☆ いんくる~しぶ・は~つ ☆ 

  Inclusive・Hearts いま、ここから。

3年目の収穫

2010-10-31 13:27:05 | 

あまりの嬉しさに
収穫直後の写真を撮り忘れた。

今まで
豆まいて
ポットで発芽させて
畑に植え付けて
毎日水をやって
繁ってきた繁ってきたと喜んでいても
カメムシに養分を吸い取られて
ちいっとも実がつかなかったエダマメ

エダマメが採れたらビアパーティーしようね。
って言ってたのに、
空振り、がっかりすること2年。

今年
夏の異常気象で
他の作物はほとんどだめ。
だったけど、
ようやく膨らんだ。

なんかほっと一息。
ほのぼのうれしい収穫でした。


「よかったなぁ」!

2010-10-29 21:57:52 | インクルーシブ・ライフ 

******************************
         よかったなあ
                   まど・みちお


         よかったなあ 木や草が
         ぼくらの まわりに いてくれて
         目のさめる みどりの葉っぱ
         美しいものの代表 花
         かぐわしい実

         よかったなあ 草や木が
         何おく 何ちょう
         もっと数かぎりなく いてくれて
         どの ひとつひとつも
         みんな めいめいに違っていてくれて

         よかったなあ 草や木が
         どんなところにも いてくれて
         鳥や けものや 虫や 人
         何が訪ねるのをでも
         そこで動かないで 待っていてくれて

         ああ よかったなあ 草や木がいつも
         雨に洗われ
         風にみがかれ
         太陽にかがやいて きらきらと

********************************
きょう、読み聞かせ講座で
この詩の朗読をした。
講師は朗読家の下中恵子さん。

詩の心を聞いている人に伝えるため
一言一言を大切にして
イメージして
そして
朗読する。

そこには若い先生も何人もいらして
子どもたちに詩の心を伝えるには
どう読んでいけばいいのか
何度も何度も読む。

国語の教師をしていて、
我流でいろんな話や詩を読んできたけど
こうして読むことにこだわり
作者の心を伝えていくことが
どれほど大切かわかった。

今はつたえる子どもたちはいないけれど
別の場面で誰かに伝えられるかもしれない。
そう思いながら、
「よかったなぁ」って思った。

詩の授業
擬人法・倒置法・反復法
主題は。。。
などというよりも
作者の心が伝わる読みを通して
大切なことが伝えられるのだと思った。

たくさんの先生たちが
下中さんの授業をうけたらいいのになって思った。


「ボーダーの子ども」?????

2010-10-20 09:57:18 | インクルーシブ・ライフ 
きのう友だちと話をしていて、
「ちょっと不器用な子どもとボーダーの子どもと
どっちがすごしにくいか?」
という話になりました。

「ボーダーの子ども」????
障害児ではないけれど、発達障害などで
他の子どもたちとボーダー「境界線」にいる子どもということでしたが、
発達障害ということが言われるようになってから
発達障害といわれる子どもたちも障害児の仲間入りをすることになった。

100人いたら6~7人の発達障害の子どもたちがいることが
いつのまにか教育界にも定着してしまって
親や教師の意識を蝕んでいる。

5歳児検診なるものが今行われていて
早期発見・早期療育などと言われて久しいが、
その可能性のある子どもたちが、療育センターなどを訪れている。

私は発達障害そのものが、どんなもので、どう診断されるのかがわからなかったので
医学関係の論文や専門書を読んだり、
精神科医・小児科医・心療内科医などいろんな人に話を聞いてみた。

「においで判断します。お宅といわれる人もなんとなく接していればわかるでしょう。それと一緒です」と言われる精神科の先生
「ADHDと言われて診察に来た子を通してADHDの子どもはこう行動するのかと学んでます」と小児科の先生
小児科の医師には、精神部門の診断はできない。
精神科の医師には、今まで大人の部門しか研究されてこなかったという。

一人の子どもが複数の医療機関を訪れて
「ADHD」と診断されたり、「広汎性発達障害」と診断されたり、「高機能自閉症」と診断されたり。。

かつては個性的な子ども、ちょっと変わった子どもで通っていたのに
「なんで???」と思う。
この6年あまり、ずっと気になって、ずっとこだわっているけれど
まだその不可解さから解き放たれない。

「発達」って「その子なりの成長」が「発達」なんじゃないの?
「発達」の「障害」って何?
「ボーダーの子ども」ってどんな子ども?

もうひとつのWeb投票

2010-10-19 08:38:58 | なんとなく私


お友達からメールが来ました。

今度はわんちゃんのアイドル投票。
日本ドッグアイドル2010
友だちのわんちゃん「くり」ちゃんが
近畿大阪北摂地区代表でノミネートされています。
「くり」ちゃんをよろしく。
2ページめの最後から2匹目です。
投票サイトはコチラ



どうやら、今、「こめつぶ」ちゃんと競い合ってて
50票ほど遅れを取っています。

普段はあまりWeb投票とかに興味はないのですが、
友だちのお願いとなると、
なんとかしなくっちゃ、と思ってしまいます。

こちらは一日一回 10月31日まで

ご協力、よろしくお願いします。


♪ハンカイセン♪ NHKオヤジバトルエントリー!!!

2010-10-15 10:25:42 | なんとなく私
前に紹介した友だちのバンドが歌  ♪ハンカイセン♪で、
NHKのオヤジバトルにエントリーしました。
ネット選抜ですって。
これはみんなにお知らせしないと!!!

投票は24日まで。
1台のPCからは一回だけ。

みなさん、ご協力お願いしま~~~~~~す。
みなさんの清き一票が、大阪を元気にします。


ということで、この「投票する」を開いてみて。

最近ずっと

2010-10-08 13:17:59 | インクルーシブ・ライフ 

複雑な心境で日々を過ごしている。

というのは

今年の4月から
地域の中学校にボランティアで介助に入っている。
週1回4時間だけ。

きのうはその中学校の体育大会。
私が入り込みをしている子どもも
当たり前にみんなと同じ競技に出場。
クラスの一員であることには間違いはない。

この中学校には基礎の教室というのがあって、
そこの先生方は
その教室に子どもたちがくるのを
広い心で受けとめている。

「ただいま」と言って
休み時間ごとに帰ってくる?子どもたち。

私は午前中4時間および昼食時もずっと教室にいる。
その基礎の教室に行くのが嫌だからともいえるし、
彼女が基礎の教室に行くのもいやだから。

でも私がずっと彼女のそばにいると
他の友達が彼女にかかわりにくいので
他の子たちと話したり
廊下で外を眺めていたり。。。

私がボランティアに行くことで
学校の先生の時間割にわずかばかりのゆとりができて、
他の自閉症の子どもを授業時間に
その基礎の教室でみることもある。

豊中では「取り出し」と呼んでいる授業形態。

いつも私がそこにいるなら
いっぱい言うけど、
たった週1回。
そこでもがいても
日常生活は別の流れをもってしまう。

ジレンマ。

はてさてどのようにアプローチしようか。
基礎の先生方はとっても熱心で、
その教室でうれしそうに子どもたちと話している。

基礎の教室にいることが「楽」なので
最近、休憩時間になると、「そこに行きたい」という彼女。
「他の友達と本読もうよ」と私。

特別支援学級の教室は「倉庫」にするのが一番いいと思っている。
または、他の子どもたちとみんなで遊ぶプレイルームか。
子どもに教室以外の居場所を作ったらアカン。
しんどかったら、他の子どもたちのように保健室にいくのも
いいと思っている。

なんか落ち着かないなぁ。