旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

続・MY FAIR LADY

2008-08-30 08:30:22 | 同人
夏コミの戦利品の一つ。そして、今回の夏コミの主目的だったものの一つ。
サークル「Laugh Sketch」の波多緒理樹さんの本。
ちなみにサイトはこちら。ちかぢか移転するらしいですが、一応。


んで、タイトルに「続」がついているとおり、以前出された律子本、「MY FAIR LADY」の続編的な物。
まぁ、今回のだけでわかるように粗筋が冒頭にあり、
そのうえ、自分は既刊も持っていて、読んでるのでそのあたりは比較的どうでもいいんですが。

内容的には、律子トゥルーエンド後、Pが社長として、律子がプロデューサーとして活動するお話。
作者の波多緒さんも言われているように、よくも悪くも、律子のエンディング後の話というのは、
比較的よく見る題材というか、ネタです。
が、まぁ、だからこそ、作者さんの個性、解釈、表現に大きな差が出てそれぞれを楽しめるんですけど。


今回の本も、また、その解釈が良くて。
序盤では、プロデューサーとアイドル。という関係だった二人が、社長とプロデューサーという関係にかわった、
という所をネタにした話で。

この話中では、律子たちは、765から完全に独立し、新プロダクションとして活動しています。
ゆえに律子がプロデュースするネタでは良く見る年少組みが一緒にいるとか、
(そういえば、公式の小説でも春香をプロデュースしてましたね、律子)
そういうことはなく。
さらにいえば律子のプロデュースしているアイドルも作者さんのオリジナルなキャラです。
だからこそ何ですが、「立場」が変わったということがしっかり意識できて、良い物になっています。

PはPでちゃんと独立した社長、という今までよりもっともっと責任のある立場になり、
律子は律子で、Pとアイドルの関係、ではなく、上司と部下の関係になり、(そして、ふたりはできてる)
お互いに立場が変わり、新しい環境に挑みつつ。というのが、また、なんとも。


んで、後半は、プロデュースしているアイドルが、律子の「魔法をかけて」をカバーしたいと言う話。
それに付随し、律子は昔のアイドル時代を思い出して……ってなの。
前述の完全に独立、って言うのは、魔法をカバーするときに律子たちが765プロに挨拶に行く、というので、
またアクセントとして効いているんですが。

プロデューサーになった後、アイドルであった日々を思い出し、という律子と、
共にプロデューサーとして律子と共にいた日々をおもいだすP。
お互いに微妙に違いながらもこれからも前進していきますよ。という二人。
いやぁ、ほんとにいいなぁ。


あとは、まぁ、
甘えるなんて恥ずかしいって言う律子のかわいらしさとか、
律っちゃんの膝枕すげーいいなぁとか、
ハイヒールで躓く律子を支えるP、GJ、つか律子かわいいなぁ、とか色々盛りだくさんでした。


唯一問題点つーか、自分が買いにいくの若干遅れたせいで、夏コミでのコピー本を買い逃したのが、心残り。
どこかで再録されるらしいので、期待してますが。

いやぁ、いい本でした。

モンスターハンター 魂を継ぐ者 3

2008-08-29 11:30:25 | 
で、モンハンノベライズの3冊目。
今回はさらに月日が流れて20代序盤になったキオたち。
徐々に村も大きくなりだして、前巻でのモノブロス狩り以後、周りからのハンターとしての評価もうなぎのぼり中。
そんな一行が今回は超大型モンスターのシェンガオレンと遭遇、町を守るため迎撃して死闘を尽くすよ、てな話。

今回は超大型モンスターのシェンガオレンを砦での迎撃。
普通のパーティーじゃなくてハンターもなつかしのお師匠クルトアイズやその他も集まってみんなで。
ってな感じで大勢で戦うわけなんですが。

ええと、なんといいますか。
やっぱりノベライズは難しいなあ、というのが正直な感想。

シャンガオレンが強いことも、硬いことも、そういう風に書かないといけないこともわかるんですが。
それでいて最後にはちゃんとダメージを与えないといけない。
そのあたりの裁量と言うか、さじ加減というか。
ゲームだったら、効いているモーションがなくても、当たったらダメージは蓄積されますし、
最終的にはそれの繰り返しで倒せるんですが、
小説というか、文章でそれを説得力のある形で表現するのがすごくむずかしいだろうなぁ。と。

