申し出ます。最初の風呂掃除でデカイ蜘蛛に遭遇するというアクシデントはあったものの、その後は難なく手伝いをこなしていった久遠。しかし、最後の最後、昼食の準備を手伝おうとして、料理が出来ない久遠は大失敗(秋も同レベルでしたがw)。若干落ち込む久遠でしたが、秋が料理の出来る女の子は好きというと、久遠はこれからは頑張って練習しておくと言います。それから夜になりますが、久遠は一向に帰ろうとしませんでした。すると、まきた荘に学園から電話がかかってきて、久遠が両親に無断で外出していたことが発覚。すると、久遠が今から帰りますと言ったため、秋は家まで送っていくことにしますが、その途中で久遠が無断外出した理由を聞き出します。普段の久遠なら皆に迷惑をかけることはしないからと。とはいっても、秋にも同じ経験があり、久遠の無断外出の理由については予想はついていました。
秋は新しい家族に引き取られ歓迎されるたびにその家族と仲良くしようと頑張りましたが、仲良くなっていくと次はその家族にお礼がしたいとか心配だけはかけたくないと思うようになっていき、そうやって良い子を演じていると逆に心配されてしまいました。何か不満はないか、遠慮しないで等々・・・そうやって心配されると、今度は心配されないように問題行動を起こしていました。この日の久遠のように無断外出したり。自分の考えや感情を程よく表に出さないと、いつか何か問題を起こすんじゃないかと言われる世の中で、過剰に愛され続けた久遠もまた同じ行動に移したのです。秋はその外出先に自分のところを選んでくれたことを嬉しく思いました。久遠は秋の予想が当たっていることを証明するかのように、今回の無断外出の理由を話します。母親が自分を溺愛していたから最近はずっとその気持ちに応えようとしていたこと、けど母親からするとあまりワガママを言ったり困らせない子どもは逆に心配するみたいだったため、思わず無断外出をしてしまったと。そして、久遠は3月にも1度同じことをしていましたが、その時暗い夜道を1人で歩くのは怖かったため、秋を頼ってまきた荘まで来てしまっていました。久遠は秋のところに行った理由については、秋を利用しようとしたわけじゃなくて、単純に会いたかったからと話します。無断で外出するにしても1人は寂しかったから。そんな風に真剣に目に涙を浮かべて本音を話してくれる久遠を見て、素直に嬉しいと感じた秋はそのことを伝えます。そして、自分より先に久遠の気持ちをちゃんと伝えるべき人がいる、その人ならちゃんと久遠の気持ちを受け止めてくれるからもう1人で無茶はしないでほしい、もし困った事があったらいつでも力になると付け加えると、久遠は自分の気持ちをここまで理解してくれた人は初めてと言って涙を浮かべるのでした。もっと早く会いたかったと。
久遠との放課後の時間が日課になっていた秋は告白することを決意。そして、縁日当日になり、秋は縁日の準備の手伝いをした後、化学室に久遠がいるだろうと思い、そこへ向かうと、案の定久遠が待っていました。何もかもお見通しな久遠に降参した秋は久遠を縁日に誘います。そして、夜になり縁日に行く準備をしていた秋に久遠から電話がかかってきて、まきた荘まで来ていると言われ驚きすぐに出迎えます。すると、久遠が浴衣姿になっていて再び驚いた秋。久遠に褒めてとせがまれた秋は、1度深呼吸して可愛いし綺麗だと伝えると、久遠はありがとうと言って喜ぶのでした。その後、縁日に向かった2人。秋はこの後告白するつもりでいましたが、久遠はそのことまで見ぬいており、遠回しに告白してくるように言ってきます。いつもより攻めてくる久遠に戸惑いながらも展望台で2人きりになって、そこで彼女に告白。久遠はそれを受けて嬉しいと言いながらも、私はワガママで付き合うようになったらもっと甘えて迷惑かけてしまうと不安を吐露しますが、秋はそれすらも全て受け止め、お前のたった1人の特別な男になりたいと伝えます。そして、久遠は姉以外で本音で話せる唯一の特別な存在だから、理屈抜きでお前の傍にいたい・・・今の自分に言える気持ちを全て打ち明けた秋に対し、久遠は好きという言葉より傍にいたいと言われた方が心に響くと言います。しかし、これまで余裕を見せていたと思われていた久遠は実は秋以上に緊張していて、なかなか告白の返事が出来ませんでしたが、彼女として末永くお付き合いさせて下さいとようやく返事をすることが出来ました。こうして、2人は恋人同士になったのでした。
