「ALIA's CARNIVAL!」 あらすじ・感想その1 朝宮椎名編

３月発売タイトル第２弾はＮａｎａＷｉｎｄの「ＡＬＩＡ’ｓ　ＣＡＲＮＩＶＡＬ！」でした～。

・・・半年も待たされましたからね。特に１月のときの発売延期はショックが大きかったですｗ

特典はこんな感じ。

ついつい椎名のおっぱいに目がいってしまいますねｗ　このサイン色紙のためだけに２個買いすれば良かったかなー・・・ぃゃぃゃ、さすがにそれは（爆）

ＮａｎａＷｉｎｄですが、ブランドデビュー作の「ユユカナ」はプレイしていないため今回が初プレイとなります。買った理由としましては、１年くらい前かな？七尾奈留氏とＭｉｔｈａ氏の絵のファンになりまして。それが１番の理由になりますかね。
昨年発売された「Ｂｅｒｒｙ’ｓ」でも七尾奈留氏が担当した佐藤夏姫ちゃんが気に入っちゃったりして、今回のタイトルがすごく楽しみだったんですよね。まぁ主にキャラ方面で・・・ですけどｗ
あと、Ｍｉｔｈａ氏の方は私は無意識だったんですけど、同人誌を買ってたようです。この前本を整理してたらいくつかあったｗ　たまに気に入った絵があると好きな絵師や好きなサークル関係なしに同人誌を買ってることがあるんですけど、その中の１つにあったようです。
それでも事前に過去作「ユユカナ」をプレイしなかった理由としては、いくつかレビュー等を見ていると、主人公のヘタレっぷりに言及している人があまりに多かったので（ってかほぼ全員？）、それで控えたのが大きいです。エロゲで主人公がヘタレなのは最悪なので・・・。ＴｏＨｅａｒｔ２とか、河野とか、貴明とか・・・ｗ

