こばとの独り言

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「ワールド・エレクション」 あらすじ・感想その2 パーフィル編

2016年03月06日 18時50分59秒 | 美少女ゲーム

2周目はパーフィルでした~。

パーフィル キャラクター紹介
パーフィルは天楽園ルイトゥセルからやってきた天使で敬のクラスメイト。愛称はパフ(敬が付けたけど最初は嫌がっていたw)。大天使パフエル(敬と出会う前は“パーフィエル”だった)になることを目指すべく日々努力を続けていますが、1人で突っ走ってしまうタイプのせいか空回り気味。
尊大な態度で生意気で人付き合いが苦手なせいか交友関係は広くなく、お互いぼっちということで敬はパフの初めての友達。生徒会選挙でも推薦人は名義貸しだけで協力者はなくいつも単独行動をしています。学園最強のソフィアに対しては一方的にライバル視していますが、まったく相手にされていません。
料理対決でその腕前を披露したことから料理は得意で、特技として恋天使の力を使って相手の心を読み取ることが出来ます。他に相手に目にした者に恋をしてしまう「キューピッドアロー」など様々な効果がある弓矢を持っています。彼女はこの力を使って何でも解決しようとしますが・・・。

パーフィル編 あらすじ
生徒会選挙活動も最終週。パフは1人で頑張って支持率3位でした。上位2人の支持率が突出しており、敬とソフィアのどちらかという大勢になったものの、パフは3位に満足していました。こんな自分を敬はどう評価してくれるか気になりますが・・・。
一方、敬はソフィア陣営(ソフィアというよりメロウですが)からの妨害工作への対応に困っていました。それを見かけたパフが天使の矢を使って敬を助けます。敬はパフにお礼を言いますが、パフはなかなか素直にそれを受け取ることが出来ませんでした。
選挙投票日前日。最終演説を終え、裏庭にいくとそこでパフと会います。パフは敬は生徒会長になるのに相応しい、推薦人の要請を受ければ良かったと話します。そして、人付き合いが苦手だった自分を救ってくれたと感謝の気持ちを伝えます。そして、敬もパフもお互いを生徒会長に相応しいと言い、もし自分が生徒会長になったら手伝ってほしいとお願いします。
そして迎えた投票日。パフは支持者を裏切る行為だと知りつつも自分の心を裏切ることはせず、生徒会長になるに相応しいと思った敬に投票します。どうするか悩んでいたパフは、最後の最後に自分の気持ちに素直になったことで少しすっきりした顔になるのでした。結果はソフィアが当選しますが、2人ともその結果を受け入れ満足するのでした。
選挙が終わり獅子堂軍団は残念会をしていましたが、パフのことが気になった敬は彼女を探しに行きます。そして、裏庭で見付け、残念会に誘いますが、パフはそんな厚かましいことは出来ないと断ります。敬がいつもなら呼んでもいないのにやってくると話すとパフは誰に対してもずけずけとしているわけじゃないと話し、あなたに褒めてほしいと言って抱きつきます。敬はいきなり抱きつかれて戸惑いますが、彼女の頭を撫でて立派だったと褒めてあげると、パフは「ありがとう」と言って去っていくのでした。
パフとの出会いを思い出し、パフからお礼を言われた敬は、それからパフのことを意識するようになります。そんなとき、ソフィアが敬とパフを生徒会に誘います。敬はその話を受けようと思いましたが、パフが断ってしまい驚きます。敬はパフを屋上に連れて行き、断った理由を聞きます。パフはソフィアに嫉妬して自己嫌悪に陥っていましたが、敬がそのことにまったく気付いてなかったため、悔しくて思わず抱きついて告白します。敬が困惑する中、パフは敬を突き飛ばして飛んで去っていくのでした。
パフからの思わぬ告白にしばらく呆然としていた敬。彼女がずっと恋に苦しんでいたことに対して自分がどう応えればいいのか考えますが、それは謝罪でも感謝でもなく自分の気持ちを伝えることだと思い、夜中でも構わずパフの部屋に押しかけます。天使の力で敬の心が読み取れるパフは、恥ずかしいからと敬に自分の能力をコピーさせ、空の上で話を聞くことにします。そして、お互いの気持ちを告白し、恋人同士になるのでした。
敬が自分の誘惑に反応せず巨乳なソフィアやファウラにばかり反応するため、敬はおっぱい星人なのではと考えたパフは、闇商人と取引が出来るクロバネポストに短期間で効率よくバストアップできる品を頼みます。パフは屋上に指定された時間に行くと、背後にクロバネがやってきて、望みの物が欲しければ無属性の神聖結晶に神力をこめろと言います。パフが神力を込め、渡すと取引が成立。こうして、パフはおっぱいが大きくなるアイテムを入手。尚、闇商人の正体はパフにはバレバレでしたw
結局バストアップ作戦は失敗。その後もパフと敬は微妙な擦れ違いを続け、パフが敬との若干の距離感に悩んでいるとき、先輩天使で担任教師のミリエルが話しかけて屋上に連れて行かれます。大天使ながら未だ処女のミリエルはやっかみ半分(半分以上のようにしか見えないけどw)で、大天使になる前に処女を失ったら堕天使になると脅します。パフはそれを真に受けてしまい、敬にそのことを泣き出します。その翌日、敬は真相を確かめるべくミリエルに話を聞きますが、堕天使になる確率はかなり低いが、恋天使としての本分を忘れないようにという忠告のつもりだったことが判明。それをパフに話すと、パフは再び大天使になるべく活動することにするのでした。
人と人とを縁で結ぶのが恋天使としての本分・・・それを効率的に行うために、パフはキューピッド部を立ち上げようとします。しかし、生徒会長のソフィアからの許可は下りず、ひとまず同好会として活動することにします。しかし、一向に相談は来ず、やっときた相談ではサッカー部の人が好きという相談者がただのストーカーだったことに気付かず自分の天使の力を使って大失態を犯してしまい落ち込んでしまいます。人の心を操ることが出来る天使の力、これが人の役に立つかどうか、自分の力の意味をパフは考えることにします。
翌日、昨日の騒動で周囲からすっかり堕天使扱いされてしまったパフ。教室に行くと彼女の机には仕返しをしてほしいという手紙がたくさん置いてありました。昼休み、裏庭でその手紙を全て読んだパフは、それらの願いを全て叶えられることを恐ろしく思っていたところ、敬が昨日の相談者と被害者を引き合わせているのを目撃します。敬は相談者にパフに救いを求めた責任があると言って、ちゃんと被害者に自分の気持ちを伝えさせます。相談者はちゃんと自分の口から被害者に告白しますが、好きな人がいるからと断られてしまいます。しかし、自分の想いを告げた相談者は、気持ちが楽になったと言って泣きだし、一部始終を見ていたパフは近寄って彼女を抱きしめるのでした。
パフは敬が力も使わず恋愛相談を解決したのを見て、自分が考える事を放棄して力に頼っていたことを反省し、1つ1つの想いに向き合うために恋天使の力は相応しい成長を遂げるまでは封印すると決意表明します。そして、部屋に戻って愛し合った2人ですが、その直後パフの身体が突然光り出し、彼女は大天使にクラスチェンジします。愛を受け入れ愛を行使する・・・揺るがない信念を手に入れたとき天使は大天使になれる。大天使になるその条件は今のパフにとってはとても簡単なもののように感じられました。これまでパフが大天使になれなかったのは力に頼っていたからでした。
数年後、「愛の大天使」として世界中から讃えられるようになったパフは世界政府直属の紛争地域支援の組織に入り、人道支援をしていました。その日も変わらず支援活動をしていましたが、戦闘中でも変わらず2人はイチャつき愛を振りまくのでした。