【恋人パート】※交際をオープンする方で話を進めます。
翌朝、目を覚ますとそこには何故か制服姿の久遠が正座していました。槙に案内されて待っていた久遠は、まだ槙には交際していることを伝えていないと言いますが、付き合っていることを話すかどうかは秋に任せますが・・・。
2人は堂々と一緒に学園に登校。あっという間に交際していることが知れ渡ります。昼休みになり久遠が秋の教室にやってきましたが、久遠は皆の前で秋に対してキスをせがみます。皆が見てる前でファーストキスをしたくない秋は久遠をお姫様抱っこして中庭の方へ連れていきますが、久遠も皆の前でキスするつもりはなく、お姫様抱っこに満足していました。久遠は本当は甘えたがりなのに、プライドが高いせいでそれを隠そうとしているのを理解していた秋は、もっと久遠に素直に甘えてもらえる存在になりたいと思い、彼女を抱きしめるのでした。
終業式。久遠は絵画コンクールで賞を取ったため、檀上に上がって挨拶をしていました。そのことを奈々から聞いた秋は驚いたものの、奈々からロリコン呼ばわりして騒いでいると、檀上の久遠から嫉妬されて注意されてしまいます。そして、久遠に言われるまま奈々を無視していると、久遠はやればできるじゃないと笑顔を見せます。すると、久遠の笑顔を見たことがない他の生徒たちは驚き大騒ぎ。秋は改めて久遠の人気を思い知るのでした。午後も久遠と一緒に過ごしますが、結局彼女には振り回されっぱなしで1日を終えてしまいます。しかし、彼女の気持ちが秋にしか向いていないことは明白であり、皆の前でも秋とイチャつくのを止めようとせず、2人きりになれば甘えてきたのでした。
夏休みに入り、まきた荘の手伝いを終えた後、久遠に電話した秋。すると、久遠も丁度電話するところだったと言い、両親が会いたがっているからと秋を家に誘ってきます。そして、初めて父親と会った秋はすぐ馴染み、2人の交際もアッサリと認められ話も弾みます。その中で秋は先日の久遠の無断外出について夜まで一緒にいたことを謝りますが、両親は特に怒る様子もなくあれは連絡をしなかった久遠が悪いと言います。それだけでなく、引きこもりだった久遠が外に出るようになったのは嬉しいと話し、さすがの久遠もバツが悪そうでした。両親との談笑の後、久遠の部屋に行きますが、久遠が席を外している間に秋は寝てしまいます。そして、目を覚ますと寝顔を見ていた久遠が目の前にいました。久遠は両親は出かけていると言って、キスをせがんで2人はファーストキスをします。すると、今まで余裕の表情を見せていた久遠の様子が変わり、かなり余裕をなくしており、秋は彼女の新しい一面を発見。そして、2人はキスだけじゃ治まらず初体験を済ませるのでした。
初体験を済ませた2人。その日は化学室で一緒に絵を描いていましたが、久遠が今だけでもクラスメイトになりたいと言ったため、秋の教室に行ってクラスメイトごっこをします。他にも新体操部に乱入したり、椎名に講師をしてもらったり、クラスメイトとして楽しい時間を過ごしますが、久遠が両親と出掛ける約束をしていたため、帰ることに。その帰る途中、久遠はまだ秋と学年が違うことを気にしており、秋が先に卒業してしまうと寂しがりました。秋はそんな彼女の不安を和らげるため、進学しても卒業してもお前を離さないし絶対に不安にはさせないと約束します。すると、久遠は今はそのお言葉を聞けるだけで満足と言って笑顔を見せるのでした。
