旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

しずるさんと無言の姫君たち

2010-05-08 11:40:40 | 
しずるさんシリーズの3冊目。
作者は上遠野浩平。有名どころですね、ビックリする位。

以前読んだ、しずるさんシリーズと基本的には変わることなく。
入院を続けるしずるさんのもとにお見舞いに来るよーちゃんが、
しずるさんが興味を持ちそうな事件の情報を持っていってみたりして、お話しながら解決するよ、
という安楽椅子探偵なお話。

タイトルに「無言の姫君たち」とあるように、
今回は昔話なんかのお姫様を題材にしたようなネタの事件が多く、
赫夜姫だの人魚姫だの、基本的に被害者が女性でそれっぽく死んでいたり、という。

問題はやはり以前読んだ時にも思った気がするのですが、
どうにも自分には安楽椅子探偵物があわないのではないかという感が、
読んでいて感じてしまってどうにもこうにも。
ただ単純にあまり自分がしっかり推理をする気が無いから、と言う気がしないでもないのですが。
あとは、変な権力の介入って言うのがやはり面倒くさいのも、少し。

個人的にはその分かりやすさ故に、「白雪姫」の話なんかは結構好きでしたが。

そんなこんな。
それにしても、よーちゃんはかわいい、と。