とりあえず、今回の「ＡＬＩＡ’ｓ　ＣＡＲＮＩＶＡＬ！」ですが、普通の学園モノに超能力バトルを取り入れた作品になっています。
桜雲という夏まで品種改良した桜が咲いているという街が主な舞台になっていて、主人公の才城蓮は６年ぶりにこの街へ帰ってきて、桜雲台学園に転校し、そこで知り合ったアス研（明日は未来の風が吹く研究会の略）のメンバーとともに学園の頂点「ＡＬＩＡ」を目指していく・・・という物語です。
桜雲台学園では「アーケン・カード」と呼ばれる生徒手帳兼ＩＤ識別カードがあり、それを使うことで超能力が使えたり買い物したり出来るようになります。超能力は１人１人違ったもので、Ｌｖ１～Ｌｖ３までの３種類の能力があり、レベルが高くなるほどその人の本質に近い能力になっていますが、大抵の人はＬｖ２止まりでＬｖ３まで覚醒する人はあまり多くないようです。
超能力は基本的に学園内でのみ使用が許可されていますが、学園の外でも制限はあるものの使用することが可能です。ただし、能力が使えるのは桜雲に限定されていて、「アーケン・カード」と「スケープシェル」と呼ばれる彫金細工を所持していることが原則の使用条件となっており、又、桜雲区以外では効果がほぼ無くなってしまいます。
超能力バトルのスプレッド戦のときは特殊なフィールドが展開され、その中で受けたダメージは本人には通らず、スケープシェルと呼ばれる彫金細工が全て負担してくれ、このスケープシェルの宝石（チップ）が壊れると敗北になります。建物も大抵のものはダメージを吸収できるように作られています。「スケープシェル」については、能力が使える「アーケン・カード」が武器ならこちらは防具のようなものですね。又、金属の種類や形状、紋様などで防具性能や使う能力の力や発動速度等が変わります。
他にＡＰというポイント制があり、これを消費することで買い物が出来るのですが、これを増やすには生徒や街の市民から依頼されるクエストをこなしたり、テストで良い成績を収めたり、スプレッドという異能力バトルに勝つことで増えていきます。ＡＰは増えるだけじゃなく減ることもあり、買い物で減ることは当然ですが、スプレッドでダメージを受けると同じように減っていきます。ＡＰがマイナスになるとペナルティとなり、罰則が設けられています。
また、週に１回、毎週土曜日にタイトルにもあるＡＬＩＡ戦（アリアズカーニバル）という大規模なスプレッド戦があり、これは部活対抗の超能力バトルです。制限時間は１時間、部室が自陣で、設定した大将（部長とは限らない）が負けるか自陣にあるＳＰフラッグが破壊されると敗北となります。制限時間内にどちらも勝利条件を満たしていない場合は引き分けか経過ポイント次第でどちらが勝ったか判断されます。ちなみにＡＬＩＡ戦のときはバトルに負けても彫金部に行けば何度でも復活が可能となっています。
このＡＬＩＡ戦でポイントを増やしていき、最終的にランキング１位になった部は「ＡＬＩＡ」と呼ばれ、自分たちの好きな学則を１つだけ加えることができるという特典があり、皆それを目指して戦っています。
最初に抱いた感想としては、ういんどみるの「ＨＨＧ」でしたね。作戦参謀がどっちも主人公になっていますし、感覚的には似たようなものでした。まぁＨＨＧの主人公は努力で能力に似た効果がある高速思考だけで戦うのに対して、こちらの主人公は能力持ちで自分でもバトルできるという点で戦略の幅が広くなっていますけど。
あと、ＨＨＧでは少数精鋭同士のバトルばかりなのに対して、こちらでは主人公たちは部員が５人しかいない中で大多数の人数と戦わなきゃいけないという状況になっているので、能力が高い主人公たちでも普通の相手にも苦戦することがあってなかなかスリリングです。ただ、人数差がありすぎるとベースを大人数で守られたら太刀打ちできないし、物量作戦でベースを攻められたら体力が続かなくて不利だろうし・・・不公平感は否めませんけどね。まぁそこを何とかするのが面白いんですけどｗ
でもまぁ、超能力バトルはあるもの、普段は依頼をこなしていくだけのまったりとした部活日常系ですねｗ

システム面では特に目新しいものはありません。用語解説がほんのちょっとあったりしますが、それぐらいですね。
選択肢は最近のエロゲにしては多目です。んー・・・でもまぁ私は最初から狙ってたヒロインのルートに行けたので、たぶん難しくないですｗ
序盤のシナリオは・・・んー、普通？スプレッド戦はそこそこ面白かったですが、爆笑するネタもなかったですし、私はただひたすら幼馴染の朝宮椎名に和んでいただけだった気がしますｗ
あと、一部のシーンでボイスのないキャラがいるのですが（特に桜子が多い）、公式サイトによるとどうやら仕様のようです・・・収録音声データがないとか随分と杜撰な管理ですね・・・デバッグの時点で気付いてて放置ですよね、間違いなく。しかも、再収録しないってこれもまた開き直ってるなぁ・・・(´ー`)
ディスクレス不可なのも気になったけど、こちらは時期を見てディスクレス可にする可能性があるようです。何度も見たいときはディスクレスじゃないと面倒ですしね。