ある日の事。いつものように化学室で絵を描いていると、外で野球部が合宿するという話をしていることを聞いた久遠が美術部でも合宿をやりたいと言い出し、椎名、明日香、のえの3人も誘って久遠の家で合宿することになりました。1日目はおしゃべりして夜は浴衣を着て花火とほぼ遊ぶだけで終わってしまい、1人だけ男子だった秋は久遠の部屋で寝ることになりましたが、久遠から夜這いを受けて2人はエッチ(椎名にはバレバレだった模様w)。2日目は皆で写生会をすることになりましたが、秋は久遠を信じて1番上手に描けた人は自分と添い寝できる権利と夕飯準備の免除を与えると言いますが、勝ったのはのえで、久遠は秋と寝ることが出来ないことよりも得意分野で負けたことの方が悔しい様子でした。次は秋を女装させて1番ドッキリさせた方が勝ちという謎の勝負をして今度はきっちり秋が勝利します。その日は久遠は皆と寝ることにしますが、久遠は秋との時間が少なく結局自分の部屋に戻って秋に甘えるのでした。
楽しかった合宿も終わり、久遠はまきた荘に遊びに来て、ウメと意気投合していました。その後、ウメのオススメのタチアオイの花が咲いているところに2人で作ったおにぎりの弁当を持って見に行きます。自分たちの身長ほどもあるタチアオイの花を見て感動した2人は、その後近くの河原に行ってお昼を食べますが、そこで久遠は秋に聞かれ自分が施設に居た頃の話をします。久遠のいた施設では小学校を卒業する頃までには誰かの家に引き取られていましたが、久遠は2回引き取られて2回とも施設に戻ってきてしまったため、いつの間にか年長になっていました。久遠は大人たちが自分のステータスのために子どもを引き取るのだと分かると冷たい態度を取っていたため、里親とも折り合いが悪く施設に戻されていたのです。そうしているうちに人の表情で考えていることが分かるようになっていた久遠は、周囲の同年代の子たちよりも大人びてしまっていました。そんなときに今の里親の2人と出会います。人柄もよくて優しい人に引き取られ、久遠は幸せに感じてはいました。けど、ずっと施設で暮らしていた彼女には時々今の家庭は優しくされすぎて辛いときがありました。秋は久遠が不幸に慣れ過ぎていると思い、今の幸せに不安を感じている彼女に、幸せでいることに慣れろよと伝えます。けど、久遠は両親には悪いけどと前置きして、私が今、心の底から甘えられる相手はあなただけと言って、秋に抱きついてきます。秋は幸せな環境にいても辛いと感じるのならば、せめて自分が彼女の羽を休める止まり木のような存在になろうと決意。例え、それが彼女にとって都合のいい存在になることだとしても。
盆も過ぎた頃、自室でゴロゴロしていると、久遠から学園で絵を描いていると電話がかかってきます。これが呼び出しだと瞬時に理解した秋は、昼食をコンビニで買ってきて学園に向かいます。一緒にお昼を食べていると、久遠が寂しそうな顔を浮かべていたため、自分を呼び出した理由が何となく分かった秋は、隠し事はなしにしようと言い久遠から何があったか話を聞きます。久遠は今の両親には何の不満もないことはこれまで言った通りでしたが、最近は自分の本当の両親について気になっていました。本当の両親との繋がりは自分が施設に来たときに持っていたというロケットのみ。その中には本当の両親の写真が入っていました。今の両親に可愛がられているのに本当の両親のことを考えている・・・久遠はそのことに罪悪感を抱いていました。秋も似たような経験があるとしつつ、本当の両親のことを考えるのは何も悪いことではないと言います。大事なのは今久遠が幸せかどうかだからと。もし、それでも気になるなら、今の気持ちを両親に伝えてみたら良い、こういうことは家族で話し合うべきだとアドバイスします。久遠はその言葉に納得しますが、1人で聞くの不安だからと秋に一緒に来るようにお願いし、秋も同行することになりました。