パーフィル編 感想
ラブアンドラブ・・・ですねw テーマは“愛”ですw 中盤はバストアップしようとしたり猪突猛進なパフの暴走気味の行動により若干アホな展開が続きますw 後半はちょっと悩みますが、堕天になろうとしたりやはりアホな展開がありますw なので終始楽しかったですかねw 全ては愛で救われるという某24時間テレビな感じですw エピローグがいきなり紛争地帯に飛んでて驚きましたがw
パフは思い込みが激しいせいかよく暴走して空回りして失敗することが多いですが、切り替えが早く前向きで頑張ろうとするところは好感が持てますね。切り替えが早すぎて堕天使を受け入れちゃったりいつでもどんなときでも暴走しちゃうのは見ていて飽きないなと思いますw
Hシーンは5回。その内本編で見られるHは3回。残りはクリア後です。ロリ貧乳ですが、まぁちょっとくらいふくらんでるかなって感じですかね。でも、本編3回目のH以外ではおっぱい見せるし、これで巨乳だったらなぁと思いました(爆) 惜しいですw
一般シーンですと、空の上での告白ですね。天使ならではの告白シーンでした。あとはやはりバストアップと堕天使ですかかねw どっちもSD絵がありましたが、こういうアホな展開は大好きですw パフとクルルとポン子の学ラン姿は可愛かったw

さてさて、お次はファウラ=リィナンスです~。

他のヒロインのあらすじ・感想はこちら↓
獅子堂伊織編】【ファウラ=リィナンス編】【ソフィア=ユースティ編
クルル編(ワールドセレクション編含む)】【サブヒロイン編】 

「ワールド・エレクション」の公式サイトはコチラから↓ 

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あとはおっぱいさえ大きければなぁ~と思いましたw

コメント (2)

「ワールド・エレクション」 あらすじ・感想その1 獅子堂伊織編

2016年03月06日 00時09分04秒 | 美少女ゲーム

2016年2月発売タイトル第3弾は、Whirlpool最新作「ワールド・エレクション」でした~。

渦巻も10周年なんですね~。自分は2013年の「まじかりっく⇔スカイハイ」が初Whirlpool作品だったんですが、もうそんなに経つんですね。
やはり私がエロゲから一時的に離れた頃に立ち上がったブランドさんが多いですなぁ。参考までに、自分はういんどみるがデビュー頃にKey以外のエロゲから一旦離れてますw
ともあれ、Whirlpoolさん、10周年おめでとうございます~。・・・イベントとかやらないんですかね?w

店舗特典はコチラ。

この作品はクルルちゃん一択ですなぁw

ワールド・エレクション 概要/設定等
「変革の日」に五つの異世界が合体して作られた世界。そこの旧日本国にある人工島『新生五界複合都市サン・ヴァレロン』という学園都市の中心部に位置するヴァレロン国際学園を舞台として、そこで主人公の獅子堂敬がとある共通の事情で敬に復讐することにしたヒロイン3人と生徒会選挙戦をすることになるという学園ラブコメです。
この世界は魔族が暮らす劫魔界ヘルメリウル、機械文明の機械帝国マキナインスーラ、獣人たちが暮らす原子の世界・大自然郷アシリ・ヤ・ワンヤーマ、天上人たちが暮らす世界・天楽園ルイトゥセル、人類の住む世界ガイアの5つが合体した世界であり、それぞれの世界で暮らしていた5つの種族が一緒に生活しています。
人間を除く4つの種族はそれぞれ特殊な力を持っていますが、それまで何の力も持たなかった人間たちも能力者が出現するようになり、その力は「ネオス(neo's)」と呼ばれています。ネオスには階級と序列が存在し、最上位のS級は7人います。その序列1位が主人公の敬です。敬の能力は「贋作師(ダミーメーカー)」。五界のどんな超常的な特性もそっくりコピーできる能力です。ただし、A級以上の人間は周囲への影響が大きすぎるために常に監視がつけられています。
敬は学園の第七学生寮に住んでおり、平和に暮らしたいと思っています。しかし、世界最強の魔王の力を持つソフィアが留学してきたとき彼女と一戦を交えてから周囲の人間が敬のことを恐れて近寄らなくなったため、学園では孤立しています。ただ、妹がいるので完全に孤立しているわけではなく、他にも自称敬の子分のポン子や自称参謀のソロル、後に加わる自称破壊神のクルルと4人で“獅子堂軍団”と呼ばれており、とある事情から立候補することになった生徒会選挙では彼女たちと一緒に戦っていくことになります。
生徒会選挙は基本的なルールは人間界のものと同じですが、変わったルールとして、プレゼンテーション大会というものがあります。全部で5回あり、各世界にちなんだもので行われる何でもありな感じの競技です。ここで勝って生徒達にアピールします。

ワールド・エレクション 攻略情報
下記選択をすれば最後の選択肢で全員選ぶことが出来ます。
聞かない→昨日のことを謝る→気にするなと言う→魅力的→そのうち借りは返してもらうと言う→でこぴんする→パーを出す→次はどこに行きたいか聞く→身が引き締まる→素直に心配だと伝える→元に戻ってよかった→(全員選択可能)

ワールド・エレクション 共通ルート あらすじ
ある日の夜、敬が夜空を眺めながら感傷に浸っていると、突然空から女の子が降ってきます。その少女は破壊神クルルと名乗ります。そこに寮の管理人・卦法院紗月がやってきます。クルルはそのまま紗月に連れていかれ、部屋を破壊された敬は、その日はひとまず妹の伊織の部屋で寝ることにするのでした。
翌日、伊織と一緒に朝食をとっていると、新しい月が出現したというニュースが流れます。兄妹は特に気にしていませんでしたが、周囲はそのニュースでもちきりでした。兄妹は次はどんな世界の住人が来るだろうと話していると、ソフィアという名の劫魔界のお姫様に声をかけられます。お付きのメロウとチコも一緒でした。最強の力を持つソフィアの機嫌を損ねないように注意を払う敬は、ソフィアとの出会いをふと思い出すのでした。
天使族のパフに謎の勝負を持ちかけられたり、昼休みにポン子やソロスの相手をしたり、ファウラに昼飯を御馳走してもらったり、平穏に一日が終了。クルルに破壊された部屋はすぐに修復不可能だったため、別の部屋に引っ越した敬は、引っ越し作業を終えて一息ついていました。すると、携帯に父親から電話がかかってきます。伊織から敬が学園では何もしていないという報告されていた父親の言葉から、このままでは強制送還されると思った敬は、生徒会長に立候補すると宣言します。皆から後ろ指をさされている兄を見たくないという伊織の思いは通じなかったのでした。
翌日、選挙管理委員会を訪ねた敬は、選管のムシュアから申請書類を受け取ります。しかし、推薦人が3人必要だと言われ、友達がいない敬は困惑します。とりあえず、自称子分のポン子とソロルに推薦人になってもらうようお願いし、残り1人を探すことに。そこに伊織が来たため頼んでみましたが、敬の予想に反して伊織は選挙管理委員会に入ったからと拒否します。その後、パフ、ソフィア、ファウラと尋ねましたが、色々問題があって推薦人にはなりませんでした。困っていると、クルルが敬の元を訪れます。
紗月にこっぴどく叱られたクルルは最初の頃の面影はまったくなく怯えた様子でしたが、部屋を破壊したことを謝ります。敬も事故なら仕方ないと許しますが、クルルが転入生だったことを知ると、推薦人になってほしいと頼みます(正確には騙しているだけですがw)。クルルは敬の言ってる意味を理解していませんでしたが、推薦人を引き受けることにします。その交換条件として、どうしたらこの星を破壊できるか一緒に考えてほしいとお願いしてくるのでした。
クルルが敬のクラスに転入し、彼女が敬の推薦人だと知ると、敬に推薦人にまってもらうようお願いされたことがあるソフィア、ファウラ、パフの3人は、敬へのあてつけで生徒会選挙に立候補します。3人が立候補すると決まって驚く敬ですが、立候補したという実績さえあれば充分だと考えていました。しかし、伊織はそんなことをお見通しで、父親と相談して落選したら即退学と決めていて、敬は学園に残るために何が何でも当選する必要性が出てきてしまうのでした。
生徒会選挙活動について説明を受けた翌日、いよいよ選挙活動がスタート。しかし、朝からソフィアに妨害されたり色々あって、挙句に敬の演説を聞かせるためにクルルがスタンガンで一般生徒を拉致し始めたため、プレゼン当日まで選挙活動禁止処分を受けてしまいます。活動禁止を受けた翌日、パフやファウラが敬のことを気にして声をかけますが、クルルも自分が迷惑かけたことを自覚し、お詫びに少ない全財産300円を使って何かプレゼントしようと考え、街に出かけます。街でクルルを見かけた伊織がまた何かしでかすんじゃないかと思い、尾行しますが、クルルからそんな話を聞いて人気のシュークリームを紹介。しかし、買えたは良いものの、迷子になった女の子を助けたときに食べさせてしまいました。その後、伊織がお金を出してプリンを買って帰ることにしますが、話を聞いた敬は3人でそのプリンを食べようと提案。こうして、クルルは伊織に懐き、伊織もクルルへの警戒を解くのでした。
いよいよ始まった第一回プレゼンテーション対決。ガイアに因んだもの。学園中に隠してある問題の入った封筒を見つけ、それをステージまで持っていき、問題を解けば3分間だけ演説が出来るというルールで行われますが、ダミーの封筒もあったり色々とあって敬はポン子とクルルが死守した最後の1枚しか獲得することが出来ませんでした。敬は短い演説時間の中で、半端な覚悟で立候補したことを謝罪した上で、今ここにある大切な物を守れる男になりたい、だから見守ってほしいと言います。すると、演説を見ていた生徒たちから自然と拍手が沸き起こります。演説は成功・・・に思えましたが、最後にクルルが割り込んで世界滅亡のアイディア募集を宣伝した影響で、支持に繋がらなかったのでした。
第一回のプレゼンテーションが終わって週明けの月曜日。結果が掲示板に張り出され、それをファウラと一緒に見て話をしていると、ソフィアがやってきます。支持率1位のソフィアは経過は順調と満足げに言い、生徒会長になったら敬を副会長にすると宣言。その話は新聞部によって瞬く間に学園中に広がります。敬への当てつけの為に立候補しこれまで会長選挙にはそんなに積極的ではなかったファウラですが、ソフィアの宣言を聞いて、彼女だけは生徒会長にしてはいけないと燃え上がります。しかし、ソフィアに任せると言われたメロウがどんどん暴走していき、暴力行為や妨害行為などやり方がどんどんエスカレートしていき、他の候補生は我慢の限界にきていました。しかし、選挙管理委員のムシュアは賄賂を渡されており、同じ選管の伊織にも対応しきれない状況となっていました。
2回目のプレゼンテーション対決を前にして、敬は候補者の1人で魔族の蛇鬼・ヘリオットに呼び出されます。ヘリオットは完全無欠のソフィア陣営のやり方に辟易してるからと、彼女を貶めるために協力しろと言ってきます。敬はソフィアに一杯食わせるために立候補したわけじゃない、そんな汚い真似は出来ないと突っぱねます。ヘリオットはソロスの情報では魔族でも三下で到底ソフィアに敵うはずもなく、計画がどんなものか分からないままでしたが、敬はそのことが妙に気にかかっていました。
こうして迎えた第二回プレゼンテーション対決は劫魔界に因んだもの。暴力解禁の難でもありな校内レース。ソフィアの圧倒的な力の前に逃げる一方の敬でしたが、中庭までやってくるとヘリオットに捕まってしまいます。最初は敬を毒で殺すとソフィアを脅していたヘリオットですが、敬が能力をコピーして毒を効かなくすると、次は本命である罠を発動させます。呪縛結界。ソフィアの動きと魔力を封じる結界の中に衣服だけを溶かすスライムを入れソフィアを辱める・・・それはヘリオットの計画でした。敬はソフィアが初めて見せた弱気な態度を見て助けようと決意。ヘリオットを倒してソフィアを助けます。ソフィアを庇ってスライムによって裸にされた敬はそのまま力尽きて倒れてしまい、ソフィアはその後ただ愉快そうに笑っていただけの観客を攻撃して失格になります。第二回は結局スタートしてからずっと姿を消していたクルルがこっそりゴールして敬の陣営の勝利に終わるのでした。
ソフィアは敬に助けられたことで機嫌が良くなり、選挙活動をしばらく自粛します。観客に攻撃したことと選挙活動をしていないことからソフィアの支持率も下がりほぼ横ばいの状態になり、第二回に勝利し活躍した敬の陣営はついに支持率ビリから脱出。しかし、今度はパフィが支持率最下位になっていました。パフィはどうしたら大天使になるだろうと敬に相談してきたため、敬は何気なくアドバイスしますが・・・。
その後、考えに考え抜いて出した答えがお悩み相談室でした。しかし、天使の力を使い、勝手に人の悩みを言い当てるということがどういうことか分かってないパフィは見事に空回りしてしまいます。パフィのやり方が良くないと思った敬は忠告します。自分からいって失敗したパフィは、どうやったら相手から相談してくれるのか考え、敬に無理矢理協力をお願いします。敬もいつも独りでいるパフィが心配で彼女の頼みに応じることに。敬がパフィのお悩み相談室のチラシ配りをしている間、パフィに元にソフィアが訪れ悩み相談をすることになりますが、彼女の中にある悩みが恋の悩みで、その相手がパフィが気にかけている人物だったため、アドバイスも出来ずかといって断るわけにもいかず、思わず絡んできたメロウに手をあげてしまいます。結果、パフィは1日自宅謹慎の処分を受け、協力してくれた敬を裏切ってしまったことに落ち込み、ソフィアもパフィに相談したことについて無神経だったと責任を感じるのでした。