ぶっちゃけ、読んでいて、ゲームやっているからこそ、あるある、と納得できたけど、
そうじゃなかったら理解できないような感じは若干ですがありました。
や、難しいのはわかるんですけどね。
ゲームでのシステムと折り合いをつけるというのは。


話的には、いやおうなく英雄に祭り上げられようとしているキオとか、
それを若干わかりつつそれでも自分のできることのみに集中するところとか。
昔は苦労したモンスターを軽くさばけるようになって成長を実感するのとか、
お師匠にその後の自分の努力を認め手もらおうと奮闘するところとか、いろいろおいしいところはあったんですが。


あんまり内容の話してないですが、なんかそんな感じでした。

脳がとろけるかと思った。

2008-08-28 18:35:31 | アイマス
はい、そんなわけで今月のDLC、いろいろと入手しました。
今回買ったのは、まず、新曲のふるふるフューチャーと、新衣装エースオブクラブ。
あとは、ガーターリングに美希のアイドラの4つ。

とりあえず、美希のアイドラなんですが。
やってません。
個人的にずっとこれを美希版のLovable Daysと信じているので、未だに美希を終わらせていないのでやってません。
美希をプロデュース完了するまではこれはとっておきたい。
ゆえに買ったけどやってません。
いい加減美希やらないとなぁ。確かランクCあたりでずっと止まっていたはず……。

次はガーターリング。
これ、片足だけなのな。若干残念。
とはいえ、あの頭のおかしい765のこだわりっぷり。言葉でなく心で理解した!!!
つか、ぶっちゃけ、チラリズム的に見ようとすると極めて難易度が高いです。
ミニウェディングとかいくつか試してみましたが、難い。
誰かガーターが見れる衣装、ダンスを研究してください。

んで、テニスウェアこと、エースオブクラブ。
いやぁ、真のスポーティーなのはほんとにいいなぁ。
何気にスカートも短く、健康的で細い足。何気にちゃんと見えてる脇。
いやぁ、素晴らしい。
後ですね、真ももちろんいいんですが。
個人的にですね、その、ポニーテールとか、一つ結びとか、弱いんです。(長谷川さん風味に)
千早や美希、そしてあずささんの髪に目が釘付けです。
眼福眼福。


で、最後はふるふるフューチャー。
確かに、真のかっこいい声とまこまこりんなかわいい声がせめぎあって歌われるフューチャーはいい。
律子の、これ、絶対ステージ後後悔して悶絶してるだろ、っていうかわいさを出そうとしているのもいい。
でも、やっぱりこの曲は美希に歌わせたいのです。
最初はいろんなキャラを試していたんですが、最終的には美希に落ち着く。
んで、一応スコアアタックしてたんですが、だんだん集中力がなくなり、
あの甘ったるい曲と歌詞が、脳内でリフレインして。
いや、20回以上聞いてると、本当に頭が蕩けそうになりますね。

何気にダンスが軽快というか、なんとなく浮遊感のある感じで。
派手なダンス曲ではないものの、見ていていい感じでした。

そんなこんな。
いろんな意味でフューチャーは威力が高すぎるなぁ。

蚊トンボ白鬚の冒険

2008-08-27 16:43:25 | 
作者は藤原伊織と言う人。
知り合いになかなか面白いよ、と言われて借りたもの。

解説を見るとどうやらハードボイルドファンタジーな話だそうな。
ある日、青年の頭の中に蚊トンボが寄生し、頭の中で共生生活に。
ついでにこの蚊トンボ、人語は解すし、名前も白鬚と自分で名づける。
おまけに主人公の青年の筋力をコントロールすることまでできて、軽く人間の限界突破な身体能力に。
そんな状態で、なぜか隣人がやくざなかたがたと揉めているところに首を突っ込んでしまい、
さぁ、大変。みたいな話。

いきなり何の説明もなく寄生が始まったり、いきなり共生生活だったり、
相手の蚊トンボが頭よすぎたり、ハイスペック過ぎたり。
なんかまぁ、それなりにたくさん突っ込みどころがありまくりなんですが、
存外読みやすくさくさく読める。
ある意味突っ込みつつ読む、みたいな感じでしたが、読みやすくて悪くない。

とはいえ、どうにもこうにもハードボイルドはところと自分の性格が合わないのか、
登場人物の動きや考え方が意外とストレスが溜まるというかなんというか。
これがハードボイルドならそうあきらめるしかないんですが……、うーん。

読みやすく、話も若干経済とか面倒なところを必要以上に出している感がないでもないですが、
いい感じに読めました。
問題はハードボイルドと呼ばれるノリが体に合うかどうか、と、そんな感想。
自分はあまり合いませんでした。

面白くないわけじゃないんですが、こう、あわないと言うか。
残念賞。

アイドルマスター設置店舗一覧、全国版

2008-08-26 15:54:37 | 同人
サークル「真紅のTwentySeven」の各務鷲聖さんの本。
サイトはおそらくコチラ
別にこの夏コミにはじめて買った本ではないのですが、いい区切りというかだったので。

本の内容はタイトルどおり、アイドルマスターを設置しているゲームセンターの一覧です。
それが全国全店舗を網羅しています。
基本的に遠征して各店舗を訪れることに主眼を置いた評価の仕方で、
その店舗の情報、
たとえば、営業時間、最寄り駅からのアクセス方法、店内の雰囲気。
アイマス筐体の市や禁煙喫煙などの情報、サテの数にメンテナンスの状態等等。

すさまじい情報がまとめられています。
すごすぎる。
はっきりいって、遠征するときの必携の書です。
自分も遠征するときに何度も何度もこれをお供にしていっています。
今回のでオビに「おワットるP推薦」と書かれていて、普通に納得できます。
そのくらいすごい。

ぶっちゃけ、遠征に行くのに、この本とネットでアイマス設置店舗wikiで地図が見れる状況があれば、
たいていの店舗に迷うことなくたどり着けると思います。


さらに、この設置店舗一覧という本のすごいところは、情報の更新性というか、その進化っぷり。
確か初めて見たときは「全国版」というのはなく、「東海版」だったと記憶しています。
それが徐々に関東版や東北・北海道版など種類を増やし、ついには全国版に。

さらには、ある程度時間の経過と共に撤去や増台、サテの移動などの情報も、
改版を重ねて新しいものに変えられていってます。
その作業や、今回夏コミでの更新により、加わった近くの宿泊可能施設の情報など、
そのレベルアップっぷりには頭が下がるとしかいえません。

あとがきでの言葉に若干しんみりをしつつ、すごいなぁ。と。
そんなすごい本でした。
ぶっちゃけ、これは新しいのでる度に買いたくなるし、買ってます。
よい本です。と。

今月のアイマスDLC。8月。

2008-08-25 13:02:49 | アイマス
はい、公式からも発表がありまして。

やっぱり新曲は「ふるふるフューチャー☆」だそうで。
確かに、真や律子など、他のキャラが歌うのには興味はありますし、ゲーム版でどういう編曲になるのか。
ライブのショートバージョンとおなじなの?とか、いろいろと気になるところではあるんですが、
やっぱり、パーソナルソングとしてできたのを他のキャラが歌うというのは若干抵抗があるなぁ。
確かめるためにも、買いますが。

で、今回からはついにエクステンド衣装と表記されるのが出てきましたね。
作りためしていた分というか、が終わったんでしょうか。
これからもがんばってほしいところですが。

んで、衣装にテニスウェアの「エースオブクラブ」。
なんでもキャラによっては髪形も変わるとかで期待度大。
つか、真のスポーティーな太ももとかみせられたら、もう、ね。

ほかにもいくつかアクセサリが出ていますが、注目なのはガーターリングですか。
これ、よく企画通ったなぁ、と。
ていうか、まず説明の注意書きを読んで大爆笑。
そんな表示しにくいようなのわざわざ作るなよ、配信するなよ、と。
これは買いだなぁ。
どの程度表示されにくいのか検証しないといけないですよね。

