考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

わかりやすいと言われても

2009年06月23日 | 教育
 たぶん、卒業生からだと思うが、どうやら私の授業がわかりやすいという噂?があるらしい。以前もあったけれど、そう言われても困る。
 授業は、生徒と先生が共に作り上げていく。しかも、継続することで授業内容の理解を深めていくものだから、時々質問に来られても、できるようになるわけでない。
 質問は、自分の授業担当者に聞きに行くこと。これが基本である。でないと、学校の雰囲気も悪くなる。
 と言うわけで、先日、一人目はついうっかり間違えて答えてしまったが、次からは断った。
 職員室の廊下で、何の教材かわからないが捕まって、「辞書を引け」と指導したら日本語だけを見ていたので「用例を調べよ」と言って、見付けさせた。すぐに分かる。「ほらほら、ちゃんと書いてあるでしょ。」--それで、終わり。

 ほりに聞くより、辞書に聞け。

 他の先生の方が、英語は絶対によくご存じで、造形も深いはずなのだ。
 うん、私の方が、出来ない生徒に近いのだろう。(笑)

 私は英語があまりできない。(とっても優秀な英語の先生のブログに「英語教師は英語ができることが条件」みたいなことが書いてあったのを読んだときは思わず赤面した。)でも、どうしたら、読めるようになるか、書けるようになるれるかは、今教えているレベルの生徒程度なら、多少はわかっているつもりだ。その方法を教えている。(この本を読め、とか、ラジオ講座を聴け、とかいう方法ではない。)

 それにしても、トシを取ってからの方が、授業内容が変化している。若いときの方が通り一遍だった気がする。
 去年と今年でも、変化しているように思う。「基本に戻る」が、もう、相当に徹底してきていると思う。
 でも、ときどき、間違った方向を向くことがないと言わないから、気をつけないといけない。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読後感? (わど)
2009-06-24 06:44:35
>「英語教師は英語ができることが条件」みたいなことが書いてあったのを読んだときは思わず赤面した。


はははっ。
返信する
どうも (ほり(管理人))
2009-06-24 22:01:16
へへへっ。
返信する

コメントを投稿