こうして迎えた第三回プレゼンテーション対決は天楽園に因んだもの。ご奉仕対決でした。内容は学園内の諸問題を制限時間内に解決するというもの。しかし、敬とパフィが欠席し、ソフィアまで退場して主要候補者が不在のままスタートします。競技がスタートした時、敬は部屋から出てこないパフィを説得していました。パフィはすっかり弱気になっていましたが、敬が焚きつけると見事に復活。再び前向きになったパフィは敬に二度と見せてやるものかと気合を入れてプレゼンテーションに臨みます。そして、観客を巻き込んで大暴れしていたメロウを『キューピッドアロー』で抑えたパフィの支持率は大幅に上昇するのでした。
続けて第四回プレゼンテーション対決は大自然郷に因んだもの。校外学習の内容そのもの。校外学習は学園から離れた大自然郷の大森林で行われ基本的に自由参加で一泊二日。各候補がどれだけ自分の企画した校外学習に人数を集めることが出来るかというものでした。大自然郷に因んだものの為、ファウラに有利かと思いきや、何故かファウラは不機嫌で敬はそれが気になってしまいます。けれど、敬はそれどころじゃない事態に立たされます。校外学習についての説明会が始まっても敬の陣営のところには1人も来なかったのです。激しく落ち込む敬ですが、それを見かねたファウラが島には「覇王の鐘」という森のどこかに1本だけ咲く花があり、その花を手にしたものは当選確率100%と教えます。敬はオカルトはあまり信じたくはありませんでしたが・・・。
参加者が集まらないため、身内だけでその花を探すことにした敬。ファウラは自分たちの陣営の校外活動に誘いますが、結局敬がハッキリした態度を取らないため有耶無耶になってしまいます。ソロスはそれを見てファウラが誰が好きなのか察し、校外学習当日、妙にやる気をだして敬たちをファウラの元へ連れて行こうとします。しかし、途中でクルルが妙な植物に食べられたり、怪鳥に襲われたり散々な目に遭って敬の能力で何とか撃退していると、敬が自分のグループの中に紛れ込んでいると聞いたファウラがやってきます。敬は森から感じるエネルギーに違和感を感じ危険と思ったため、クルルとポン子をファウラに預け1人でどこかへ行ってしまいます。その日の夜、敬が帰ってきていないことをポン子から聞いたファウラは、敬を探しに行きますが、仲間を放置して「覇王の鐘」を探しに行ったのではないかと考え、敬に失望しますが・・・。
その後、ようやく敬を見付けたファウラは怒りますが、敬は「覇王の鐘」を探しにいったのではなく、地脈エネルギーが暴走していたのを治していました。それを聞いてファウラは敬はこういうヤツだと安堵します。その後、ファウラは敬を探しているときに見つけた「覇王の鐘」のところへ敬を連れて行きます。そして、敬に生徒会長になりたいかを問い、ジャンケンで勝った方が花を手に入れることになります。しかし、勝負の結果に関係なく、生徒会長に相応しいのは敬だと思ったファウラは、敬に花を譲るのでした。それは、=ファウラが敬の陣営につくということでもありました。
支持率2位のファウラの陣営が敬の下についたことで、生徒会長に一歩近づいた敬。一方、積極的に選挙活動する兄を見て、自分の知らない部分を見せつけられて戸惑う伊織は、敬たちに話しかけることはせずいつも遠くから様子を見るだけにしていました。いつもなら声をかけてくる伊織が近寄ってこないことに違和感を感じた敬は、あることに気付きます。翌日の放課後、伊織の元を訪れた敬は、今日は2人が家族になった日だと言うと、伊織はそのことに驚きます。その後、2人で街に出かけ、伊織にクマ(?)のぬいぐるみをプレゼントしたり、一緒に過ごしますが・・・。一方、ポン子は、敬の仲間が一気に増えて、自分の居場所がなくなるんじゃないかと思って怖くなり、一層敬の役に立とうと他陣営を仲間に引き入れようとします。しかし、ポン子は選挙活動時間外であることに気付かず、選管のムシュアに見つかり、見逃してもらう代わりに賄賂としてビー玉を渡しますが、それを宝石だと勘違いしてたムシュアは騙されたと思い・・・。
翌朝、掲示版に敬に選挙違反があったため候補者討論会への不参加を言い渡すと貼り出されてしまいます。敬は違反行為についてまったく身に覚えがありませんでしたが、ファウラが集めた情報によりポン子が時間外活動をしていたことが判明。ただ、その時間外と言ってもほんの少しだけの上、他の陣営も時間外活動していることから、敬とファウラは選管に問い合わせしますが、ムシュアはまったく取り合うことはしませんでした。伊織の頑張りで何とかあらぬ噂を食い止めることは出来たものの、癒着などの疑いが浮上してしまうため討論会への不参加は取り消しは出来ませんでした。そして、敬にとって1番の問題は、問題が発生してからずっとポン子が敬の前に姿を現さないことでした。
敬よりもポン子のことを知る伊織はポン子を捕まえ、子分失格と言うポン子を励まします。しかし、それでも自分を役立たずというポン子に対し、手柄を立てれば戻れると考えた伊織はそのためのヒントを与えます。討論会は一般生徒の前で直接するのではなく、講堂で行いそれを校庭に設置したオーロラビジョンで観るという形式。伊織は敬が校庭から参加して討論の内容について自分の意見を述べたり質問募ったりする方が有利になると教えます。それを聞くとポン子はすぐ敬の元へ向かいます。兄に対してなかなか素直になれない伊織は、そんなポン子を見て、素直な彼女を羨ましく思います。後日、討論会中のゲリラ討論会はファウラのアシストもあって見事に成功に終わり、功績を挙げたポン子はようやく敬の元に戻ることが出来たのでした。一方、敬への罰則を個人的な恨みで執行したムシュアとそれに一枚噛んでいたメロウは今回の敬の行動について更に罰則を強化しようと取引していたところを伊織に証拠として取り押さえられ、ムシュアは名誉顧問ミリエル先生からのお仕置き、メロウは選挙活動の無期限停止を受けるのでした。
銀の月の夜、月を見ていた敬は何故か言いようのない不安に襲われ、なかなか寝付けませんでした。翌日、クルルに会うと様子がおかしいことに気付きます。言動が全てロボットになっていたのです。周囲がそのクルルに違和感を感じてないことを疑問に思いつつ、クルルをどうにか戻そうと屋上に連れていきますが、そこに機械帝国出身のミナヨがやってきます。明らかに不審なミナヨの言動から今いるクルルがオリジナルでないことが判明。クルルのことが気になって仕方ない敬でしたが、最後のプレゼンテーションの説明会が始まってしまいます。最後の競技は機械帝国に因んだもの。制限時間内に全校生徒からの「寄付」を集め、その資産価値を競うというもの。しかし、敬は仲間が欠けた状態では選挙戦には立ち向かえないと考え、クルル奪還に動き出します。
クルルがおかしくなって2日目の放課後、さすがにクルルの異変に数名が気付いたため、ロボクルルは修正の必要があると屋上でミナヨと合流して打ち合わせをします。その現場で待ち伏せしていた敬に情報漏えいされるのを防ぐため2人がかりで襲ってきますが、敬は2人の能力をコピーして応戦して2人とも機能停止させることに成功します。ミナヨの能力をコピーしてロボクルルだけ再起動させた敬は、ロボクルルにオリジナルクルルと合流するという命令を出し、クルルの元へ案内してもらいます。そして、機械に囲まれている以外はベッドしかないい部屋に辿り着き、そのベッドに横たわっているクルルを発見。ロボクルルも彼女の状況を知らないため、とにかく声をかけて起こそうとしますが、クルルは起きませんでした。敬が「二度とラーメンをおごってやらない」と口にすると反応し、ようやく目が覚めます。しかし、クルルは敬のことを憶えていませんでした。
クルルの救出に成功したものの、クルルは子犬のように敬の後を付いて回るようになり、片時も離れることをしませんでした。結局クルルを元に戻せないまま最後のプレゼンテーション対決が始まってしまいます。この競技は預かった資産が破壊されれば支持率の低下は免れず、それを狙ってソフィア陣営が攻撃を仕掛けてきます。校庭にある本陣をクルルに任せ、中庭でチコに捕まったポン子を助けている間に、校庭の方で異変が発生。全員が何故かクルルにひれ伏していたのです。ソフィアからクルルの能力をコピーすれば何か分かるかもしれないと言われ、クルルに触れた敬ですが拒絶されコピーできませんでした。しかし、敬がクルルの頭に斜め45度のチョップをくらわすと、クルルは元に戻ります。そのクルルはロボクルルと入れ替わる前のクルルでした。その後、クルルの支配が解け昏倒していた人たちが目をさまし、競技は終了。最後のプレゼンテーションの勝者はクルルの支配によりメロウが持ち出したソフィアの資産を獲得した敬でした。
最後のプレゼンテーションで勝利したことで、支持率1位のソフィアともほぼ互角の支持率となり、その後の選挙活動でも確かな手応えを感じていた敬でしたが・・・。

