させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

懐かしの涼菓

2012-06-25 09:24:49 | 日々のこと
THE梅雨ですね

みなさま

いかが

お過ごしでしょうか


ココロの湿度は

快適に

調整できてますか


ドライ過ぎても

淋しいものだし

自分のココロなのに

自身だけじゃ

どうしようもなかったり

難しいモノです


季節も

体感する前に

予測してしまう

昨今

よく幼い頃を

思い出します


知らないことの

シアワセとか

無邪気さの

残酷さとかも


いやいや


そんな哀しい話

なんかじゃなくて


何がスキだったかなぁ

とか

大きくなったら

してみたいって

思ってたコトは

とか

そんな

爽やか

ノスタルジックの

次元でしたわ


その代表格

「おやつ」


三人兄妹でしたから

いつも

三等分でした


週二回の

当番制で

二百円握りしめ

近所のスーパーに
(マイショップうえだ)

お菓子を

買いに行かせられるのは

楽しみでもあり

プレッシャーでも

ありました


兄たちの嗜好や

季節感

お腹いっぱいになる量

あれやこれやを

思考し

あまり豊かでないで

あろう

我が境遇を憂い

日々吟味したものです


ある暑い夏の日

どうしても

食べたくて

どうしても

実験みたいに

作ってみたくて

買ったのが

写真の

ハウスシャービック


帰宅直後は

「なんですぐ

食べれんとば

買ってくるとや~」

そう

罵倒されたのです

およよん

でも

小さなアドベンチャー達

当時

近所のトモダチが

定期購読していた

憧れの

「学研の科学」

その付録実験の

つもりで

狭い台所に

肩寄せあい

なんども

霜だらけの

小さな冷凍室の

製氷器で

なかなか

固まらない

ソレを

味見と称して

交互に

舐めていったっけなぁ


今なら

食べたいモノを

すぐに

食べられる

欲しいモノは

ヒトリにヒトツ

それが

当たり前になった


これを

哀しいコトとは

思わない

爽やかな

「成り上がり」だと

矢沢永吉の

コトバでも

拝借しよう


兄たちも

あの頃を

想い出すのかな

あの

何かが

足りないのに

強烈な連帯感だけは

あった

幼少期は

今の彼らの

何らかの

原動力に

なっているのだろか


滅多に

逢わぬが

もしも

遊びに来てくれる

その時には

シャービックを

おもいっきり

食べさせて

あげようかな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする