いつの間にか新刊出てたんですね・・・最近チェックしてなかったわぁ(つд⊂)
そんなわけで、来月からTVアニメ第2期が放送予定の「僕は友達が少ない」の最新刊です~。
今回の表紙は、小鳩と小鷹&小鳩の母親・アイリのツーショット。
本来ならば有り得ない組み合わせですね。母親のアイリは小鳩が生まれて間もない頃に亡くなってるので。
今回の話はいつもの小鷹視点ではない番外編的なエピソードを集めてあります。
・・・んが、内容を読めば分かりますけど、番外編とは言えないような本編に関わる重大なエピソードが多くて読み応えバッチリでした。タイトル通り断片的だった本編をコネクトするエピソードばかりです。
特に隼人&天馬の高校時代の話が良かったなぁ~。
動き出した時間
小鷹が引っ越してきたときの夜空視点のエピソードです。若干アニメでも触れてたような気がしますが、より詳細が分かります。
まぁ基本的には既に語られているエピソードでそのとき夜空がどう思ってたか分かるというものです。個人的にはマリアと部室の交渉してたときの夜空がいいかなw マリアのことは一応は可愛いと思ってるんですねw
なぞなぞ
息抜きエピソードその1。非常に短いw
夜空がマリアに謎々を出すというただそれだけの話。小鷹がいないときに2人がどんな話をしてるか分かりますw
はじまりの翼
小鷹&小鳩の父親・隼人と星奈の父親・天馬の高校時代のエピソード。色々なことが色々分かった個人的には1番重要だったエピソードです。
打算で天馬に近づいた隼人と他の人間とは違う彼に戸惑いつつも何気なく隼人に付き合ってしまう天馬という、親友となる前の2人が見られる貴重なエピソードです。
・・・で、ここで重要なのは隼人と後に彼と結婚することになるアイリの出会いですね。
2人の出会いは天馬の紹介によるもので、当初は代々柏崎家当主が理事長を務める聖クロニカ学園の生徒会長ノエルを隼人に紹介しようとしたけど、そのときノエルに連れられてきたアイリに隼人が一目惚れしちゃったんですねw
もう1つ重要なのが、天馬とノエルの関係ですね。お互い親友に隠して密かに付き合っていて・・・・・最後にとんでもない事実が判明します。
星二つ
息抜きエピソードその2。
星奈と幸村という非常に珍しい組み合わせの会話が楽しめます。星奈と幸村の関係って今までよく分からなかったけど、星奈は幸村が苦手だったんですねw
スーパーノヴァ
柏崎家の家令であるステラがどうして柏崎家で働いているか分かるエピソード。彼女の生い立ちから「はじまりの翼」を補足するエピソードとなります。
まだ幼い頃の星奈が見られますが・・・幼少時の裸はいいから、現在の星奈の裸を見せろ(ry
カムパネルラ
小鳩のクラスメイト・若木光太視点のエピソード。小鳩が転校してきてから文化祭終了までの聖クロニカ学園中等部2年2組の様子が分かります。何気に夜空も活躍しますw
まぁ物語なんだから当たり前といえば当たり前なんですけど、人の和ってのはどこで繋がってるか分からないなぁとちょっと思いましたね。一見あまり関係ないように見えたキャラ同士に繋がりがあると。
ところで、光太くん始め、彼のクラスの子たちに言いたい。リア充氏ねw 最近の中学生はどうなってるんだ!けしからん(笑)
ブレス
姉の妹観察日記その1。ケイトとマリアのお話です。まだケイトが小鷹に出会う前のエピソードです。
隣人部の顧問になる前のマリアがどんな感じだったのか、ちょっと見たいですね。
クオリア/もう一つの動き出した時間
最初に夜空視点のエピソードがありましたが、こっちは理科視点の小鷹と出会うちょっと前~小鷹と出会い、文化祭までのお話です。
理科視点の文章だとちょっとイラッとするときがありますね。この娘が1番複雑な精神構造してる。言ってることは分かるが、屈折しとる。
でも、最後の笑顔は可愛かったと思います!
魔人が生まれた日
息抜きエピソードその3。隣人部全員でプールに行って失敗した直後のエピソード。あの夜空が馬マスクを被る直前の話です。
・・・夜空と理科って結構相性いいですよね?w
スターゲイザー
姉の妹観察日記その2。ステラと星奈のお話です。星奈が隣人部に入ったばかりの頃のエピソードです。
小鷹と星奈が2人だけでプールに行ったとき、ステラもいたんですねw しかも星奈に絡んだ男3人組ってステラの差し金だったんだなw
複雑な姉の気持ちがよく分かります。・・・色んな意味で(主におっぱい的なw)。
曇りなき心の月を先立てて
今まで謎だった幸村の親について分かるエピソード。幸村視点ではなく、幸村の母親・姫子視点です。
幸村がどうして男子として育ってしまったのかがよく分かります。性同一障害と思われてたんだなw ・・・姫子さんも大変だったな・・・小学校時代の教師の勘違いを修正できなかったことがw
手を取れるように
第8巻のラスト、小鷹と理科が喧嘩する直前の補足的なエピソード。
理科視点ですが、文化祭の頃になると「クオリア」の序盤で見せたような複雑な精神構造な文章もなくなり、普通になりつつありますね。
コネクト/プロローグが終わり、羽瀬川小鷹が主人公になったとき
第8巻から次の第9巻を繋ぐお話。夜空って思い詰めるととことんいってしまうのですね。本当に打たれ弱いのは星奈ではなく夜空のような気がします。
今回は以上!
夜空が居なくなったみたいですが・・・さてさて、どうなってしまうんでしょう?
とりあえず、先ずはTVアニメ第2期ですね!また動く星奈と小鳩が見られるのが楽しみです!