残りはアイドラ。
やよいのバースディは、まぁ、とりあえずおいておいて。
注目したいのが、美希のプリマシリーズ。
公開されているあらすじを見ると、主人公は360のPでラストコンサート終了後の話だとか。
これだけで期待度大です。むしろ特大です。
ラストコンサートネタで一番に出てくるのはDVDとしてアーケードの時に発売されたLovable Days。
時期こそコンサート直前とその後と若干の差があるものの、
これは、つまり、美希におけるLovable Daysのシナリオではないかと勝手に大期待。
ていうか、Lovable Daysが非常に出来がよかっただけに期待したいんです。
あれはアーケードの時に物なので美希に関していえばそのシナリオが今までなかったわけですから。
これは買わねば。

それにしても、このシナリオというか、アイドラの配信をL4Uでやっていいものか。
L4Uに関していえば、主人公はただの特別Pだし、
美希をプロデュースするのはあくまで360のPなわけで。
大体L4Uから入った人(いるのか?)二してみれば、いきなりプロデュース終わってラストコンサート語の話なんてされても、
まったくわからないと思うんですが。
美希というあアイドルへの思い入れも同様というか。
どうなんだろうなぁ。
360のほうはDLCの値下げとかやっているけど、こういうシナリオのあるやつはL4Uじゃなく配信してほしいなぁ。
765にしたら手がかかるだけで面倒だとは思うけど。

そんなこんな。
何気に今月も買うものたくさんあって大変です。
ゲイツの補給が間に合わない……。

モンスターハンター 魂を継ぐ者 2

2008-08-24 19:37:45 | 
前に読んだものの2巻目。
夏の待ち時間にとうっかりすぐ購入して読了。読みやすいなぁ、ラノベ。

んで、読んでみると何気に1巻から2巻の間でちびっこかった主人公キオが一気に19歳のもはや青年に大成長。
それに伴って、狩りも安定してそれなりのハンターになってました。
んで、村に篤志家がやってきて、村の融資をする代わりに条件を……。
みたいな感じでした。

後半に出てくるモノブロスをキオ一人で戦って討伐するのが今回の大きな話なんですが、
それに向けて中盤を丸ごと使った準備とか、できうる限りの準備をして、時間をかけて強いモンスターと対峙するながれが、
読んでいて、あるある。ととても共感できる。
特に中盤でモノブロス討伐のために防具を新調したい、そのためにまず他のモンスターを狩って素材を手に入れて。
次は武器を新しくするために……。
の流れはまさにモンスターハンターのゲームでの行動そのもの。
非常にニヤニヤしながら読みました。

話の中のマップとかも実際のゲームの物をおそらくそのまま流用していて、
それゆえにゲームとの差というか違和感はもちろん感じるんですが。
これまた前に書いたように作者の人がどうにかそのあたりに納得をつけようと設定をつけたり、
キャラを動かしたりしているのがわかるというか。
そのあたりがまたおいしい。
あぁ、こういう風に解釈したんだ、という感じで。

最後の決着のあたりとかはいかにも小説じゃないとできないような展開で、
それゆにゲームとの折り合いをよくつけたなぁ。と。

なかなか面白かったです。

お笑いアイマス道場!!!

2008-08-23 20:58:46 | 同人
夏コミで買った戦利品の一つ。いくつか素敵同人誌を紹介しますよ、的な。
まずはこれ。
今回の夏コミで最も注目していた同人誌のひとつでもあったり。
とりあえず、こちら。

内容的にはアイマス同人のギャグアンソロジーです。
しかし、見てもらえばわかるかと思いますが、作家陣が並ではない。
豪華絢爛とはまさにこのこと。
ぶっちゃけ、アイマス同人で本をいくらか買っていれば必ず名を見かけるような有名Pがごろごろといます。
豪華にもほどがある。
(なにげに律子派な方々が多いような気もしますが)

内容もさすがというか、安心のクオリティ。
どの話もギャグに特化しているゆえに楽しく読めます。
個人的なお勧めは波多緒理樹さんと樺鬼さん。
あとは、アンソロジーとかはじめてじゃね?っていう寒月荘の山辺貴人さんあたり。
波多緒さんのは開始1ページでトイレネタに持っていくといういろんな意味ですばらしすぎる展開。
前の日替わり如月定食の焼き芋とかぶるような気がしつつも、こっちのほうがキャラもネタの酷さも倍増。
いろいろと酷すぎる。
大爆笑でした。
樺鬼さんのは珍しく真メイン。
例のごとく暴走する真がいい感じで笑えました。あのヒーローもののセンスは他にはないわ。
何気に左下で参加しているナガタニさんも注目。
いつもどおりいい動きでダンス審査員が。

