ずっと筆が止まっていました。
でも、やっぱり「一緒にいることから始まる」です。
一緒に居たくない人、一緒にいることが苦痛な人に
「こっちへきて一緒にあそぼ」とは言いません。
人は誰でも、一人の時間を持つことも大切です。
今週の水曜日、先生たちの研修会で、素敵な話を聞きました。
目の見えないクラスの子どもがいることで
子どもみんなへの声掛けの仕方が変わった話。
たくさんの人数で話を聞くとき
「みんな、こっちを見て!話す人をみて、聞きましょう」と言うけれど
見えない子どもがいると、言葉の1つ1つに注意を払うと
「みんな、声がするほうに、おへそを向けましょう」
聴覚障害の子どもがクラスに居たら、
またその声掛けも変わってくる。
そこに子どもがいるからこそ、どうしたらいいか考えることができる。
点字も、伝えるための大事な手段。
その子に何か伝えたい、
その子が何を考えているのか知りたい。
おのずとその方法を獲得していく。
学校の保健室だよりは、保健室の先生が
図書だよりは、図書室の先生が
点訳して、子どもに渡す。
今は、パソコンに打ち込んだら、点字変換してくれるソフトがあって、
それをマスターすればいいんだって。
私は手話も点字も、何度か習ったけど、使わないからすぐに忘れる。
伝え合いたい相手がいること。
そこから始まるんだなぁ。