・・・と、いうわけで、1周目は獅子堂伊織でした~。
本当はクルルが1番好きなんですけど、クルル編はどう考えても普通には終わらないだろうと思いまして(=グランドルート的なもの)、最後にしましたw
1番好きなヒロインから攻略し2番目は妹(妹が1番好きな場合は除くw)というのは私のやり方ですが今回は特例ですな。そんなわけで、繰り上がりで妹から攻略w

獅子堂伊織 キャラクター紹介
伊織は敬の妹。ただし、血が繋がってない義妹になります。学園で孤立している敬が生徒会長になるのを阻止して実家に帰らせるために選挙管理委員会に入りました。
しっかり者で料理は若干苦手なものの責任感が強く何でもソツなくこなすタイプ。兄に対しては素直になれずツンケンしちゃいますが、敬の子分・ポン子が大のお気に入りで可愛がっています(ただし、ポン子の方が年上w)。
クルルやポン子への対応から面倒見が良いことが分かりますが、それは兄に対しても同じでなんだかんだ言いながら兄のことが放っておけないお兄ちゃん大好きっ子なブラコン妹。普段は「兄さん」ですが、幼い頃は「お兄ちゃん」と呼んでおり、たまに無意識に「お兄ちゃん」の方で呼んでしまうことがあります。
ヴァレロン国際学園にいることからネオスの素質がありますが、能力の階級はE級で素質があるというだけのレベルと判断されていますが・・・。

