今日は
父の命日
もぅ
20年も
経つのだなぁ・・
月日の流れは
ほんとうに
早い
父と
いのちのバトンリレーを
するように
この世に
生を受けた
ムスコ宛てに
成人式の案内が
届いていたの
ですもの!
10年ひと昔
ともすると
ふた昔
かぁ・・
でも
記憶も
想い出も
強すぎて
濃すぎて
色褪せるどころか
日に日に
色濃くなるばかり
ディズニーピクサー
エグゼクティブ
プロデューサー
ジョン・ラセター氏が
おっしゃっていた
「大切なヒトを
失なっても
そのヒトは
消えた訳ではない
きっと
次の瞬間には
自身の一部と
なって
チカラになって
行く筈だから」
と
父を送ったときに
たしかに
絶望の淵に
佇む感は
無かった
きっと
見守っていて
くれるから
大丈夫
越えて行ける
そう
引き上げて
もらうコトの方が
多かったと
想うから
この
20年は
特に
いい出逢いに
恵まれ
救われ
父を失なったコト
で
ポッカリ
空いたと
思われた
場所は
穴
ではなく
余白
だというコトを
確信するに
充分過ぎるほどの
輝かしい月日
だったと
誇らしく
想えるほど
いつも
変わらぬ笑顔の写真に
手を合わせながら
呟く
「あなたの娘に
生まれてよかった
真っ直ぐに
駆け抜けた
お父さんに
恥じぬよう
自分には
正直に
ワタシも
生き抜くから」