著者は井村君江という方。
以前、W.B.イエイツの「ケルトの薄命」の翻訳や「ケルトの神話」を出している人で、
その縁もあって名を覚えていたので購入してみた。
元々アーサー王とかその手のは大好物でしたし。
アーサー王の物語の歴史的変遷を軽く紹介しながら、それぞれのエピソード、
例えば、アーサー王とマーリンについて、アーサー王の誕生について、
グィベネヴィアとアーサー王との結婚、円卓の騎士たちとの黄金期、冒険、
ランスロットとグィベネヴィアの恋愛、トリスタンとイゾルテの悲恋、
聖杯探求のそれぞれの騎士の冒険、ランスロットとの諍い、戦争、
アーサー王の死など、を紹介していく形式。
一本道の時列系に沿った書き方ではなく、エピソード事に多少の時間のずれなどがあるんですが、
それぞれに、そのお話異説や伝わっている書物ごとの解釈、それの変遷、
例えば恋愛に関しては騎士道の女性に対しての接し方の変わり方、
などが細々と説明されながら入っていて、
またエピソードごとに基本的に独立して読めるので、今まで読んだその手の伝承とかの本よりも、
随分と読みやすく、楽しみながら読む事ができました。
なんだろう、伝承とか民話とかのそれよりも、随分と読みやすいように書かれている感じ。
そんなわけで、その手の本にしてはとても読みやすく、かつお話としても面白く、
その手の若干の学術的お話もあって、とても楽しめでした。
割とお勧め、そんな本でした。
以前、W.B.イエイツの「ケルトの薄命」の翻訳や「ケルトの神話」を出している人で、
その縁もあって名を覚えていたので購入してみた。
元々アーサー王とかその手のは大好物でしたし。
アーサー王の物語の歴史的変遷を軽く紹介しながら、それぞれのエピソード、
例えば、アーサー王とマーリンについて、アーサー王の誕生について、
グィベネヴィアとアーサー王との結婚、円卓の騎士たちとの黄金期、冒険、
ランスロットとグィベネヴィアの恋愛、トリスタンとイゾルテの悲恋、
聖杯探求のそれぞれの騎士の冒険、ランスロットとの諍い、戦争、
アーサー王の死など、を紹介していく形式。
一本道の時列系に沿った書き方ではなく、エピソード事に多少の時間のずれなどがあるんですが、
それぞれに、そのお話異説や伝わっている書物ごとの解釈、それの変遷、
例えば恋愛に関しては騎士道の女性に対しての接し方の変わり方、
などが細々と説明されながら入っていて、
またエピソードごとに基本的に独立して読めるので、今まで読んだその手の伝承とかの本よりも、
随分と読みやすく、楽しみながら読む事ができました。
なんだろう、伝承とか民話とかのそれよりも、随分と読みやすいように書かれている感じ。
そんなわけで、その手の本にしてはとても読みやすく、かつお話としても面白く、
その手の若干の学術的お話もあって、とても楽しめでした。
割とお勧め、そんな本でした。