そんなわけで、最初は幼馴染の朝宮椎名でした！
ぃぇ、もう買うことを決めたときからこの娘しかいない！って思ってましたからね。楽しみにしてましたよｗ

で、やってみた感想なんですが。

和みすぎてヤバイｗ　おっぱいもヤバイｗ

椎名は蓮やその妹のかりんとは幼馴染。天然ドジっ子でほわほわしていて笑顔のときも慌ててるときも怒ってるときもいつでも周りの人を癒す和み系の女子です。基本のんびりしてますがそれでも学園内では成績トップクラスの優等生で東大を目指しているほどです。・・・とにかくね、見てると和みすぎて骨抜きにされること間違いなしですｗ　何せ、交渉役として選ばれるくらいですからねｗ　彼女の交渉力（という名の癒しパワーｗ）はちょっとお堅い風紀監査委員ですら難なく情報を教えてしまうくらい凄いですｗ
又、両親が洋菓子店をやっている影響でお菓子作りが趣味になっており、アス研でのお茶会は基本的に彼女が提供したお菓子を食べています。料理は苦手なようですが、壊滅的というわけじゃないみたいです。「塩と砂糖を間違える」とかお菓子作りのときは発揮しないドジっ子属性が発揮される程度っぽいですねｗ
アーケンは水。彼女自身が争いが苦手なせいか、水を使った広範囲な情報伝達、分析、僅かですが索敵なども出来ます。およそ戦闘には向いていない後方支援型の能力になっています。絶対的な人数が少ないアス研にとってはＡＬＩＡ戦における戦況分析は貴重となるので重要な能力ですね。ちなみに、Ｌｖ２の能力で占いが可能で彼女の占いはよく当たると女子の間で評判になっています。
そして何より、おっぱいがヒロインの中で１番大きいです(*´Д`*)（ぁ

椎名のシナリオでは、６年前の蓮の引っ越しのときの思い出がメインになっています。椎名らしく、バトルはほぼありませんｗ　ＡＬＩＡについては初戦で負けた影響が大きくダメになったみたいです。
全体の流れとしては、序盤は蓮が引っ越すときに椎名が蓮に渡せなかった手紙について、中盤はひたすらイチャラブで椎名に癒されまくり、後半は蓮が同じく６年前に“迷い桜”と呼ばれる樹齢何千年かの大きな桜の木の下に埋めた椎名への手紙について・・・ですね。
基本的にもう・・・イチャラブ中心なので（しかも、他のヒロインがあまり出てこないｗ）、個人的には満足しました。椎名の可愛いところが余すところなく見られます。ただでさえ可愛いのに恋人になると更に甘えてくるとか反則すぎんだろｗｗｗ　俺を萌え死にさせる気か！？ｗ
まぁ共通ルートであれだけスプレッド戦に触れてたのに急にバトルがなくなって普通の恋愛モノに変わって物足りない人もいるかもしれないけど、だからこそ良いんじゃないか！椎名の可愛いところがたくさん見られただけでもいいじゃないか！（爆）
ぁ、後半は桜雲区だけがなんであんなに変貌したのかということについて何気に触れていますね。２人の思い出の場所が、学園内で能力を使える理由に繋がっている（推測の域はでないけど）という展開は良かったと思います。まぁ深く追求してなかったけど、ある程度のヒントが出たって感じですかね。あれだけヒントが出てれば推測は可能かと。
ともあれ、最後まで椎名に和んでおりました～(*´Д`*)

椎名のＨシーンですが、おっぱいです。もうおっぱいしか言えなくなるくらい、おっぱいですｗ　ＣＧ的には満足でした。パ○ズ○フェ○が２回もあるのはサービスが良すぎると思ったけど、あのおっぱいならそれぐらいあっても良いと思う！おっぱい星人なら満足することでしょうｗ　個人的には夜の学園でＨしたときが良かったなぁ～。
一般ＣＧですが、どれも良かったので甲乙付け難いところ。最初の半脱ぎも良いしなぁ～、シーン的にはラストの迷い桜の下で小箱を見つけたときが良かったしなぁ～、うーん、ＳＤの本を読んだ椎名の頭にヒヨコが乗ってるヤツも和んで好きだなぁ・・・ｗ　・・・うん、では最初の半脱ぎＣＧで（爆）

そんなわけで、朝宮椎名、もはや私の中では歴代エロゲーヒロインのＴＯＰ３に入りそう！

さてさて・・・お次は妹の才城かりんです～。・・・ここまではプレイ前から決めてたんですよねｗ