獅子堂伊織編 あらすじ
兄さんの力になってあげたかった・・・変わっていく兄を分かってあげられることが出来ず、真逆のことをしてしまった伊織はこれまでのことを後悔し始めていました。一方、選挙活動無期限停止処分を受けているメロウは表立って行動せず、仲間の魔族をけしかけて敬たちを本気で殺しにかかります。裏庭でやりあったとき、メロウの攻撃で怪我をした伊織を保健室に運んだ敬ですが、あいにく先生は不在だったため自分が治療することに(尚、メロウは事情を知ったソフィアにお仕置きされたw)。伊織は自分が攻撃をされたことを怒ってくれたことに嬉しく感じ、少し恥ずかしくなって治療も受けずに教室に戻ってしまうのでした。
それからは何事もなく選挙前日、最終演説の日を迎えます。最終演説でも見事な演説をやってのけた兄を見届けた伊織は心の中で兄のことをようやく認めます。それと同時にこれまで素直に応援できなかった自分に自己嫌悪してしまいます。そして迎えた選挙当日。伊織は兄が当選することを願っていましたが、ほんの数十票差でソフィアが生徒会長に選ばれます。生徒会長にならなかったら退学・・・父親との約束を思い出した敬ですが、落選した敬以上に伊織の方が落ち込みを見せるのでした。
自分が余計なことをしたせいで退学になってしまう・・・そう考え責任を考えていた伊織は独りでこっそり泣いていましたが、そこに敬がやってきて、生徒会選挙に立候補しなければ今の自分はなかったと話し、結果には満足していると感謝の気持ちを伝えます。すると、伊織はこれまでずっと素直じゃなかったのが嘘のように泣きながら自分の気持ちを洗いざらい話します。敬は自分の支持者たちとの残念会が終わった後、父親に電話し、自分のやりたいことを話し、ソフィアから誘われている副会長をやると伝えます。すると、父親はそれを了承し、伊織からも電話があったことを話しますが、最後に伊織との関係を聞かれ、何のことかまったく分からない敬は訳が分からず戸惑うのでした。
父親から言われ、伊織のことを意識するようになった敬。伊織も何か敬に話をしようとしていましたが、その日2人は朝食以外ではずっと話すことはありませんでした。しかし、伊織からは何か話があるんだろうと思った敬は伊織の部屋を訪れますが、何故か勢い余ってデートに誘ってしまい、その後激しく後悔するのでした。
初めてのデート。緊張する敬を見ていつも通り振舞おうとする伊織は、ひとまずいつも自分が行っている静かな湖畔に敬を連れて行きます。そこで伊織は兄さんを心配しているふりをして兄さんを縛っていただけ、私だけの兄さんでいてほしかったと言い、兄さんのことが好きと告白します。敬はその告白の返事として伊織にキスをして、伊織のことが好きだと返事を返し、2人は恋人同士になるのでした。
恋人同士になって新しい距離感を掴みきれない2人。敬は副会長になったことで忙しく、伊織も敬と一緒にいられる時間が少なくなっていました。一方、生徒会では庶務の役職が空いていましたが、候補者がおらず、敬はひとまず伊織を誘ってみますが、伊織は何となく断ってしまいます。翌日、朝からHな気分になってしまった2人はそのまま学校をサボってテートします。その日1日楽しいデートをしますが、帰ってくるとソフィアが仁王立ちで待ち構えていて、翌日の朝、お仕置きとして学園の校門前でさらし者にされてしまいます。伊織はあくまでも敬を自分のものにしようとするソフィアに生徒会入りお願いしますが・・・。
お仕置きされた日の放課後、連続でサボるわけにはいかないからと生徒会室に向かった敬。中にはいると、そこには何故かメイド服を着た伊織の姿がありました。それからは一緒になって生徒会活動を続けますが、メロウは伊織のことが気にかかっていました。目立った能力を持たずに生徒会入りした伊織をソフィアの配下たちが快く思っていなかったからです。
その後、定期テストも終わり、次は新生徒会と生徒が球技で競うというバトルエモーション球技大会が始まります。ソフィアとチコの活躍もあり勝ち続ける生徒会。残り1競技はドッジボールでした。全員参加となるドッジボールで、メロウの案により伊織を守ろうとした敬は外野に配置されてしまい、伊織がコートに入ります。相手はファウラたち獣人チーム(+クルルw)でした。伊織はソフィアをあてにしますが、メロウの作戦によりソフィアはわざとボールに当たって外野へ。ソフィア並の身体能力を持つチコもメロウの指示で外野にいる敵陣の鳥人を見張っていましたが、流れ弾に当たって外野に行ってしまいます。そして、メロウまで外野行きになり、ついに生徒会チームは伊織だけになってしまいます。伊織はクルルが投げたボールを顔面に受けたため無効となり、ボールを受け取った敬がクルルにボールを当ててコートに入りその後逆転勝利しましたが・・・。
翌日、クルルから伊織にもネオスがあることを知らされた敬。検査ではE級で適性があるというだけのはずでしたが、クルルはそうではないと言います。その後、ソフィアからも似たような話を聞き困惑します。その日の夜、伊織本人にそれとなく聞きますが、伊織はそんな特殊な能力はないとキッパリ言ったため、敬はひとまずそれを信じることに。しかし、伊織はソフィアやクルルの言った通り、ある特殊な力を持っていました。
翌日の放課後、能力のことを話そうとしてなかなか話せない伊織は、生徒会室に行くことが出来ず、中庭で悩んでいると怪我をした小さな獣を発見します。伊織はどうするか迷いましたが、兄さんなら助けると考え、能力を使って獣を助けます。それは伊織が能力に目覚めてから2度目の能力使用でした。しかし、敬に使ったとき以来、久しぶりに能力を使った伊織は意識を失い、一命を取り留め意識を取り戻した獣は突然巨大化し、伊織を背中に乗せたまま暴れ出します。ファウラとポン子は偶然近くを通り、伊織を助けようとしますが、暴れる魔獣は手強くファウラが囮になって、ポン子は敬を呼びに向かいます。
事情を聞いた敬はソフィアの能力をコピーして伊織の救助に向かいますが、魔獣を攻撃しようとしたとき、目を覚ました伊織に止められ怪我をします。その後、ソフィアによって魔獣は捕まり騒動は一段落しましたが、何故こんな事態になったのか・・・伊織の告白により彼女の能力が判明します。彼女のネオスは潜在的な能力の覚醒を促すというものでした。それは明るみになれば敬と同じくS級に認定されるであろう能力で、ソフィアも神に等しい力と評します。ソフィアはその力を「聖者の洗礼(セイントブレス)」と名付けるのでした。
その日の夜、敬と伊織は2人きりで話します。敬に魔獣を助けてあげたかったんだろうと言われた伊織は、能力を使った理由に自分の能力と共に生きて行く覚悟を決めた兄さんに置いて行かれたくなかったからと話します。それでも敬は1つの命を助けたことを褒めてあげます。そして、敬が「贋作師(ダミーメイカー)」に目覚めたのは「聖者の洗礼」によるものだとも話しますが、敬も伊織の能力を聞いたときから薄々そうなのではないかと思っていました。そして、伊織がずっと自分を責めていて、だからこそ自分をずっと守ろうとしていたのではないかと考えます。
魔獣はミューすけと名付け、生徒会預かりとなり敬と伊織で世話をすることになりましたが、ミューすけは一向に懐こうとせず、特に伊織に対しては誰よりも激しく怒った態度を見せます。伊織は元々小さかったのに自分のせいで身体を大きくしてしまったことを申し訳なく思っていましたが、自分の力が能力を芽生えさせる力があるならその逆に枯らすこともできるかもしれないと考え、ミューすけに試します。しかし、その力をミューすけが拒絶。檻を破壊して伊織に襲い掛かります。間一髪、敬が助けにはいりましたが、敬が頭を撫でてあげるとミューすけは落ち着きます。そして、伊織がミューすけを能力で元に戻そうとしたと言うと、敬は芽吹いたものは種には戻らない、大人になった人間は子どもには戻れない、逃げているだけだと叱りつけます。そして、伊織のすべきことはミューすけと向き合うことだと話すと、伊織もようやく自分のすべきことを理解。ミューすけを抱きしめ、安心させてやると、ようやくミューすけも伊織に甘えるようになったのでした。
兄に寄りかかるだけじゃなく一緒に歩いていきたい・・・ミューすけの件で過去と向き合った伊織は、自分の能力が解析されることで誰かの力になれると考え、ヴァレロン国際学園の研究機関に行くことを決意します。そこはネオスの研究をしているところでした。それから数年後、卒業後も学園の研究機関に留まった兄妹は、ミューすけと一緒に仲良く暮らしていました。いまや世界的に有名な研究者となった伊織。彼女が目指しているのは「子ども達が未来を選べる」世界。その子どもにネオス覚醒の可能性がどれぐらいあるかと正確に調査するためのノウハウ形成、そして、兄のように望まない能力覚醒を抑制するための処置を見いだせないか等を研究していました。しかし、能力研究の第一人者となった今でも伊織は、敬がいなければ何にも出来ない、だからずっと一緒にいてほしいと、甘えんぼなところを見せるのでした。