そんなこんな。
とにかく作家さんが多いので、いろんな漫画が読めるので楽しめました。
カバー裏も忘れずに。
よくをいえば、最後まで続かなかったのが残念か。まぁ、場所的にいろいろと難しいのはわかりますが。
あと、枚数的な意味でも。

期待が大きすぎて我慢できず、一度委託先で購入して、
その後本家に行ったら秋月商店のバックが付くと知ってもう1冊買ったのもいい思い出です。
いや、もう1冊は友人に譲りましたよ?
布教布教。

今週のアイマス関連。

2008-08-22 10:25:32 | アイマス
とりあえず、レディオ。
ライブの感想がようやくとどきました、とかまぁいろいろあるんですが、突っ込むところはそこではなくて。
とりあえず、次のDLCの話です。
新曲が「ふるふるフューチャー」っておい。
MAの曲はパーソナルソングじゃなかったんですか。他のキャラは歌えないんじゃないんじゃなかったのか。
そのへんどうなんだ765.
同じYoshiさんの作曲なら先に「神様のバースディ」を配信するほうが先だろうが。
つか、あっちはいつでもゲーム版にできます。ってインタビューでも答えてたじゃん。
どうなるか多少心配な感じ。
つか、他のMAの曲とかもどうなるのか。
ぶっちゃけ、「隣に…」とかは物理的な意味でも他のキャラには歌えないだろうし……。

とりあえず、公式の確定情報に注目、と。


んで、ファミ通。
さしあたってこのあたり見ればだいたいわかるんじゃね?
残念ながら765プロのPは大半が変態さんで、
有名Pにいたってはほとんど全部が変態さんなんおでどうしようもないと思われます。

で、そういえば、紙面でたかね、ひびきが出たのは初めてだなぁ、と思いつつ、
公開された画像を見て思う。
オデでの審査員とユニットの位地逆になっとるー!
なぜそんなところを変更?
そっちのほうが見にくいような気がしないでもないような。

後は、ランクアップに特別オデみたいなのの合格が必要になっていたり、
いわれたとおり、スケジューリングがかなり幅があるような感じになっていたりだの。
ううむ、どうにもこうにも。
ゲーム性が増すことには賛成なのでがんばってほしいところ。


さしあたってはこんな感じ。

虚空の旅人

2008-08-20 15:38:32 | 
守り人シリーズの4巻目、だと思って買ったんですが、何気にタイトルが守り人ではなく旅人。
読み始めてしばらくしてわかったんですが、主人公がバルサではなく、チャグム。
ていうか、バルサが一瞬たりともでてこないという。

んで、お話ですが、南の隣国サンガル王国の新王即位に使節として飛ばされたチャグムとシュガが現地での反乱というか陰謀に巻き込まれたり、
それを暴いたり、みたいな。
今までのファンタジーな異世界や隣り合う違う世界、ナユグの世界の話もがありながらも、
彼らの世界を取り囲む、国際情勢がかなり詳しく書かれだしてまして。
今回の舞台となったサンガル王国が海運をメインとする海洋商業国であったこともあって、
そこの王権と覇権、海運を狙っての侵攻計画。成り上がりであるサンガル国を取りまとめる女性優位の処世術等。

いままでひとつふたつの国家が出てくる程度だった世界が一気に広がって、面白さが広がったというか。
権謀術数うごめく政治の世界を見つつ、あえて逆らおうとするチャグムのかわいらしさとか。
現地で出会う王族との交流とか。
えらい躍動感というかスピード感あってとても楽しめました。

どうやら解説やあとがきをみると、この話を基点としてまた話が大きく動き出すようで、
続刊が気になる限り。
ていうか、文庫化の刊行スピード1年に1巻って遅すぎませんか。
4ヶ月に1回くらいにならないかなぁ。
待ちきれません。