久遠の家に行き、父親は不在だったものの、母親はいたため、久遠は母親に相談することにします。言い出しにくそうだったため、最初は秋が話を切り出しますが、途中から久遠が引き継ぎ自分の言葉で母親に伝えます。パパとママに愛されているのは分かってるけど、それでもどうしても本当の両親のことが気になってしまう、それはパパとママに申し訳ないと。すると母親は、どんな事情があったにせよ、親は親、子どものあなたがどんな形であれ、興味を持つのは自然なことと言って抱きしめます。本当の両親のことを知りたいなら協力するし、それがあなたの幸せに繋がるのなら何も言わないと。そして、私もパパもこの先どんなことがあってもあなたの味方、この気持ちに偽りがないからこそ、あなたもこの町に来てくれたのでしょう?と言うと、久遠はごめんなさいと謝った後、ありがとうと感謝し、これから無暗に謝らないと誓います。こんな自分のわがままな気持ちまで聞いてくれる、優しい両親が目の前にいるのだからと。母親に相談した後、帰る秋を見送るために外に出た久遠は、秋にもありがとうと感謝し、この際だからあなたにも言いたいことがあると言います。あなたはいつになったら、私に不満や不安をぶつけてくれるの?と。あなたの気持ちにもっと触れたい、あなたにも転校を繰り返して辛い思いをたくさんしてきたはず、だからこれからはあなたのそんな気持ちも全て受け止めたい、ただの彼女でいることには満足できない・・・そう言う久遠に秋はお礼を言い、俺にそこまで言ってくれた子は、後にも先にも久遠1人だけだと言うと、久遠はいつも通り自信たっぷりな態度で「当然よ、私とあなたは運命の相手なんだから」と笑顔で返すのでした。
芹沢久遠編 感想
家族がいる幸せを知らずに施設で育った久遠ちゃんが、ようやく幸せな家庭に巡り会えたけど、第三者からの無償の愛をどう受け止めていいか分からず逆に不安に感じてしまい、それを似たような境遇の主人公に理解してもらって救われるというお話。久遠ちゃんの子どもっぽい一面と年齢不相応な大人の一面の2面性とその精神の不安定さを中心に描かれていました。まぁ結局はどっちも久遠ちゃんなんですけど。
基本的には“ワガママし放題な久遠ちゃんに振り回されまくる主人公”の構図が延々と続くわけですが、甘えるときはとことん甘えてくる久遠ちゃんは可愛かったですね。あとは、何をするにしても最初は自信満々な態度なのに、実際にやると非常に残念な結果になって涙目になる久遠ちゃんが愛おしいw ドSで傲慢気味の態度がデフォルトなのに何故か庇護欲をかきたてられる不思議さが良いですw 甘える方については計算してやってる感がありますが、あんな風にワガママ言ったり甘えてくるのは余程信頼してないと出来ないことなので、やはり甘えられる側としては嬉しいものです。
Hシーンは4回。4人の中では1番ちっぱいですが、まったく無いわけではなかったですね。本番Hでおっぱい見せる率は3/4と高めですが、最後のは折角の正常位なのにブラで片方の乳首が隠れちゃっててそれだけ不満でした。それさえなければ本番Hのおっぱい見せる率はパーフェクだったのに、何故わざわざ隠すんだろう?まぁ普段はドSなのにHになると立場が逆転するという定番は良いものですねw
一般シーンだとやはり色々チャレンジして失敗しまくる久遠ちゃんが1番可愛いと思いましたw 涙目になる久遠ちゃんが特に良い(ゲスw)。ただ知らないだけなのでポンコツではなくその後はしっかり盛り返してドヤ顔するのも久遠ちゃんらしくて良いですねw 勝負事だけはどうしても主人公に勝てないようですがw あとは合宿ですかね~。ヒロイン4人が勢ぞろいして皆でワイワイ騒ぐのは見ていて楽しかったです。っていうか、のえ先生も久遠ちゃんも演技上手過ぎだろwww エピローグでは交際してから7年目で子ども4人という驚異のスピードで家族が増えていってましたが、久遠ちゃんも大人になっておっぱいも大きくなってましたねw あの状態でのHシーンが見たいw
さてさて、お次はのえ先生です!
「カノジョ*ステップ」のあらすじ・感想はこちら↓
【柳明日香編】【芹沢久遠編】【如月のえ編】【華野椎名編】【岡田とみ子編】
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