獅子堂伊織編 感想
伊織編では伊織の能力が判明すると同時に敬の能力が覚醒した原因が分かります。まぁこの2つはイコールなんですけど。そして、伊織が敬に対して素直になれない理由も敬に対して負い目を感じていたからでした。自分の能力と、能力のせいで孤独になってしまった兄への負い目、伊織編ではその2つと向き合うお話になっています。
兄妹なので、その辺についても何かあるのかなって思ったらビックリするくらい何もなくて、あっさりと恋人同士になってましたねw その辺アッサリしてたのは血が繋がってないからでしょうかね。恋愛面ではソフィアが若干絡んできたものの障害がほとんどなく、ミューすけが登場するまではイチャラブを堪能できます。
伊織は、恋人になる前はしっかり者のツンデレ妹、恋人になってからは好き好きオーラを隠さない甘えんぼ妹と見事にクラスチェンジして可愛かったですね~。それから「兄さん」から「お兄ちゃん」に変わるのも良かった!やはり妹といったら「お兄ちゃん」ですよ!!(爆) メイド伊織たんも可愛いし、良い妹でしたw
Hシーンは5回。内3回が本編で見られて残り2回はクリア後にシーン鑑賞に追加されます。おっぱいは巨乳といえば巨乳、普通といえば普通ですかねw 本番Hでおっぱいを見せる率は半々。とりあえず、初Hは不満でした。初めてがバックってそこは正常位じゃないの、なんで前戯のあの体勢から後ろになるの!?って思いました。1番良かったのは本編最後のHかな。パ○ズ○フェ○あるし、本番Hもおっぱい見せるし、これ以外は考えらえないw
一般シーンだと、メイド伊織たんwww こもわた遙華さんの描くSDメイド伊織たんが可愛すぎたwww あれは反則だろうw あとは敬の部屋で甘えるところかな~。これもSD絵ですけど、敬にマッサージされてるときとか目一杯甘えてて良かったですね~。普段とのギャップが良いw
ところで、エピローグで「セイントブレス」が「ホーリーブレス」になってたんだけど、ただの間違いよね?w

さてさて、お次はパーフィルです~。妹を先にやってしまったので妹の代役的なw

他のヒロインのあらすじ・感想はこちら↓
パーフィル編】【ファウラ=リィナンス編】【ソフィア=ユースティ編
クルル編(ワールドセレクション編含む)】【サブヒロイン編】 

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甘えんぼな伊織たんは良かったですなぁ・・・w

コメント (2)