雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

ゆっくりと歩けるようになった

2008年05月22日 | 徒然
 つい最近まで、目的地にどれだけ早く辿り着くことができるか、道順を考えながら、出来るだけ早足で歩いていた。

 ナンバ歩きを知ってからも、そのナンバの有効性を証明すべく、早く足を送り出すことばかり考えていた。

 それが、今日、福島市内を歩く時間ができたので、少しでも道やお店を覚えようと、出来るだけゆっくりと歩いてみた。
 すると、それまでも何度か通った道でも、看板に小さな文字で書かれているものを発見できたり、細い路地の奥にあるお店を知ることができた。

 そして何より、右足と左足にゆっくりと完全に重心を乗せ換えることが出来て、前後左右すべての方角を見渡すことが出来るような余裕が生まれたのだ。

 ナンバ的に生きるって、何も効率的・効果的に体を使うことが本来の目的ではなくて、「急がず、焦らず、騒がず」に日常生活を営むことなのかな?と思えた今日だった。