夏コミの戦利品の一つ。そして、今回の夏コミの主目的だったものの一つ。
サークル「Laugh Sketch」の波多緒理樹さんの本。
ちなみにサイトはこちら。ちかぢか移転するらしいですが、一応。
んで、タイトルに「続」がついているとおり、以前出された律子本、「MY FAIR LADY」の続編的な物。
まぁ、今回のだけでわかるように粗筋が冒頭にあり、
そのうえ、自分は既刊も持っていて、読んでるのでそのあたりは比較的どうでもいいんですが。
内容的には、律子トゥルーエンド後、Pが社長として、律子がプロデューサーとして活動するお話。
作者の波多緒さんも言われているように、よくも悪くも、律子のエンディング後の話というのは、
比較的よく見る題材というか、ネタです。
が、まぁ、だからこそ、作者さんの個性、解釈、表現に大きな差が出てそれぞれを楽しめるんですけど。
今回の本も、また、その解釈が良くて。
序盤では、プロデューサーとアイドル。という関係だった二人が、社長とプロデューサーという関係にかわった、
という所をネタにした話で。
この話中では、律子たちは、765から完全に独立し、新プロダクションとして活動しています。
ゆえに律子がプロデュースするネタでは良く見る年少組みが一緒にいるとか、
(そういえば、公式の小説でも春香をプロデュースしてましたね、律子)
そういうことはなく。
さらにいえば律子のプロデュースしているアイドルも作者さんのオリジナルなキャラです。
だからこそ何ですが、「立場」が変わったということがしっかり意識できて、良い物になっています。
PはPでちゃんと独立した社長、という今までよりもっともっと責任のある立場になり、
律子は律子で、Pとアイドルの関係、ではなく、上司と部下の関係になり、(そして、ふたりはできてる)
お互いに立場が変わり、新しい環境に挑みつつ。というのが、また、なんとも。
んで、後半は、プロデュースしているアイドルが、律子の「魔法をかけて」をカバーしたいと言う話。
それに付随し、律子は昔のアイドル時代を思い出して……ってなの。
前述の完全に独立、って言うのは、魔法をカバーするときに律子たちが765プロに挨拶に行く、というので、
またアクセントとして効いているんですが。
プロデューサーになった後、アイドルであった日々を思い出し、という律子と、
共にプロデューサーとして律子と共にいた日々をおもいだすP。
お互いに微妙に違いながらもこれからも前進していきますよ。という二人。
いやぁ、ほんとにいいなぁ。
あとは、まぁ、
甘えるなんて恥ずかしいって言う律子のかわいらしさとか、
律っちゃんの膝枕すげーいいなぁとか、
ハイヒールで躓く律子を支えるP、GJ、つか律子かわいいなぁ、とか色々盛りだくさんでした。
唯一問題点つーか、自分が買いにいくの若干遅れたせいで、夏コミでのコピー本を買い逃したのが、心残り。
どこかで再録されるらしいので、期待してますが。
いやぁ、いい本でした。
サークル「Laugh Sketch」の波多緒理樹さんの本。
ちなみにサイトはこちら。ちかぢか移転するらしいですが、一応。
んで、タイトルに「続」がついているとおり、以前出された律子本、「MY FAIR LADY」の続編的な物。
まぁ、今回のだけでわかるように粗筋が冒頭にあり、
そのうえ、自分は既刊も持っていて、読んでるのでそのあたりは比較的どうでもいいんですが。
内容的には、律子トゥルーエンド後、Pが社長として、律子がプロデューサーとして活動するお話。
作者の波多緒さんも言われているように、よくも悪くも、律子のエンディング後の話というのは、
比較的よく見る題材というか、ネタです。
が、まぁ、だからこそ、作者さんの個性、解釈、表現に大きな差が出てそれぞれを楽しめるんですけど。
今回の本も、また、その解釈が良くて。
序盤では、プロデューサーとアイドル。という関係だった二人が、社長とプロデューサーという関係にかわった、
という所をネタにした話で。
この話中では、律子たちは、765から完全に独立し、新プロダクションとして活動しています。
ゆえに律子がプロデュースするネタでは良く見る年少組みが一緒にいるとか、
(そういえば、公式の小説でも春香をプロデュースしてましたね、律子)
そういうことはなく。
さらにいえば律子のプロデュースしているアイドルも作者さんのオリジナルなキャラです。
だからこそ何ですが、「立場」が変わったということがしっかり意識できて、良い物になっています。
PはPでちゃんと独立した社長、という今までよりもっともっと責任のある立場になり、
律子は律子で、Pとアイドルの関係、ではなく、上司と部下の関係になり、(そして、ふたりはできてる)
お互いに立場が変わり、新しい環境に挑みつつ。というのが、また、なんとも。
んで、後半は、プロデュースしているアイドルが、律子の「魔法をかけて」をカバーしたいと言う話。
それに付随し、律子は昔のアイドル時代を思い出して……ってなの。
前述の完全に独立、って言うのは、魔法をカバーするときに律子たちが765プロに挨拶に行く、というので、
またアクセントとして効いているんですが。
プロデューサーになった後、アイドルであった日々を思い出し、という律子と、
共にプロデューサーとして律子と共にいた日々をおもいだすP。
お互いに微妙に違いながらもこれからも前進していきますよ。という二人。
いやぁ、ほんとにいいなぁ。
あとは、まぁ、
甘えるなんて恥ずかしいって言う律子のかわいらしさとか、
律っちゃんの膝枕すげーいいなぁとか、
ハイヒールで躓く律子を支えるP、GJ、つか律子かわいいなぁ、とか色々盛りだくさんでした。
唯一問題点つーか、自分が買いにいくの若干遅れたせいで、夏コミでのコピー本を買い逃したのが、心残り。
どこかで再録されるらしいので、期待してますが。
いやぁ、いい本でした。